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[8620] | 伊豆小笠原、西日本太平洋岸に津波注意報 | アーモンド@岐阜 10/09(月) 07:09 |
気象庁は本日10/9、06:40、伊豆諸島・小笠原諸島に津波注意報を発表しました。 07:40頃、新たに高知県にも津波注意報が発表されました。 07:50頃、さらに千葉県九十九里・外房、千葉県内房にも津波注意報が発表されました。 08:20頃、さらに鹿児島県、宮崎県、種子島・屋久島地方、奄美群島・トカラ列島地方にも津波注意報が発表されました。予測波高は1mで、何れも津波は既に到達しています。すでに、 06:25に八丈島八重根で40cm、 06:45に八丈島八重根で50cm、 07:17に八丈島八重根で60cm、港に係留中の船のロープ切れ3隻流される。 08:00に八丈島八重根で50cm、小型漁船2隻転覆。 06:40に神津島で20cm、 07:12に神津島で30cm、 07:30に神津島で50cm、 08:00に神津島で50cm、小型民間船1隻転覆。 07:28に三宅島阿古で30cm、 06:55に三宅島坪田で20cm、 07:30に三宅島坪田で30cm、 08:11に三宅島坪田で50cm、 06:54に父島で10cm、 07:24に父島で20cm、 07:34に高知県土佐清水で30cm、 08:09に高知県土佐清水で40cm、 07:59に高知県室戸で10cm、 07:43に千葉県館山で20cm、 08:07に千葉県館山で30cm、 08:26にトカラ列島中之島で40cm、 などの津波が観測されています。次第に津波波高が高くなった後、09時以降収まり始めていますが、新たな津波が発生する可能性があります。小型船舶の転覆被害があったことから、潮の急流化、押し波、引き波合わせて1m以上の海面変動があったはずで、海洋養殖など漁業被害も心配されます。 気象庁は、05:25に鳥島近海で発生した地震による津波としていますが、マグニチュードは現時点で不明となっています。USGSの観測では、05:25に鳥島近海でM4.9の地震が観測されています。また、それに続いてUSGSでは、 05:26にM5.0、深度1km、 05:34にM4.8、 05:54にM4.8、 05:56にM4.9、 06:00にM5.0、 06:05にM5.3、 06:13にM5.1、 06:17にM5.4、 06:21にM4.9、など10回の地震が鳥島近海で観測されています。 10/14追記:気象庁は10/9、04時過ぎから09時前までに、14回のM不明地震を鳥島近海で観測したと述べています。 05:25とその後に発生した一連の地震か、海底地殻変動によって発生した津波であるのは間違いなく、規模がUSGS観測値より大きかったか、M5クラスで発生した「津波地震」だったか、大きな海底地盤変動が付随していたかの可能性が考えられます。地震発生を捉えられず、全て津波到達後に津波注意報が出るという、かなり珍しいケースの津波です。 この後08時40分に気象庁の会見が開かれます。地震の規模などが発表され次第、このロットの下に追記します。 |
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[8622] | 津波注意報マップ | アーモンド@岐阜 10/09(月) 08:10 |
画像:気象庁津波警報・注意報マップ | ||
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[8623] | 津波注意報範囲拡大 | アーモンド@岐阜 10/09(月) 08:46 |
画像:気象庁津波警報・注意報マップ | ||
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[8624] | 気象庁会見内容 | アーモンド@岐阜 10/09(月) 09:18 |
気象庁会見内容の概要。 地震計の数が少ない海域のため、地震のマグニチュード、正確な震源、津波の発生原因とも不明。 本日の10/9、04時台から途切れなくずっと揺れが続いている(アーモンド注:大きなスロースリップが続いている?)。 通常の地震で発生した津波とは言い切れず、過去に例のないタイプの地震か、海底で地滑り、地盤跳ね上がりなど、何らかの地殻変動が生じた可能性もあるがまだ不明。 気象衛星からは、大規模な火山噴火は観測されていない。 今後、津波注意報地域のさらなる拡大、津波警報への変更も考えられる。 ------------------ 鳥島近海であれば、M6クラスの地震なら強震モニタに微震の広がりとして必ず現れます。アーモンドは05:25~08:30までの強震モニタをチェックしましたが、そのような規模の地震が発生した形跡は見られませんでした。 ただ、10回前後、九州宮崎県に、また、3回程度紀伊半島に、微震が到達した様子が見られました。九州の方は今回の津波に関連していると感じました。 |
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