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とおりすがりで気になって
たけちゃんへ 真砂は花崗岩が風化した物で、細かい物は保水性が高く、通気性が悪くなります。粗い物は通気性が良くなりますが、表面が乾きやすくなります。 発芽に時間がかかった種が、酸素不足により腐れが出たか、乾いて発芽に必要な水分を得られなかった可能性あります。粒度が判らないので何ともいえませんが、腐れが出たところから状況としては前者の可能性が高いと考えます。 また、夜間温度はどうでしたでしょうか。最低気温が15℃を下回っていませんでしたか。 ポリポットはトロ箱等と比べると外気温の影響を受けやすくなります。 真砂は日向に置くと表面が熱くなり、蓄熱効果もあることから日が沈んでもしばらく地温は高いと思いますが、外に出したままでは夜明けには最低気温と同程度に下がります。夜間も外に出したままですと発芽必要温度を下回る可能性があります。 一方、日中逆U字型に発芽した際にガラスで覆われていると直射光により真砂表面が熱くなり、せっかく出た胚軸を焼いてしまいかねません。焼かずとも、3日ぐらい経って表面水分が不足すると、根が伸長できず発芽に至りません。表面が乾いていませんでしたか? 真砂は安く、西日本では園芸用土で多く流通していると思いますが、播種用にはあまり向かないように思います。 それこそネットで川砂、砂の芝の目土、場合によりセメント骨材用砂で検索して購入を検討されてはいかがでしょうか。やはり入手困難ならば場合により硅砂(粒度規格がたくさんあるので注意)の使用も考えられます。また、トロ箱の使用は2〜3日後の水分保持、温度維持に優れ、初中級者に向いています。 上記の点もご検討を
[4212]2014年06月01日 (日) 21時48分
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