Ｄｒシグマ様、皆様、いつもいつも答えていただいてあいがとうございます。

　えー、ちょっと思ったのですが。

「マグマのエネルギーを、エネルゴンキューブ化できないか？」

　Ｇ１のアニメ全話を見返したら、おそらく似たような事はやってるものと思われますが……（見る手段がないのでー）。
　化石燃料や電気をキューブにしてつめこむ事ができるわけですから、地球の大自然が作り出したマグマのエネルギーをエネルゴンキューブにしたら、相当なものになるのではないでしょうか？
　なぜデストロンは、マグマのエネルギーを我が物としなかったのでしょう。できない理由があったとか？
　というわけで、こちらの見解を教えていただきたく思います。

　あとそれから。
　トランスフォーマーったら、必ずサイバトロンかデストロンのどっちかに所属しているように描かれます。
　が、セイバートロン星には、非戦闘員もいるでしょう。彼らもまた、どちらかに属す事になるのでしょうか？
　海外版では、（ビーストウォーズの時点で）オートボットにマクシマル、ディセプティコンにプレダコンと、四大派閥が共存していましたが、現世代トランスフォーマーたちは、これらのうちどれかに属していることになるのでしょうか？
　よろしければ、こちらも教えて下さい。

　では！

記事番号：536

重要度：☆

マグマの熱エネルギーをエネルゴンキューブ化という事でしたら、「対決！ダイノボット」にあったように思います。
ただ、マグマというのはあくまで地球内部の熱によって融けた岩石に過ぎないので、大規模な作戦としてはむしろ、地球のコアそのものに穴を開けてそのエネルギーを奪うという方法が「スカイファイアーの再生」、「デバスターを倒せ！」の二度にわたって採られています。
もちろん、いずれの作戦も、地球全体の冷却化や地震の頻発などを引き起こし、サイバトロンの妨害によって失敗に終わっています。
自前で地熱発電所でも作った方が効率的かも知れないのに、どうしてこうも連中は人騒がせなんでしょうか？（笑）

記事番号：537

重要度：☆

トランスフォーマーの種族ですが、アニメ版においては元々民間用ロボットと軍事用ロボットの子孫がそれぞれサイバトロンとデストロンという事になっていますから、初期の頃は確かにどちらかの種族に属していたと言えるでしょう。
ただし、長い年月の間に混血（技術のハイブリッド）も当然あったでしょうし、ロボスマッシャーによる洗脳、改造、あるいは裏切り、離脱など、種族としての境界を曖昧にするような事件には事欠かなかった筈です。
そんな中で、セイバードロイド、マイクロンのような新種族も誕生していったのかも知れません。

マーベルコミック版においては、本来セイバートロン星の住民は全てサイバトロン（AUTOBOT）と呼ばれ、メガトロンとそれに賛同するグループがデストロン（DECEPTICON）を名乗り始めたのだと第一話にあります。
つまり非戦闘員も全てサイバトロンという事になるのですが、組織としてのサイバトロンに属していない者は中立（NEUTRAL)とも呼ばれています。
UK版ではサイバトロンもデストロンも関係なく商売をやっている酒場なんてのも出て来ますし、やはりサイバトロンに属していると見られると具合の悪い場合もあるのでしょう。
（↓以下プチBMネタバレ含）

海外版における現世代の種族ですが、ビーストマシーンズにおいて、メガトロンによる住民の大消滅とコンボイによる再生によって、セイバートロン星の上ではMAXIMAL、PREDACONの新世代とAUTOBOT、DECEPTICONの旧世代を分ける物が事実上無くなったとも言えます。
その後、彼等がどういった進化を選択したのかは定かではありませんが、現在においてはAUTOBOT、DECEPTICONを名乗る方が再び主流になりつつあるようです。

記事番号：538

重要度：☆