はじめまして
偶然、このサイトを見つけ、思い切って書き込みました。
私は貴方の作品でもっとも好きだったのは昔描かれた「パパ」という小編でした。涙が出るほど感動しましたよ。当時貴方の描かれた作品はどれも素晴らしく、早く単行本にならないかと切望したものです。
しかし、近年の貴方の作品を見ると、同じ作者なのかと思うようなストーリー性や深みのないものばかりに思えて正直失望しています。

貴方にもいろいろご事情はあると思うのですが、どうかあの頃のようなお話をまた描いていただけませんか？
今でも貴方のファンでもある者からのわがままなのですが、あの時の感動を超えるほどの漫画に私はまだ出会っていません。
それほどの漫画を描く力を持った人に、不快に思われるのを承知で希望いたします

どうか、これからも頑張って下さいね

2005年02月25日 (金) 16時43分

はじめまして。
当時の気持ちは現在でも忘れないようにしております。
ただ、現在の作品と見比べると深みのない消費されるだけの作品なのではと思われるようなものばかりかもしれません。これは自分でも歯がゆい思いで描いている部分は正直あります。しかしこれは自分では本当に描きたいものへの過程だと考えております。現在は家族を抱えており生活するために精一杯です。編集の希望道理なものを描かないと原稿料がもらえません。自分の伝えたいものはその限られた（編集のチェックの許される）範囲で出来る限り作品に入れている感じです。本来なら前面に表現できればと思いますが、現実はそうはいきません。
でも、私は決して諦めません。どんな作品であろうとも漫画を描きつづけている限り、名無しは氏んでも名乗らないさんがご指摘されたポリシーは絶対に捨てません。そういう日がやってくるのを信じて今日も原稿を描き続けております。

またやる気が沸いてきました。
率直な意見を聞かせていただきまことにありがとうございました。名無しは氏んでも名乗らないさんの気持ちを心に刻んでこれからも作品を描かせて頂きたいと思います。

これからもご意見叱咤激励お聞かせください。
くだらない作品で終わらないためにも…

ご丁寧な返答ありがとうございます。
書き込んだ甲斐がありました。貴方の人となりをお伺い出来て嬉しく思います。色々ご苦労されていて思うような漫画が描けないという苦労や悔しさ、お察しします。
でもあの時のお気持ちを持っていらっしゃっただけでも嬉しく思います。
いつかぜひ！本当に楽しみにしております

どうかめげずにこれからも頑張って下さいね。影ながら応援しております
それでは…

初心忘れるべからずでこれからも書かせて頂きます。
長い目でお付き合いのほどよろしくお願いいたします。
読者の存在のありがたみをつくづく感じます。