みなさん、こんにちは。

アザマラ・クエストに乗ってきました。
船上生活はパーフェクトでしたが、ほんの少しだけ困り事もあったので、
今後同じような経験をされる方がいるかもと思い、問題点についてだけ書いてみます。
ここに書く困り事も些細なことですので、そんなことがあるんだくらいに読んでください。

まず、最大の問題点は、アザマラのホームページ。
ロイヤルカリビアンを離れ、ホームページが迷走しているようです。
クルーズクリティックでも話題になっているので個人的な問題とは思わずにいましたが、
人によって機能する・しないの差があるようで、私にはほぼ機能しませんでした。

2月に予約してから最初は順調でしたが、4〜5月にログインできなくなりました。
アザマラに連絡してアカウントが復活したのは良かったものの、内容は全て出鱈目で、
予約してあったエクスカーションは全て消え、$1100のオンボードクレジットは0に。
未払金が$20000以上あると表示され、ここまでくると笑うしかありません。
5月半ばにはオンラインチェックインができるとのことでしたが、それもできませんでした。

乗船してから周りの人にオンラインチェックインできたか尋ねてみたところ、
10組程度のうち乗船前にチェックインできたと答えたのは1組だけでした。
現時点では、オンラインチェックインをできる方が奇跡的なようです。

私にとって一番問題になったのは、エクスカーションの予約が自動キャンセルされて以降
ホームページでのオンライン予約ができなくなり、メテオラへのツアーは乗船初日すぐに
予約してもキャンセル待ちとなってしまったことでした。
このメテオラへのツアー目的でクルーズを予約したので、かなり動揺しました。
結局、一人はツアー出発2日前、一人は出発前日に予約が叶い、
夫婦でツアーに参加できて事なきを得ましたが、出発直前まで気を揉みました。

オンラインで予約できない時には、代理店にお願いして予約してもらえばいいことなので、
完売はないだろうと甘く見ていた私達夫婦の落ち度です。高齢のスペイン女性は、
最初からこのツアーだけは絶対に行きたいから代理店を通して予約したと言っていました。
人気のツアーや逃したくないツアーは、代理店に頼むのが一番なのかもしれません。

クルーズ予約時に$1100のオンボードクレジットがつき、一日目に$800、
3日目に残りの$300が表示されると聞いていましたが、ゲストリレーションに行って
明細書を見せるまで$300は表示されませんでした。
明細がなくても大丈夫だとは思いますが、あると問題が即決します。

最後に、アザマラクラスの船では、船長の一存で寄港地が突然変更になることがあり、
日程変更を知るのが乗船してからとなると、それが問題になることもあるかと。
大型船が大挙して押し寄せる港は、寄港日程を変えた方が乗船者のためと
船長は考えているようで、それは決して間違いではないと思います。
ただ、各船の寄港日程は何ヶ月も前から決まっているので、早いうちに寄港地変更の
発表があったら、きちんとした情報収集と計画ができたのにという面もあります。

私は$1100のオンボードクレジットをもらったこともあり、使い道プランABCと計画して
いきましたが、寄港地が一つ完全に変わったため、プランBだけが残りました。
アメリカ人の夫婦も寄港地変更でオンボードクレジットの使い道に頭を痛めていました。
オンボードクレジットの使い道で悩むくらいなら贅沢な話ですが、事前に寄港地の
ツアー会社を予約していたりすると、予約の変更かキャンセルを強いられ
費用が嵩むことになりかねません。（日程は後半3日が変わりました。）

ホームページは確実に改善していくでしょうし、寄港地変更も船長次第ということで、
大きく問題になることはないと思いますが、近くアザマラに乗船される方には
以下の4点をオススメしておきます。

・オンラインチェックインはできなくても気にしない
・行きたいエクスカーションは代理店を通じてでも事前に予約しておく
・支払いやオンボードクレジットの明細記録はプリントアウトしておく
・船から以外のツアー予約は避ける
　（特にクエストで寄港地同日に大型船が集中している場合）

問題点だけを書いたのでとんでもない会社に見えるのではと心配になりますが、
船上生活は快適で、欲張って$1100もオンボードクレジットをもらわず
もっと船内を楽しめば良かったと、それが後悔になっているくらい素晴らしかったです。
アザマラ常連の方々も、ロイヤルカリビアン時代と変わっていないと言っていましたから、
クルーズの質は落ちていないようです。

それにしてもホームページが不安定なのは非常に残念で、
ホームページでのクルーズ価格は魅力的なのに、予約する勇気がありません。

日本が大好きなクルーが多く、にっぽん丸で働いていた客室係もいました。
アジアがテーマの日とホワイトナイトは、寿司が出ました。
日本人にもきっと合うと思うので、日本人のアザマラファンが増えることを願っています。