■ 「勝負は時の運？」

表サイトに格闘観戦について描きましたが、結局、私にとって現実に残る試合結果なんて殆ど関係ない。どんな環境・条件でも戦いに対して真摯な姿は尊敬できるしチャーミングだ。格闘家がいつだってツルピカの顔してんのなんて不自然でカッコ悪い。格闘の女神様は、彼等の腫上がった瞼や傷ついた箇所にキスをするんだと思う。

ゲームのデジタル音ばかり聴いて育った世代には、同時音が聴き取れないらしい。歴然と違う音を数個鳴らされても、それが全く同時に鳴らされると一個の音としか認識できないんだそうだ。それと同じでゲームばかりして育ったりすると、格闘の試合内容なんて今ひとつ理解できないんじゃないかと思う今日この頃。私はデジタルな勝ち方に全く魅力を感じない。同時音を聴き分けられなくても、どんな試合に惹かれようが生活には支障はないと思う。そうしてゲームをする事で育つ能力もあるんだろうとは思うけど、自然と仲良くさせないと、絶対に違いの解る大人には成長しない・・・はず（笑）。