[27] 幻覚、せん妄、徘徊、暴力 |
- 施設長 看護師 - 2009年02月22日 (日) 16時16分
介護保険・障害者対応のデイサービスに勤務しています。 アルツハイマー59歳女性の娘さんから相談を受け、当施設を利用するようになり、まだ10日ですが、方向性がつかめず投稿させていただきます。2年前にアルツハイマーの診断を受け、家で療養していたが、最近徘徊で、高速道路を歩いていて保護されたり、家の中で物を壊すなどの行動があり、入院することになったのですが、いつごろ退院できるかきいたところ「この病気は一生治らない」といわれ、4人がかりで抑えられ注射しているのをみて耐えられず家に連れ帰ったが、デイサービスで面倒見れないと相談にこられました。当施設でも「孫が怪我した・暴行されている」「ここにさっきまでいたでしょう。」「こんなところに居られない」と毎日外出し、道に迷いながら家に着きます。赤信号で渡り、道の中央を歩くので、誘導すると 同行者には、「何でついてくる、お前のほうが泥棒だ」、と暴言を吐きかばんで殴る、蹴るの状態です。農道に入り離れて歩くと、「○○チャン、うん。ちゃんとしてそんなことしたらだめだよ、うん。」と幻覚の孫と会話しながら歩きます。同行者がちゃんとついてくるか時々振り返るので、彼女の不安や焦燥がわかりつらい気持ちになります。 2時間半から4時間かけて家に着き、空腹と寒さがピークになると、迎えに来た他の介護者の車に乗りセンターに帰ります。同行者には、険しい表情を向けたままです。現在、 アリセプトと、セロクエル(4T−2T−4T)処方されています。娘さんには毎日の状態を報告しています。ケアマネには医師との連携をしてもらっていますが、薬増やすしかない、という返事で、娘さんの気持ちと微妙に違っているようです。このまま毎日徘徊に付き合っていくべきなのか、否定せずうそつかず、受け入れようとはじめたのですが、職員は、また一人拘束される。最低2時間以上歩く。と、疲弊しています(私も4時間歩き暴力を受け職員の声も無理がないと感じてます)どうしたらよいでしょう
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