名前: yayamo  日付:2019年06月02日 (日) 22時33分 [ 返信] |
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名前: 通りすがり 日付:2019年06月03日 (月) 09時51分 |
これまで比較的小さめのクルーズ船に許されていた、ベニスのジュデッカ運河の航行、この件で今後禁止になるかもしれません。 ニュースでは「クルーズ船を運航するMSCクルーズは、同ターミナルに向かっていたクルーズ船で「技術的問題」が起きた」としているようですね。 (6/6追記)MSCはホームページのニュース欄に対応状況を書いてくれるので、その点はいいですね。数年前のMSCの日本人乗客も犠牲になったチェニジアの事件の時も、船会社としての対応はしっかり情報提供していました。 (6/7修正)現在はMSC日本のニュースでは、見れなくなっています(→午後には見れるように戻っている。)。見た最後は、「クルーズ期間を中断せず、居残ることは可能。ショーなどもやる。ベニスの5(島)ルートくらいのシャトルボートを運行。乗客には食事中アルコールも含めて飲料を無料で提供。(確か)返金のほか、2020までのクルーズを半額で提供。外装部の修理は完了」でした。「修理は終わったが調査完了報告まで期日を要するので、次のクルーズ(6/8,9からの多分1週間)2451人もキャンセル」
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名前: くるる 日付:2019年06月06日 (木) 14時16分 |
映像を見ると、見落としとか錯誤ではなくMSCオペラはコントロール不能に陥っています。 とすると考えられるのは前後進が効かないつまり後進で停止させることできないということでしょう。 一般的に小型船舶では後進は前進で進んでいてスクリュー軸を逆回転させますけど、大型船ではスクリューや軸、機関に大きな負荷が一気にかかるので、スクリューの角度を変えて速力の調整をするいわゆる可変ピッチという構造になっています。ですから推進軸の回転は一方向かつ定速で回っていて、機械的にスクリューの角度を変えて進んでいます。 このような入港の場合大きな速力は必要ないので、所有している複数軸のうちいくつかは軸に対してスクリューを垂直にして行足がつかないようそしてとっさの後進に使えるようにしておきます。ところが電気的にスクリューの角度が変えられなくなると、あの画像のように減速すらせず突っ込んでいく状態になります。 ちなみに前にあのような小型船が停まっていなければ、左舷の錨を落として行足を止めるという究極の停止法があります。
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名前: yayamo 日付:2019年06月06日 (木) 23時57分 |
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名前: TOTO 日付:2019年06月07日 (金) 12時35分 |
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名前: くるる 日付:2019年06月10日 (月) 13時34分 |
yayamoさんTOTOさん、情報ありがとうございます。 タグボートの役目というか使用法は、あくまでも出入港補佐です。ですからあのような大型船の行足をタグのみで止めることは無理で、とっさにタグは引いたのでしょうがもやい索が耐えずにブチ切れたのではないでしょうか。 クルーズ掲示板訪問者の方は、出入港を見るのが楽しみという方々が多いと思います。タグボートの写真を撮っている方も見受けられますが、タクボートと自船をつなぐもやい索の延長線上は、策が切れた場合には極めて危険です。特に客船デッキはタグより高い位置にありますから、上へ飛び跳ねてくる危険が高いです。見学の際はその位置には決して入らないようにしましょう。
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名前: 久々 日付:2019年06月10日 (月) 19時47分 |
本船はポッド推進です。
電気のコントロールが効かない事態は、横浜新交通システム「シーサイドライン」の逆走事件を思い起こさせます。
タグが懸命に船を止めようとしたにもかかわらず、それもかなわなかったようです。電気系統の故障でしょうが、事故の映像を見るにつけ、飛鳥Uなど日本船が海外の入出港でも常にタグを配置し、万が一の事態に備えるのもやり過ぎではないと思い直しました。もっとも行き足が付いる船にはタグの力ではなす術もなかったようですが…
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