ファンタジーの定義ってなんなんでしょう？
往年のＦＦファンは「７や８、１０等はファンタジーの枠から外れている」、「クリスタルが出なければＦＦじゃない」とか言う人がいますが、自分にはその考えが理解できません。
現実と違うと言う意味では７も８も１０もファンタジーの枠から決して外れていないし、宇宙行こうがメカに囲まれていようが、ありえない物語ならそこにファンタジーが存在すると思います。
たまたま初期のＦＦがクリスタルをﾃｰﾏとした物語にしただけで、いつかその枠から抜け出す事は必然だったし、必然でなければならなかったとも思います。そうでなければ物語はマンネリ化し、ファンタジーという言葉の可能性を狭めてしまうと思うからです。

ＦＦ�]の特典ディスクで北瀬さんも言っておられましたが、ファンタジーと聞くとどうしても我々ユーザーはもちろん、そしてクリエイターの方も中世ヨーロッパ風なものを意識してしまうらしいです。そこのところをなんとか変えたいと思い�]では世界観をアジアンテイスト風なＲＰＧにしたと。
私は別に７、８、１０も何の違和感もなくプレイできましたし（むしろ近未来的な７とかはかなり好きですｗ）、そこまでファンタジーがどうのこうのと限定はしないですね。

ファンタジーとは何なのかってのは
FFは挑戦し続け進化していくものだと
聞いたことがあります。
実際そうだし7や10‐2のようなものが
でてきたのも自然なことで
FFらしくないなんてことはないと思います。
FFは一つ一つが全く違うものだと思うし
そのどれもが「FFらしい」と思います。

と、書きつつ自分は5や9みたいなのが
一番FFらしいと思ってしまいます。
8などはあまり好きにはなれません。
そんな自分は本当にFFが好きだと言えるのかと
思う時もあります。
FFの何に惹かれたかと言っても恥ずかしいことに
ちゃんとした答えは出せない気がします。

結局私には何がFFらしく何がファンタジーなのかわかりません。

ファンタジーは確かに中世のヨーロッパ風の雰囲気でドラゴンや魔法が出て来る世界というイメージがありますが、その世界観を作ったのはやはりＦＦやドラクエだと思うのでいまさら変えろといわれても無理だと思いますね

確かにＦＦ7.8.10なども意味的にはファンタジーですがどちらかというとＳＦの要素（宇宙や時間旅行など）の要素のほうが強い気がしますね

FFをFFと定義づける要素は基本的に無い、と言って構わないと思います。強いて挙げるならば「シドという名の人物、チョコボという鳥がでてくる」くらいなものです。
FFは当初こそ中世の世界観に基づいた物語を展開してきましたが、皆様知っての通り、７以降は近未来を舞台にした作品も登場しました。「魔法がこの世から失われた」という設定を持つ６もかなり革新的だったと思います。
このことから、FFの枠に捕われない姿が見てとれるはずです。こっけいな話になりますが、「型が無い」ことこそがFFの型だと言えるのではないでしょうか。名前こそファンタジーと冠しているものの、ファイナルファンタジーは既存のファンタジーとは違うのです。
さらにFFの特徴として、作品同士の繋がりが希薄なことも挙げられるでしょう。FFは毎回、一級のパラレルワールドを用意してくれるシリーズなのです。前作からどのように変えてくるのか？これが楽しみで、わたしはすっかりFFのファンになりました。
故に「これはFFじゃない」「FFという名前にしないのなら許せる」、こういった類いの意見はわたしに言わせるとナンセンスです。それはたまたま「その方の好むFF」に合わなかっただけの話。極端な話、開発者がそれをFFと名付ければ、その作品はFFなのです。
シリーズ化されているものを見ると、どうしてもそれらを何らかのカテゴリーに分けたくなりますが、FFの場合それは難しい。既存のファンタジーという定義を押し当てること自体、わたしには間違いだと思うのです。そしてFFはそれぞれが独立しており、それでも統一的概念を求めるならば、もはや新しい尺度を開発するしかないでしょうね。

ここの本題とずれていましたらごめんなさい。