デストロンは裏切り・派閥抗争などがしょっちゅう行われています。悪役だから当然かもしれないけど。
　ですが、組織ともなったら全員が全員、リーダーの意向に必ずしも従うもしくは心から賛同しているとは限りません。中には、密かに反発してたりする者もいると思われます。
　で、裏切りが当然のように出てるデストロンはともかく、サイバトロンの方にはそのような派閥は存在しなかったのでしょうか？
　マーヴルコミック版でのリジェ（ミラージ）は、コンボイ司令官にどこか反発してるような事を考えてましたし、彼の他にもコンボイ司令官に賛同できないサイバトロンがいるのではと思うのですが。
　というわけで、コンボイに賛同できず、サイバトロンに派閥を作った者はいるかって事をお尋ねしたく思います。
　どうか、よろしくお願いします。

記事番号：521

重要度：☆

アニメ版では部隊間のライバル意識程度のものが多いですね。
例えばヘッドマスター４戦士とトレインボットやターゲットマスターなど。
その他にヘッドマスターズでは、セイバートロン星をあくまで死守しようとするロディマスと、セイバートロンにさほど拘る必要はないとするフォートレスの行き違いも描かれています。

一方のコミック版では、アメリカ版でのグリムロックとブロードキャストの対立が有名な所ですが、イギリス版に目を移すと、初期にはマトリクスを使って強力な戦士を生み出し、デストロンを殲滅するべきとするプロール派（アイアンハイド、ストリーク、リジェなど）とマトリクスを破壊のために使うべきでないとするマイスター派（ギアーズ、ハウンド、バンブルなど）の対立という話がある他、タイムウォーズでは未来から来たロディマスコンボイと現代のフォートレスマキシマスが争うという場面も見られます（派閥抗争というより誤解からですが）。
また、レッカーズ壊滅後にスプラングが独断でサバイバーズを結成したのも一種の派閥作りと言えるかも知れません。

コンボイに面と向かって異議を唱えたのはプロールとグリムロックくらいのものですが、対立点を整理すると

コンボイ、マイスターほか（軍拡反対⇔推進）プロール
コンボイ、ブロードキャストほか（人類尊重⇔軽視）グリムロック

なんて所でしょうか。
とはいえコンボイがいる以上、裏切ってまで権力を奪おうなんてのはなかなかいない訳ですが。

記事番号：522

重要度：☆