名前: かいり  日付:2024年11月11日 (月) 22時00分 [ 返信] |
アザマラ・ジャーニー(モントリオール→マイアミ)に乗船してきました。 昨年クエストに乗り、その後予約のトラブルがありましたが、アザマラの船上は素晴らしく、今回も楽しいクルーズになりました。
まずマイナス面を先に書きますと、自室のTVに表示されるオンボードクレジットと請求額が明確でなかった(自分で正確な額を計算しなければならなかった)ことと、去年はあったスリッパがなくなったことの2点でしょうか。 乗船初日に「スリッパはなくなったの?」と尋ねると、「今は提供していないけれど」とキャビン係が持ってきてくれたので不満はありませんでしたが。
スリッパはなくなりましたが、アザマラのロゴ入り水ボトルが一人1本ずつキャビンに用意されていて持ち帰り自由でした。それと、昨年も今年もバッグは同じものをくれました。
数週間前から試験的にWiFiが提供されており、インターネットが無料で使えました。(現在運航中のクルーズまでが試験的にインターネット無料とのこと。) WiFiについてはまだ試験段階でインターネットへ繋がらないことが多かったですが、今後は基本WiFi(動画サイト等を除く)は無料になるのではないかと思います。(現在も追加料金を払えば、安定的に良く繋がり動画等も見られるようです。)
オンボードクレジットがついたので、プライムC(スペシャリティレストラン)でシャトーブリアンを食べてきました。 プライムCで夕食をとったのはアメリカのチャールストン停泊中で、食べ終える頃には完全に出港しており、最初はサウスカロライナ州の税(9%)込みの請求でタブレットにサインをしましたが、請求が自動的に変わって、ウェイターによると「出港後なので免税になりました」とのことでした。 ヴァージンでは、スペイン周辺をクルーズ中は寄港中であろうが航海中であろうが、アルコールには10%、ショップでの買い物には20%、スペインの税金が課せられましたが、アメリカでは出港後は免税になるようですから、スペシャリティレストランで食事をされる方は寄港中の時間帯を避ければ少しお得になります。(寄港中はショップは閉店しているので、アメリカでのクルーズはショップでの買い物は免税です。)
クイズやアクティビティに参加してスタンプをもらうと景品がもらえます。(アザマラのスタンプは、オーシャニアのビッグOポイントと同じです。)一つ一つのゲーム結果は関係ありません。ゲームに参加してスタンプをもらうとその合計得点によって様々な景品がもらえます。 今回は15泊と長めのクルーズだったこともあり、Tシャツ4枚、バッグ2つ、さらに手鏡とペンの8点をもらいました。 指定された40人のオフィサーとクルーからサインをもらうか、写真に写った110ヵ所の場所(船内)を特定する「スカベンジャーハント」もあり、完遂できればどれでも欲しいもの1つもらえます。(「スカベンジャーハント」は短いクルーズではない模様。)今回私は110ヵ所を特定する方をやってみましたが、クルーや他の乗客の助けがなければ完遂は困難で、ゲームで友好の輪が広まりました。
オフィサーとの対決ゲームで目立ったせいか、最終日前夜にシャンペンの差し入れがありました。 観光に行ったつもりのクルーズでしたが、ゲームでも随分楽しみました。
ハロウィーンの時期に北米クルーズに乗船するのは初めてでしたが、これもまた楽しく、ハロウィーン夜のウィンドウズ・カフェ(ビュッフェ)は、飾りつけも料理も見物です。
アメリカ大統領選前後のクルーズで、政治の話題はタブーとされながらも船内は大統領選の話題で持ちきり、選挙前日にはボルティモアからワシントンD.C.へエクスカーションで行き、ホワイトハウス前でバイデン大統領が搭乗していると思われるヘリコプターの出入りも見られ、ツアー参加者全員大興奮でした。 エクスカーションについては、出発前に予約した方が安いことが多いようで、ワシントンD.C.へのエクスカーション料金は乗船後一人30ドル高くなっていました。
ショップの女性とピアニストの男性が昨年私達がクエストに乗っていたのを覚えていてくれました。 昨年のクエストではショップへ行ったことはないのに(通りかかっただけ)、ピアノ演奏もちょっと聴いただけなのに、クルーの記憶力が優れているのか私達夫婦がバカなのか(たぶん両方)、クルーの方が覚えてくれていたのには驚きました。 常連客は「アザマラはホームだ」と言いますが、クルーから「去年も乗っていたでしょ?」なんて声を掛けられると帰ってきた気分になりますよね。違う船に乗っても覚えていてくれるクルーがいるなんて凄いです。
19カ国から622名の乗船ということで、アメリカ353名、カナダ103名、イギリス96名、オーストラリア32名までが二桁以上の乗船者で、他は、ドイツ、デンマーク、スウェーデン、NZ、アルゼンチン、ベルギー、アイルランド、オランダ、ロシア、ブラジル、フランス、日本、ルーマニア、スペイン、トリニダードからの乗船者がチラホラ。 英語以外の言語はあまり聞こえませんでした。
一つ前に乗ったヴァージンは若年層が多かったのに対し、今回のアザマラでは40代以下はほぼ皆無、5〜60代は若者扱い、7〜80代が平均層、90代以上は神様扱いと、昔ながらのクルーズを感じました。昨年のクエストより年齢層が高かったです。 若者中心で多人種のユニークなヴァージンにも個性的な良さがありますが、私には落ち着いたアザマラの方が心地良く、また乗ってみたいと思っています。
昨年はアザマラのトラブルや問題点ばかりを書いたので、今年はアザマラの楽しさを中心に書いてみました。 稚拙で長文になり大変失礼いたしました。
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