中学生的いじめ考察
[529]ひかる
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2007年02月21日 (水) 13時24分
仲良し5人組がいて その中の一人が最近様子がおかしい
一緒に帰らなくなったし 放課もトイレに一緒に行こうとしない なんだか避けてるみたいだ
一人が言い出した
「なんか最近あいつ生意気じゃない?」
するともう一人が待ってましたとばかりに言う
「そーなんだよ。やっぱりそー思う? なんかコソコソしちゃってやな感じだよね」
そして4人で盛り上がる 悪口三昧。もう止められない
「ムカツクから無視しよ」 「そうそう。もう友達じゃないよね」 「キモイし」 「何考えてるかわかんないもんね」
そんな談合があったなどと露知らず いつものように挨拶するけど なんだか4人の様子がヘン
「何かあったの?みんなどうしたの?」
聞いてみたけど誰もなにも答えない
「自分の胸に聞いてみなっ」
彼女が一緒に帰らなくなったのにはわけがあった トイレに行かなかったのはただの偶然 避けているように感じたのは 総合的にみて相手が勘違いした結果
なのに彼女は言い訳する事も許されなかった
「自分のした事考えたらわかるでしょ」
その一言ですべては終わった 彼女はいまだに無視されている理由さえ知らない
そして無視が始まり いつの間にか当初の「ただ何となく嫌」が 「顔を見るのも嫌」となり・・・ こんな嫌な奴の事、誰かに言わなきゃ気がすまない あんな奴と仲良くする奴は我々の敵
「ちょっと聞いてよあいつってさ 実はこんな事してんだよねー」
第三者にまで話しは広がり 哀れ・・・彼女は今ではクラスで孤立状態
最初はただ「なんとなく」だったのにね
ま、いじめなんてそんなものよ
相手の立場とか考え方とか そういったものを全否定してのみ起こりうる事象 相手の気持ちになったら とてもできる事じゃないのだが・・・ それがわからないから あまりにも「子供」なのだ
人を「無視」し続けるエネルギーは子供にしかない そんな体力ホントの大人にはありません
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