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[3596]選評 投稿者:まこと メール HOME
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皆さん、こんにちは(^^)
大変おそくなってすみません。選評です。 体調も特に良くないというわけではないのですが、どうもぐずぐずしていまして、返信なども滞っていてすみません。 元気な時からの私の通常モードと言えばそのとおりなのですが。
遊凪さん、七月の兼題ありがとうございました。今まで出ていなかったとはびっくり。皆様、発表をお楽しみに。
2 ふるさとの山にあらねど椎の花/うづら 〇故郷の景色の中に、椎の花は特別の存在感を持って咲きあふれていたのでしょう。今長く住み慣れたこの地で椎の花の季節に会うとき、遠いふるさとの思い出も自然と蘇ってくるようです。
6 あをうめの香の立ちくりや小夜ふけぬ/ゆう 〇青梅たちは梅酒になるのか梅干しになるのか。いずれにせよその手間暇は大変なものですね。明日は作業の始まりでしょうか。暮らしの豊かさを思わせる一句です。
12 椎の花落ちてさらさら子が遊び/遊凪 〇椎の花は咲き終わると黄色っぽい砂のように道に溜まります。さらさらで綺麗だし、こどもはこういうの大好きですね。蟻も一緒に遊んでいたりします。
いち早く暮れる叡山椎の花/泥亀 〇暮れて翳る叡山とまだ日の当たる椎の花の明るさの対比が印象的です。山が叡山というところに、歴史の重みも加わって効果を増していると思います。
以上、恐々謹言でした(;’∀’)
投稿日:2020年06月28日 (日) 12時46分
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