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徒然日記

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[66]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年07月16日 (金) 17時14分
やさしさライセンス
- 誰もいない海を見てた -
至上最悪のクリスマス
勝ち組か、負け組か
「全ての大人たちを許さない」
泣いて土下座するまで許さねぇ
真夜中少年突撃団
俺以外に触らせるな
君を泣かせたかった
逃げていい?
身体置換
性別置換
楽屋もの
力関係変化
「腕は、背中にまわして…」
会いたい気持ちを我慢する。
キスしていい? (「〜いいですか?」「〜いいか?」など、語尾の部分は変更可)
想うほどに、募る。
出会いはこの場所
乙女心は複雑なのよ
傷付けあうだけの仲ならば
告白したのはどっちから?
好きだけど嫌い
愛しているのに憎んでる
痛いけど気持ち良い
触れたくないのに触れたい
天上にある地上
言いたくないありがとう
聞こえない音が聞こえる
鍵、掛けたっけ?
目の色
遠すぎる、でも近い
首に手を掛ける
腕を何度見たか
快楽を与えながら
求めすぎて
欲しい
欲しがることが怖い
偏愛することの重さ
想いの重さに潰される
一人よりも、一緒に
嫌い。でも、欲情?
好きだけど、壊したい
精神不安定
何も考えたくない
嘲笑うことの意味
涙が零れて、零れなくて
叫んで叫んで
循環する、狂い
壊して、壊されて
腕を振り上げて
愛してしまった
見てはいけない
苦しい想いの果て
泣いても変らない
縋りたい、縋られたい
胸を抱えて残像を消す
遠い世界の人
惹かれてしまった僅かな狂い
じゃれあいのキス
手を繋いで微笑んで
大嫌い?それとも大好き?
背中に寄り掛かる
ねえ、愛を聞いても良い?
だから一緒に居たい
温かいくせに冷たい
最後まで嘘吐きだったね
王子と王女と魔女
王とお后と開かずの扉
姫と花と鳥
林檎と鏡と短剣
狼と狐と兎
竜と塔と騎士
少年と小人と守られしもの
太陽と月と星
海と冒険と財宝
天使と悪魔と甘い罠
仲間の秘密
口から突いて出た言葉
ないものねだり
空火照り(夕暮れの意)
勝者は全てを手に入れる
Love is blind(恋は盲目)
抜けるほどの青い空
「廊下は走らない」
つまらないプライド
素朴な疑問
お祭り騒ぎ
捨て台詞
悪友
託されたもの
あなたは神を信じますか
形勢逆転
希望の星
100円分の貸し
ありがちな結末
天使の御加護よ
悪魔の声の囁き
悪魔に神の呪力
右手のぬくもり
指輪を外した薬指
必然の赤い糸
気が付かないで欲しいこと
幸福の王子
それでも好きなんです。
並木道を歩く
君の声で聞きたくて
目覚ましダーリン
会いたいときにあなたはいない。
爪先立ちのキス
世界は君で廻ってる
40時間の恋
キスだけじゃイヤ
薔薇の海
眼鏡越し君の笑顔
ちょっぴり苦手
体育館の裏
中間テスト
初めて笑った
携帯電話を拾う
思わぬ誤算
ケンカ友達だ
届かない手
君の与えてくれる痛みなら、たとえ裏切りでも愛しい。
それで幸せ?
昨日よりは今日の君を、今日よりは明日の君を愛したい。
仮面のような繕った笑顔
自分勝手な痛み
ポケットにしまった君の笑顔
この想いは棄てない。
残酷なことば
見え透いた嘘
自嘲的な笑み
チープな愛のことば
自惚れかもしれないけれど
左手の薬指は予約させて
どんなに苦しくても、明日も会いたい。
雨に隠れた、君の泣き顔
孤独さえも愛しい。
喜びを君にあげたい。痛みなら共有したい。
傷つけたくない、傷つけてしまいたい。
失望させないで。
名前のない関係
花さえも、色褪せる。
触れるのが怖い
いつか言いたかった言葉
今夜だけで良いから、私のことだけ考えて。
奇跡 ハイドン 〜交響曲第96番
熱情 ベートーヴェン 〜ピアノソナタ第23番
古城 ムソグルスキー 〜組曲『展覧会の絵』より
真夜中 ファリャ 〜バレエ音楽『恋は魔術師』より
天使は叫ぶ チャイコフスキー 〜合唱曲 作品番号なし
永遠の謎 ラヴェル 〜2つのヘブライの歌 第2曲
はた迷惑な微罪 サティ 〜ピアノ曲 作品番号なし
キスの試み ベートーヴェン 〜歌曲WoO.89
黒い騎士 エルガー 〜カンタータ Op.25
魔弾の射手 ウェーバー 〜歌劇『魔弾の射手』より
禿げ山の一夜 ムソグルスキー 〜交響詩『禿げ山の一夜』
ある魂の純な歌 メシアン 〜管弦楽曲
時の移ろい ハイドン 〜交響曲第64番
沈黙の眼差し メシアン 〜ピアノ曲
時にお前が泣くとしたら ルーセル 〜歌曲 Op.55-2
神々の黄昏 ワーグナー 〜歌劇『神々の黄昏』
生命の光 エルガー 〜管弦楽曲 作品番号なし
天の都市の色彩 メシアン 〜ピアノと管弦楽のための曲
恋のワルツを知ってるかい
ほらやっぱり、女の子は男の子のこと分かってないなあ
少し歪に見えるこの木箱には汚れた上履きと一通の
時々で良いから宿題を写させて
この唯我独尊男の口が縫いたい
雨が降りつける傘の下の黒猫と僕
このことは僕ときみの一生のヒミツにして欲しいんだ
雲の流れと同じくらいゆっくり歩いていこう
泣いても良いけど僕の胸は貸せないよ
今でも覚えている、きみの消えいりそうな笑顔
「ありがとう」の一言が言えないのは誰のせい?
おお、神さま。願わくはわたしに一握りの勇気を
真夏の海が光るのは太陽が海中の宝物を光らせているから
最終バスが来るまで後2分
屋上に居る今だけはきみの事だけ考えさせて
挫折は特に悪いことではないが良いことでもないね
逃げるが勝ち
諸悪の根源
押してダメなら
ここだけの話
ささやかな復讐
明日は我が身
絶対的強者
犬にかまれたと思え
してやられた
悪魔の囁き
目のやり場
四の五の言わず
扱いやすい
惑わせて欲しいの
人魚の棲む街
悪魔は二度囁く
ぬくもりのない抱擁
君のいた檻
かぐや姫の迎え
血となり肉となれ
人魚のいた街
私を愛するということ
果たしたくない使命
「大好き」の代わりに
悪魔の剥製
言いそびれたこと
永遠の檻
色の消えた街
予測不可能
馬子にも衣装
一蓮托生
ガラス越し
このまま手をつないで
いつも僕は恋するんだろう
優しさを胸に抱いて
僕が言う優しさとか
箱庭の空
”わたしは眠る”
『望みなき恋』
犠牲の羊
この胸に巣食う希望を
たとえば消えゆく雪のように
ただ果てなき夜の
振り向かない背中
地を這うことしかできなくても
心はいらない
生まれついた夜の深さを
そして誰もいなくなった
主よ、みもとに近づかん
死ガ二人ヲ分カツマデ
死に至る病
どうせ生まれて死ぬまで 俺は独りだ
染まりたくない、おまえの色なんかに
俺の中の黒に入ってくんな
テメェの甘くさい心理を俺に押し付けんな
迷惑だ
何言ってやがる
見捨ててけ。かまうな。
俺に関わるな。偽の笑顔なんて、いくらでもばら撒いてやるから
負け犬には近づくなって、言わなかったか?
てめぇの愛押し付けようとすんならもっと別の男を探すんだな
笑って迎えてやれば満足かよ
てめぇにやる心なんて ねぇよ
俺は君に好かれる程 いい男なんかじゃない
落ちる覚悟があんのかよ
君に対する笑みなんて 全て作り笑いだと気づいてよ。でないと、苦しい・・・
わかってんだろ?
てめぇがその手差し伸べたら 俺は舌噛み切って死んでやる
来たら・・・殺す。
てめぇに心配されるような人生は歩んできてねぇつもりだが?
俺を無様にするような行為は、しないで。
君の恨みが僕を殺してくれたら 僕はそれだけで幸せだ
俺は目的が達成できれば、それでいい。
俺(おまえ)の中にある感情を認めてやるほど、俺が寛大な男に見えるか?
だとしたら、見当違いだ。
君が生きるために、俺を殺せばいい
‘泣いてる’なんて、言うな。
たとえ泣きたくなったとしても、てめぇの胸だけは、借りねぇ。
気づきたくねぇんだ。(まだ。)
見たくねぇ、俺を揺さぶるもの、何も。
てめぇには、何もみせねぇよ
なんて言やぁ てめぇは満足なんだよ
恨まれたほうが、マシだ。
泣かせてみろよ。
てめぇには崩されねぇ。ぜってぇにな。
泣くぐらいなら、近寄んな
「一緒に帰ろう」
「お月様だけが知っている」
「出せずに破いたラブレター」
「お幸せに」
「手を繋いで歩こう」
「可愛い人」
「視線が交差する」
「欲望と理性」
「出会いと別れの季節」
「とある少年(青年)の苦悩」
「好きとは言えない」
「愛しすぎて」
「友情と愛情の狭間で」
「キミが例え、僕以外の誰かが好きでも」
「嫌われたくない」
「生死を賭けて君と交わすもの」
「すれ違い」
「触れる事すら叶わなくて…」
「夢の中でなら言える」
「友情だと思ってた」
「どれだけ体を重ねても、君に伝わらない」
「気持ちを押し殺して」
「愛しすぎて、君を傷付けてばかり」
「どうしても届かない」
「結ばれぬまま、朽ち果てても…」
「眠る君の隣で」
「歪んだ愛情表現」
「貴方のためなら死ねる」
「手が触れただけでドキドキ!」
「君が気になる」
「恋焦がれ」
「友情と言うには、あまりに大きすぎて…」
「愛してるからこそ、別れを選んだ」
「焦燥感」
「遠くからそっと見守る恋」
「友達以上恋人未満」
「ストイックな関係」
「冗談? それとも本気?」
「気持ちが空回り」
「身分違いの恋」
「この気持ちが、愛なのか憎しみなのか解からない」
「その笑顔が、僕を幸せにする」
「お前だけには負けない」
「サヨナラなんて言うなよ」
「毎日電車の中で会う、名前も知らない貴方へ」
「本当は抱きしめたい」
「恋慕」
「愛なんて大袈裟な事じゃなくて」
「一緒にいられるだけで幸せ」
退化する指先
侵食する白
純粋な腐食
壊れた腕時計と千切れた左手首
麗しの渇いた君
呪い殺された呪術者
受け継がれた嘘
耳障りな静寂
音を立てて崩れるケーキ
一方通行の両端
価値ない深愛
ゴミだめに捨てられた未使用の愛
自惚れた自己犠牲
わがままと自己中の花束を
望まない希望
計算された奇跡
君を愛さない恋物語
語られない物語
譲り合う憎しみ
幸福を分け与える悪魔
脱力する力強さ
枯れないつぼみ/咲かない花
黒い蝶、赤い羽根
さようなら、生きていく君よ



[65]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年07月04日 (日) 14時34分
ギリシア世界

@エーゲ文明(青銅器文明)

A.クレタ(ミノス)文明 紀元前2000年〜紀元前1400年
 ギリシア系ではない先住民族
  ↓ 中心地はクレタ島のクノッソス
  ↓ ↑イギリスのエヴァンズが発掘
  ↓ 特色としては平和で明るい海洋文明で
  ↓ 海上貿易を行っていた
  ↓ 文化は絵文字と線文字A(未解読)
 ギリシア人の一派のアカイア人が破壊した?

B.ミケーネ文明 紀元前1600年〜紀元前1200年
  アカイア人中心
  ↓ 中心地はペロポネソス半島の
  ↓ ミケーネ・ティリンスが中心で
  ↓ ドイツのシュリーマンにより発掘された
  ↓ 特色としては力信仰があり好戦的で
  ↓ クレタを模倣したようだった
  ↓ 文化は線文字Bでイギリスの
  ↓ ヴェントリスが解読済
 後にスパルタをつくる、ドーリア人の侵入により滅亡

・トロヤ文明 紀元前26世紀〜紀元前15世紀
  民族系統は不明
   クレタ文明の影響、シュリーマンが発掘

Aポリスの成立と発展

 紀元前8世紀頃にポリスの形勢
   有力な人々、つまり貴族が主となり、
   アクロポリス(城山)とアゴラ(広場)を中心に
   集住(シノイキスモス)して建てた独立の
   小都市国家

  ギリシア人は同族意識が非常に強く、
  自分たち(同民族)をヘレネス、
  異民族をバルバロイと呼んでいた。
  ギリシア人共通の民族意識の自覚は、
  共通の言語(ギリシア語)・宗教(オリンポスの
  12神)やオリンピアの祭典、デルフィの神託、
  オリンポスの12神の話を書いた詩人のホメロスの
  詩を信じていたことからできたと考えられる。

  人口増加と土地不足に伴い、植民市の建設を行った。
  例として、現在はイタリアのマルセイユである
  マッサリア、フランスのナポリであるネアポリス、
  イスタンブルであるビザンティオンがあげられる。
   ↓
  このことにより、貿易が拡大し、商業が発展して、
  平民が富裕化し武具の価格が低下して、
  平民主体の重装歩兵が誕生した。
  それまでは軍役の義務は参政権を得るための条件
  としてあったものの、武具は自弁で平民の武装は
  不可能であり、貴族(重装騎兵)が政治を
  独占していた。

 ★スパルタ
  ・ドーリア人が商工業に従事し、自由だが参政権が
   無く、軍役の義務があるペリオイコイと、
   奴隷身分の農民であるヘイロータイ(ヘロット)を
   支配していた
  ・リュクルゴスの制という、国防やヘイロータイの
   反乱防止のための軍国主義的な生活規定があった

Bアテネの民主政

   貴族の第一人者の王政だったが、オリエント的な
   専制君主ではなかった
    ↓
   貴族が政治の独占をしていた貴族共和政と
   なったが、重装歩兵が戦力の中心になったことに
   より、平民が参政権を要求した
    ↓
 民 ・紀元前621年頃にドラコンの立法により慣習法が
    成文化された
 主 ・紀元前594年頃、ソロンの改革として、市民の
    奴隷化防止のために債務の帳消しと財産に
 政  応じた権利と義務の財産政治が行われたが、
    失敗に終わった
 へ ・紀元前561年〜紀元前528年にペイシストラトスの
    独裁、要するに 主政治が行われた
 の ・紀元前508年にクレイステネスの改革として、
   貴族勢力の抑止のために政治改革が、
 流   主の出現防止 のために陶片追放制度
    (オストラシズム)が行われた。
 れ

Cペルシア戦争(紀元前492年〜紀元前449年)

 契機としては、イオニア人植民市のミレトスの
 アケメネス朝ペルシアに対する反乱があげられるが、
 真の原因としては、地中海・黒海の商業圏をめぐる
 アテネ等とアケメネス朝ペルシアに保護されていた
 フェニキア人との対立があったと考えられる。

 経過
  ・第一回遠征では、ダレイオス1世が艦隊派遣する
   も、上陸直前に嵐に遭い、撤退。
   ギリシアの不戦勝となる。
  ・第二回遠征では、ダレイオス1世がギリシアに
   臣従を要求したが、アテネが拒否したため、
   紀元前490年にマラトンの戦いがあり、
   アテネが勝利した。
  ・第三回遠征では、ダレイオス1世の息子、
   クセルクセス1世が親征を行った。
    ・紀元前480年にテルモピレーの戦いで
     スパルタ軍が全滅するも、
     スパルタはその強さを証明した
    ・同年の紀元前480年にサラミスの海戦が
     行われた。開戦の前にデルフィの神託で
     「木の壁を作れば勝てる」と受けていた
     アテネは、テミストクレスの
     「木の壁は船だ」という言葉により、
     ポリス中から船を集めていた。
     無産市民がこぎ手として参加していた。
     アテネの勝利に終わる。
     余談だが、その後テミストクレスは
     陶片追放を受けて激怒し、
     アケメネス朝へ亡命した。
    ・翌年、紀元前479年のペラタイアの戦いで
     ギリシア連合が勝利し、     
     カリアスの和約が結ばれた。

 結果、ギリシア側が勝利し、影響としては、
 サラミスの海戦でこぎ手として参加した無産市民の
 活躍により、自由民(市民)が参政権を得た

 ★アテネの民主政完成期、ペリクレス時代
   ・デロス同盟でアテネが盟主となり約200の
    ポリスが加盟していた。
    盟主となり調子に乗ったアテネにスパルタは
    敵対心を抱いていた。

   ・民会は最高の議決機関であり、参政権をもつのは
    18才以上の男子市民で、直接民主制だった
   ・公職はくじ引きで選出され、将軍だけは
    例外として選挙で選ばれていた。
   アテネの民主制完成期が、ペリクレス時代と
   呼ばれる由縁はペリクレスが15年間連続で
   将軍に選ばれていたからである。
   *ここで誤解してはいけないのが、民主制とは
    いえど、その土台に奴隷制だということである。


続き〜
[67]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年07月18日 (日) 10時01分
Dポリスの衰退
 ・ペロポネソス戦争(前431年〜前404年)
   アテネ vs アケメネス朝が押すスパルタ
        ↓
   スパルタの勝利。
   しかし次にはスパルタが調子に乗り、
   他のポリスに自分たちの政治性を強制したが、
   当時民主制だった彼らには受け入れられなかった。
        ↓
 ・レウクトラの戦い(前371年)
   スパルタ vs アケメネス朝が押すテーベ
        ↓
   テーベの勝利

  しかし、ポリスは衰退していく。
  理由として、絶え間ない戦争による、
  農業の荒廃と自営業の没落によって、
  武具の自弁が不可能となり、
  自分たちのポリスは自分たちの命をかけて守る
  というギリシア人の誇りが崩壊した。
  これにより、重曹歩兵の崩壊を招き、
  傭兵が普及した。
  この時に行われた政治形態は、
  調子の良い民衆のご機嫌とりをする
  デマゴーゴスという扇動政治家によって
  行われた民主政治の堕落した形で
  衆愚政治と呼ばれる。



雲の流れと同じくらいゆっくり歩いていこう
[64]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年07月04日 (日) 13時07分
 風が吹けば、流れてゆく雲のように。ただそれを見上げ、空を掴むように空を掴んだ。

「また寝てるのか?」
「…いや、寝てないけどね」
「なんだ、また間抜けな顔をして寝ているのかと思ったぞ」
「間抜けって…相変わらずきみは厳しいねぇ……」
「そうだろう?間抜けとしかいいようもないほどだったぞ。よだれ垂らしてたしな」
「マジでっ?!」
「何見てた?」
「へ?」
「今、何を見てた?」
「ああ……、雲、かな?いや、空??」
「どっちなんだ?」
「ん〜…どっちも??」
「もういい」
「あ、なんだよ、きみが聞いたんじゃないか!」
「気にするな、アホヅラして何してたのか知りたかっただけだ」
「………ひっどいなぁ、セブルス……」
「自業自得だ」
「……あっそ」
「………何見てたんだ?」
「…もういい、んじゃなかったの?」
「だから、本当は、何見てた?」
「…何も、かな。何も見てない。ただぼーっとしてて…それだけ」


つづく



It can sleep and good boy.
[62]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年07月03日 (土) 19時04分
「眠いのか?」
「そうだね、目を開けるのさえ億劫で」
「息をするのも面倒だ」
「よくわかったね」
「おまえも何故生きているのかと自問するやつだろう?」
「きみもね、そうだろ?そして、」
「自答する」
「でも曖昧で」
「そう、結果的には何も解決していない」
「うん、そうだ。何も変わらない」
「何かが変わると?」
「そうだね…変わればいいって思ってるくらいかな」
「それだけか?」
「だって、わかってもきっとほとんど何も変わらなさそうだしさ」
「確かにな、何も変わらない。きっとな」
「珍しいね、きみがそんなこと、言うなんて」
「眠いのか?」
「どうかな?そうなのかもしれないし、そいうじゃないのかもしれない」
「要するに眠いんだろう?」
「わからないよ、自分の事だもの」
「自分の事なのに?」
「うん、だからわからないんだよ」
「自分の事だからわからないということはよくあるからな」
「きみにもあるの?」
「さあ、わからないな」
「意地悪だねぇ…」
「お前の方がよっぽどだがな」
「じゃなきゃ嘘つきだ」
「そっくりそのままお返ししよう」
「ほら、やっぱり意地悪じゃないか」
「眠いのか?」
「どうしてそう思うの?」
「眠そうだからだ」
「よくわかったね、眠いよ。眠い、でも恐い」
「何が?」
「目を開けるのさえ億劫で」
「このまま目が覚めないんじゃないか」
「そう、思うわけ」
「よくあることだな」
「やっぱり?」
「ああ、でもそんなことは有り得ないから、さっさと眠れ」
「だから恐いって言ってるじゃないか」
「起こしてやるから」
「きみが?」
「無理にでも目を開けてやろう」
「なんか恐いね」
「今度は何がだ」
「きみが優しいのが」
「失礼だぞ」
「ごめん、でも嬉しくてさ」
「もう眠れ」
「なんで優しいの?」
「もう何日も寝てないんだろう?」
「答えてよ」
「眠気で意識も白濁としているやつに答えるつもりはない」
「厳しいね」
「当たり前の事だ」
「でも嬉しいよ」
「早く寝ろ」
「きみが、ぼくのこと好きだったら……よかったのに、ね………」

「ずっと前から、望まなくてもそうだったさ」

「静かに眠ると良い。例えおまえが嫌がっても、わたしが無理にでも、起こしてやるさ」


『眠れ、よい子よ』


感激の言葉
[63]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年07月03日 (土) 19時11分
セブジェが、増えているのです!!
やーもう!やーもう!!
ヤッタネ!!!
セブルスとジェームズは仲良いんだよ!!やっぱ!!!
んでもライバルで敵同士。
ファッジが言ったあの言葉。
そうつまり、こころの奥底で。
二人ともすなおじゃないから認められないんだね!!
そして憎みあってるってことになって、二人は仲が悪くなっちゃったんだよ、きっと!
心の奥底にある愛情からくる憎しみで、二人はお互いを思ってるんだよ。
好きだから、憎くて、傍にいると我慢出来ない。
けれどつなぎ止めていたくて、だから手を伸ばして、届きそうになったら引っ込める。
臆病な二人なんだよ。
愛に対して、この上なく臆病なんだよ。
愛される事を望んでるくせに、きっと愛されることが恐いんだね。



[masochistic]
[61]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年07月02日 (金) 17時02分
 なにがそんなに恐いのか、怯えた小動物のように、他者との接触を避けている。


「待つんだ、ジェームズ」
 教師として当然の言葉を吐けば、忌々しそうな顔をしてこちらを見返す。
 どうもよくわからない。こっちのほうのジェームズは。
「まだ何か?」
 寮に帰りたいんだけど?と、身長差の関係上、見上げるようになっている目線で言ってくる。
 ただ、伝えておきたかったのだ。
 彼が、ジェームズを再び傷つけると思っている、両親は、本当にいい人たちで。私の親友だった。なにより私は、彼らを愛していたし、彼女を愛していた。同時に、二人を憎んでもいた。仲間はずれになったようで、寂しかったのかもしれない。我ながら、子供っぽいと思っている。

「…あんまり、嫌うものじゃない」
 ぴくり、とジェームズが体を震わす。
「なん、だって…?」
「嫌うんじゃない、と言っているんだ。彼らは本当に、素晴らしい人たちだよ。おまえには、わからないかもしれないけれど…あの人と接触するまでは、本当に………」
「黙ってよ、じゃあ何?虐待するやつはみんな素晴らしいやつってわけ?それじゃほとんどのヤツが、自分のこどもに虐待してんの?違うでしょ。あいつらが優しかったのはあんたにだけで、おれ以外のやつにだけで、おれじゃないんだ。いいだろ、別に。おれが嫌ったって。あんたには関係ないし、それに、おれ以外のやつみんなに好かれてるんだから、それでいいじゃんか。なんでおれが、嫌いな奴らの事、好きにならなきゃいけないの?また二の舞にする気?またあのコを傷つける気?確かにさ、助けてくれたのはあんただった。でも、おれは許してない。本当はあんたがあのコに近づくのも許せない。だってあんたはあいつらを愛してるんでしょ?憎んでもいるし。だからあんたは、あのこを…愛情でもない憎しみからくる目で見てるんだ」
 一瞬、息が詰まった。何も言い返せなくなったのだ。
 いつも口数は、あのコよりも少なめだった。だから、彼がこんなに話すのを見て驚いたのもある。そしてなにより、自分がそれに気付くのに何年もかけてしまったにも関わらず、彼には気付かれていたのだ。

「………もう、あいつらの話なんか、絶対しないで」
 ぼそりと唸るように言うと、さっと身を翻した。
 咄嗟に、その腕を掴む。
 その細さに、目を見張る。こんなにも細かったのかと。
 服の上からでは、よくわからなかった。クィディッチをやっているということで、鍛えられた体をしているものだと考えていたのだ。

「離せよ!!」
 躍起になって、私の腕を振り払おうとする。
 今ならわかる。
 さっきの彼の言葉には、私への制止だけではなく、彼の本音も含まれていたからだ。
 だから咄嗟に、手を伸ばしたのだ。そしたら、届いたから、離してはいけないと思った。
「離せってば!まだ何か言う事でもあるわけ?!」
 ばっと振り向いて、再度私の手を振りはらおうとしたが、相手は子供で、私は大人だ。彼で子供であるということと、私が大人であるということの力の差は大きい。子供が、大人の腕力に叶うわけがないのだ。けれど彼は一向に諦めようとしなかった。

「何なんだよ!そんなにあいつらが大事?!」
『あんたも俺よりあいつらの方が大事なの?』
「そんなに愛してた?」
『だからおれを憎んでるの?』
「だったらそれでいいじゃない!そこまでして、あんたが心底嫌って、憎んでる、おれにまで愛させて、あいつらを世界でいちばん愛されてる人間にしたいのかよ!」
『でもおれは、愛するってどういうことなのか知らないから無理だよ?』
 知らないから恐いのか、恐いから知らないままでいたいのか。どちらにせよ、両親に愛された記憶のないこの子に、酷な要求をしていたのだと気付く。

「もう、離せよ……っ!!」
『優しくする気がないなら、離してよ』

 目の前のこどもは、自分が恐れるものから逃れようと身を捩っていた。
 彼の手に握られている、彼の父親の眼鏡が、みしりと音をたてる。割れて怪我でもすれば、大変な事になるのに、頓着もせず握りしめている。

「離してよ………」
『離さないで』


 やりきりない気持ち。何も分かっていなかった自分への苛立ちが、体を支配した。
 守りたい。もう、恐がらなくてもいいように、恐れる事のないように、この子供を、まもってあげたい。
 憎んでいたと思っていた。けれど今は、それは全く逆になっていて。

 愛していると、伝えても彼はきっと信じない。

 引き寄せて抱きしめた。離れていかないように、強く。
 彼が驚いている好きに、その手から眼鏡を奪い取った。そのまま、遠くへと放りやる。

 お互いの熱が、伝わらないようになっているこの皮膚が邪魔だった。何もかもが、間にあるモノ総てが邪魔だった。
 なにもなければ、言えば通じて、抱きしめれば答えてくれたかもしれないのに。



「ばか、じゃ……ねーの………?」
「……そうだな」
「めがね、割れちゃうじゃん……」
「…別にいいだろう?」
「あいつの、めがね、だよ?」
「関係ない」
「………」


「あんた、ばかだね」
「そうかもしれないな」
「なにがたのしくて、おれにやさしくするのかわかんない」
「わからなくていいよ、恐いんだろう?」
「…………そうだね、そうかもしれない。恐いんだ、優しくされると、その奥では憎まれてる気がしてならない」
「………」

「あんたが、おれを愛してくれればよかったのにね……」




 間を隔てる、総てがなくなれば、きっと通じたのに。




odai
[60]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年07月02日 (金) 15時53分
セリフチョイスでお題 <男性キャラ編>



1. どうせ生まれて死ぬまで 俺は独りだ
2. 染まりたくない、おまえの色なんかに
3. 俺の中の黒に入ってくんな
4. テメェの甘くさい心理を俺に押し付けんな
5. 迷惑だ
6. 何言ってやがる
7.見捨ててけ。かまうな。
8. 俺に関わるな。偽の笑顔なんて、いくらでもばら撒いてやるから
9.負け犬には近づくなって、言わなかったか?
10.てめぇの愛押し付けようとすんならもっと別の男を探すんだな
11.笑って迎えてやれば満足かよ
12.てめぇにやる心なんて ねぇよ
13.俺は君に好かれる程 いい男なんかじゃない
14.落ちる覚悟があんのかよ
15.行けよ(逝けよ / 生けよ)
16.君に対する笑みなんて 全て作り笑いだと気づいてよ。でないと、苦しい・・・
17.わかってんだろ?
18.君は俺に惚れる程度の安い女なのか?
19.そうじゃないだろ。そんなくだらない女じゃないはずだ
20.てめぇがその手差し伸べたら 俺は舌噛み切って死んでやる
21.来たら・・・殺す。
22.てめぇに心配されるような人生は歩んできてねぇつもりだが?
23.俺を無様にするような行為は、しないで。
24.君の恨みが僕を殺してくれたら 僕はそれだけで幸せだ
25.俺は目的が達成できれば、それでいい。
26.俺(おまえ)の中にある感情を認めてやるほど、俺が寛大な男に見えるか?
27.だとしたら、見当違いだ。
28.君が生きるために、俺を殺せばいい
29.‘泣いてる’なんて、言うな。
30.たとえ泣きたくなったとしても、てめぇの胸だけは、借りねぇ。
31.気づきたくねぇんだ。(まだ。)
32.見たくねぇ、俺を揺さぶるもの、何も。
33.てめぇには、何もみせねぇよ
34.なんて言やぁ てめぇは満足なんだよ
35.恨まれたほうが、マシだ。
36.泣かせてみろよ。
37.てめぇには崩されねぇ。ぜってぇにな。
38.泣くぐらいなら、近寄んな




1つでも貴方の心に残るものがあれば・・・


お題

 「一緒に帰ろう」
 「お月様だけが知っている」
 「出せずに破いたラブレター」
 「お幸せに」
 「手を繋いで歩こう」
 「可愛い人」
 「視線が交差する」
 「欲望と理性」
 「出会いと別れの季節」
 「とある少年(青年)の苦悩」

 「好きとは言えない」
 「愛しすぎて」
 「友情と愛情の狭間で」
 「キミが例え、僕以外の誰かが好きでも」
 「嫌われたくない」
 「生死を賭けて君と交わすもの」
 「すれ違い」
 「触れる事すら叶わなくて…」
 「夢の中でなら言える」
 「友情だと思ってた」

 「どれだけ体を重ねても、君に伝わらない」
 「気持ちを押し殺して」
 「愛しすぎて、君を傷付けてばかり」
 「どうしても届かない」
 「結ばれぬまま、朽ち果てても…」
 「眠る君の隣で」
 「歪んだ愛情表現」
 「貴方のためなら死ねる」
 「手が触れただけでドキドキ!」
 「君が気になる」

 「恋焦がれ」
 「友情と言うには、あまりに大きすぎて…」
 「愛してるからこそ、別れを選んだ」
 「焦燥感」
 「遠くからそっと見守る恋」
 「友達以上恋人未満」
 「彼女(妻)より大切」
 「ストイックな関係」
 「冗談? それとも本気?」
 「気持ちが空回り」

 「身分違いの恋」
 「この気持ちが、愛なのか憎しみなのか解からない」
 「その笑顔が、僕を幸せにする」
 「お前だけには負けない」
 「サヨナラなんて言うなよ」
 「毎日電車の中で会う、名前も知らない貴方へ」
 「本当は抱きしめたい」
 「恋慕」
 「愛なんて大袈裟な事じゃなくて」
 「一緒にいられるだけで幸せ」



対比・矛盾・切な系 題63 黙示録



1.退化する指先      2.毒された闇

3.侵食する白       4.純粋な腐食

5.軽薄な重力       6.滑走する落下思考

7.麗しの渇いた君     8.不規則な明朝

9.不似合いな混合物   10.壊れた腕時計と千切れた左手首

11.訪れない年月     12.諦める事を諦めない事

13.呪い殺された呪術者   14.うずまく直線

15.受け継がれた嘘    16.固まる流砂

17.落下する上昇気流   18.耳障りな静寂

19.痛い無傷        20.生かされる死

21.失われた体と残された哀   22.治らない万能薬

23.苦しい安楽死      24.心伴わない謝罪

25.枯れた咆哮      26.伝わらない不明

27.甘すぎる塩      28.連なった孤独

29.音を立てて崩れるケーキ   30.触れない抱擁

31.重ならないベクトル     32.音を満たさない空気

33.丸いナイフ       34.平行なねじれ

35.一方通行の両端    36.逝かされる活劇

37.取り戻した喪失   38.やるせない勇気

39.浮遊する疲労感   40.動き続ける真実

41.価値ない深愛     42.ゴミだめに捨てられた未使用の愛

43.自惚れた自己犠牲    44.わがままと自己中の花束を

45.望まない希望     46.計算された奇跡

47.君を愛さない恋物語   48.語られない物語

49.譲り合う憎しみ    50.独りの中の大勢

51.夢を見れないドラッグ  52.この世の始まり、私の終わり

53.尊くない者の死   54.忘れられた時刻

55.息絶える神      56.幸福を分け与える悪魔

57.脱力する力強さ   58.枯れないつぼみ/咲かない花

59.黒い蝶、赤い羽根   60.さようなら、生きていく君よ

61.死者への挑戦     62.狂い咲きの枯葉

63.イチバン好きだった、サイゴの貴方 







[59]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年06月12日 (土) 12時06分
aliceblue
#f0f8ff

【Happy Birthday!】
[57]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年05月30日 (日) 01時12分
 話しかけたことはない。いつも遠くから見てるだけで。彼はぼくのことを知らないかもしれない。
 明るい顔して、寂しい目の笑顔が、妙に心に響いて。見ているこっちが、痛々しくかった。どうして、そんなに隠すのか、わからなかったから。



【Happy Birthday!】



 一人で悶々と考えながら、う〜んと唸ってみる。
 どうしたものか、まさか今日初めて話しかける奴が今日誕生日だと話題に出すわけにもいかない。いや、ただおめでとうと言って欲しいだけなんだけれど。
 はあ、と大きく溜息を吐いて角を曲がると、廊下の向こうが妙に騒がしい。きっと彼らだ。
 そう思って、心なしか足運びが早くなってしまう。少し、いやかなり自分は現金かもしれない。
 そっと角を曲がって階段をそろりと登る。何か悪い事をしてるみたいな、そんな感じがした。
 彼らはいつも、それを感じているのだろうか?

「待ちなさい!ミスター・ポッター!ミスター・ブラック!!!」
 礼にもよって例の如く、マクゴナガル教授の張り上げた声が聞こえてきた。そして、示された彼の名前。
 ばたばたと、足音がこちらに向かってくる。階段もあと一段、というところで、廊下の角から彼らが現れた。
 急な事に対応しきれず、ブラックの後から来た彼と肩がぶつかり、僕はバランスを崩したが、すぐに手すりに縋りついたため、階段から落ちそうにはならなかったが、彼はバランスを崩し、モロに階段から転げ落ちそうになっていた。
 あ、と思って手を伸ばそうとすると、すかさず彼の下からブラックが支えている。一瞬ほっとしたような顔をした後、キッと僕を睨んできた。
 彼は目つきが少々悪いと思う。しかし、それでさえ彼の魅力であって、彼が格好いいのの一因でもあった。
 本当に影と形のように、彼らはお互いを知っていた。常にお互いがお互いを思っているような、心配しているのではなく、頼っているといった感じで。
 羨ましいと思う。非常に、羨ましい。しかし、妬ましくはない。もしも、彼が僕だったら、影の形のように、にはならなかっただろう。
「先行って、足捻った」
 ぼそりと彼がブラックに言った。ブラックはそんなことできるか、と反論しようとしたが、再び彼が「行って」と言うと、大人しくそれに従った。ブラックの後ろ姿を見送った後、彼はくるりと僕に振り向いた。
 怒ってるのかな、と思った僕は、おもわず息を呑んだ。しかし、次の瞬間には違う意味で息を呑む。
 青が目の前に広がった。空とも海とも言えない眸が僕の眸を覗き込んでいた。
 彼は童顔だと思う。本当に、眸がまるでガラス玉のように大きくて、こぼれ落ちそうだ。元々の顔立ちから幼いのだろうが。
 そうして、彼はにこっと笑うと階段を一気に飛び降りた。
「おめでとー!」
 にっこりと笑って、階段の下から手を振りながら、彼はブラックが消えていった方向へと本当に足を捻っているのかと思うほど軽やかに駆けていった。

「っていうか、」
 うわ、うわ、と僕は真っ赤になっている自分の顔を自覚して、どうしようもなく緩んでしまう唇を押さえるために右手を口元へともっていく。
「知っててくれたんだ…」
 思わず眸が潤んでしまうほど、とてつもなく嬉しかった。


自給自足
[58]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年05月30日 (日) 01時13分
じぶんにハピバ。いちにち遅れだけど、おっけーおっけー!俺、そんなの気にしないもん!!



5月12日水曜日!
[56]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年05月12日 (水) 18時53分
ようやっと映画観てきました!!
いや〜もう、萌えの一言に尽きます。

キッドきっちく〜♪とひとりで萌えてました。
平日なために、会場結構すいててよかったです。
でも、全席指定で入れ替え制だから、1回しか観てないんす…う〜ん。
今度、学校帰りに(また水曜日)観てこようかなあ?
っていうか、メールガードシールが売り切れてたのがかなり残念で悔しいです!!
キッドのやつ、欲しかったのに!!
ってことで、通販すること決定ねvとひとりで微笑む自分。

っていうか、「好きだよ、新一」って言われた時の受け新一が結構最後の方でどびっくりです。
っていうか、それまで、「受け新一はまだか!!」と眼鏡までかけて待っていた俺。
いつくるかわかりゃしねえから、ずっと眼鏡かけっぱなしでしたよ。

あ、そうそう。今日は創立記念日だったんです!
あ〜もう1回くらい観てこればよかったなあ…

コナンを観るたびに思っていた事。
もしこれ(コナン)が新一なら…vvとひとりで妄想してただなんて秘密です。
誰にも言っちゃいけないですよ!!

っていうか、アニメの新オープニングの振り返って微笑む新一。
あれ、反則だろう!!
あれだけでお腹いっぱいです。
もうごはんいらないです。
一週間生きていけます。
むしろ、もう本編とか観てる場合じゃねーよ。
巻き戻ししまくって、ずっとオープニング観てるっつーの。

っていうか、もう映画!!
さっすが快斗!!って感じでした!
キッドじゃなくて、あれはもう快斗でしょう!!
なんか、新一(快斗がばけてたやつね)かなりアホだったけど。

う〜ん…蘭の認識が腹黒だからなぁ…
やっぱり新蘭じゃなくて、蘭新に見えるのって私だけなんでしょうかねぇ??
だって、「風のららら」がオープニングテーマだった時の蘭、どこかでかなりコナンを見下してませんでした??
「ふん、ガキが…」
って感じの顔で!!
あの時から蘭の認識変わったんですよね…

蘭の告白なあ……
いや、別に……さぁ?!
もっと考えてやれよ!自分だけが辛いと思ってんのかよ!!
って感じでした。思ってるんだろうなぁ……
こういうのって、蘭も辛いだろうけど、コナンのが辛いでっすよね…
知らないって悲しいことだ。
なんかこの辺はジェームズに被るとこがあるね、新一くん。
まあ、新一くんには快斗がいるから大丈夫でっす!!
(ジェームズには誰もいないからねぇ…いや、ジェームズが作らないってだけかな??)

確かに、コナンの唇舐めはちょっときましたねぇ。
確かに萌えたっちゃあ、萌えたけど。
あれが新一だったが、萌え死にできますよ。
つーかします。←誰か止めろ

トランプ銃撃ってるときのキッド!つーか快斗!!
鬼畜だよな、本当にさぁ!!
すっっげー、キッド(快斗)鬼畜が読みたくなりました。
サドっ気の強いヤツラめっ!(新一(コナン)も含みます。だって対決してるくせに、ふたりとも笑ってるんだもん)

会場をでていく時にウインクしてる(快斗がばけてる)新一可愛かったです。
でも、あれじゃもう新一じゃなくて快斗だよね、って思うの私だけですかね??
それに新一は面と向かって「キュート」とか言えるほど、女慣れしてないと思います。←ちょっと言い方ひどいぞ。
やっぱ快斗、遊んでるなって思った。
このプレイボーイめっ!!百戦錬磨めっ!!!
もう可愛さ余って愛しさ万倍だよっ!!
(ちなみに新一は千万倍です。ジェームズは無限大!!)

っていうか、薔薇と一緒に予告状をだしたキッドに呆れているコナンちゃん?
君、自分が負けず劣らずの気障だって、わかってますかね??
いっつも思うんですけど。

っていうか、コナンがいちばんおっとこまえだと思います。
以上。

補足。
「迷宮の十字路(クロスロード)」ってあれ、もう「迷宮の平次路(ヘイジロード)」って感じですよね。
うちの家ではもうそれで通ります。←どーなんだ、それは。



【地球の王様】
[55]jessica [ Mail ] [ HOME ] 2004年05月07日 (金) 20時32分
 それでも、好きだと。
 そう伝えた。



【地球の王様】



「もう!みんなやめてよ!!」
 ホグワーツ城の回廊に、彼女の声が響いた。
 透き通るような、高くてやわらかい声だと、ぼくは思っている。
――どこか、あの人に似た声をしている。

 結局、結論はそれか、と自分で自分にあきれてしまうが、きっと仕方の無いことなのだ。
 ぼくは一生、あの人への想いで、自分を呪縛していくのだから。
 死が、ぼくに訪れるそのときまで。

「彼は私をからかって、楽しんでるだけよ!」
 どこか、拗ねた風に彼女は言った。
 その言葉に、すぅっと、冷水をかけられたように急激に、しかし、徐々に秋から冬になるようにゆっくりと。心が冷たくなる。冷えていくような、そんな感じがしたのだ。








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