コロナもようやく目処がついてきたと思っていたのに、突然の終了残念ですね。12月22日の神戸港発着のワンナイトクリスマスクルーズのが最後の乗船になります。
ぱしふぃっくびいなすは、前の由良船長も人気あったし、寄港地もバリエーション豊かで、ウラジオバレークルーズ、無念の釜山花火大会中止クルーズ、大曲の花火等、思い出深いものが多くあります。引き取って、新たに客船運航を始める会社があればいいのですが。

先日、ぱしふぃっくびーなすから帰ってきました。
初日、部屋にイベントのお知らせといっしょに廃止のお手紙が入ってました。
スタッフの方も「聞いたばかりで、どうなるのか分かりません」と困惑していました。

船内のツアーデスク横の案内は、キャンセル待ちのコースがいくつかありました。
人気があるのに終了はとても残念です。＞＜

まさに悲報。すみません。あまりの事にクルーズ掲示板を探して書きこんでます。
2005年に八丈島クルーズ（台風の影響で東京湾錨泊体験でしたが・・）で初体験した後
大いにはまってしまい、楽しい思い出をたくさん頂きました。
サラリーマンの身、多くは乗れませんでしたが夏休みを利用して小笠原、屋久島、奄美、プサン
にも行きました。
最後は2019年の東北三陸クルーズとなってしまいましたが、何らかのまたの復活を祈っております。

ぱしふぃっくびいなす。そしてサービスを提供してくれた全て方々。
ありがとうございました。


↓この角度からが一番かっこ良かったなぁ。

ダブルパンチどころではなかった結果ですね。
かねてからCOVID-19による長期の運休で日本船では、ぱしふぃっくびーなすが一番厳しいだろうと言われていました。理由としては母体となる親会社の違いです。飛鳥�Uは日本郵船、にっぽん丸は商船三井とどちらもコンテナ船市場の好景気で利益はウハウハでしたから経営体力は十分です。しかし、ぱしふぃっくびーなすの母体はフェリー会社ですから、COVID-19の影響をもろに受け利益どころではありません。
また、ぱしふぃっくびーなすは大阪を母港とする関西に根付いた運航をしていました。大阪は日本第２の都会ですが、やはり首都圏と比べると以前から集客はかなり厳しい状況でした。
大きかったのは、燃料価格上昇、COVID-19対策より、食料品の値上げだったと思います。クルーズ客船にとって食事は客室や設備以上の売りであり、質を下げることは出来ない事項です。また、提供される飲食物、食事の味を含む優劣は乗船客には直接わかることですから、絶対に妥協も手抜きもできません。
とはいっても、これだけ値上げのラッシュならば、もう企業努力も限界だろうと思います。
ぱしふぃっくびーなすの売りであり人気のフレンドシップも仇となりました。マスクをしての触れ合い機会の減少、そして「早く黙って食事して、船内をウロウロしないで出来るだけ客室に居て欲しい」というクルー、スタッフの本音は言葉にしなくとも、リピーターの方々にはすぐにわかってしまいます。
誠に残念ですが、クルーズ業界にとっての状況が全て好転しない限りは、撤退はやむを得ないと思います。

ぱしふぃつくびいなすに最後のお別れをしてきました。
大さん橋の出港は残すところあと2回。以下の歓送イベントも行われるようです。
昨日はイベント等はありませんでしたが、17時出港のため残照の中で静かに見送ることができました。

(1)2022 年 12 月 11 日（日）18:45〜19:10 ※港湾局主催
18:40〜 歓送演奏（鼓和-CORE-）
19:00〜 サイリウムによるお見送り

(2)2022 年 12 月 13 日（火）18:00〜19:10 ※大さん橋国際客船ターミナル主催
18:00〜 DJ と MC によるパフォーマンス (DJ：TAKEFUNK、MC：ASOKA)
19:00〜 サイリウムによるお見送り