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No.897 METAL GEAR KIRBY 投稿者:コア丸


古来より宇宙から飛来する物体は数多くあった。
その多くはただの流れ星で、大気圏突入時に燃え尽きるが、
時々、招かれざる客がやってくる事もある。

人間を誘拐・調査する“リトルグレイ”。
女子供は殺さない、誇り高き宇宙の狩人。
ちょっぴりドジでおバカなカエル型宇宙人。

・・・なにやら変なのが混じっているようだが・・・

政府による隠蔽工作、自ら姿を隠す、民間による拘束・・・
一般大衆が知らずとも、彼らは確実に存在するのだ。



そして今日もまた、宇宙より未知の物体が飛来する。


2006年06月19日 (月) 17時35分
この小説へのレス


No.899 METAL GEAR KIRBY 投稿者:コア丸 HOME

「なあ・・・いつまでここにいるつもりだ?」

「もうちょっと待って」

天体観測に丁度いい、涼やかな初夏の夜。
スネークはオタコンに引っ張られて自然公園に来ていた。

「もう少ししたら流星群が見られるんだ。それもすごい規模の!」

嬉々とした表情で望遠鏡を覗いているオタコン。
こんな趣味もあったのかと、スネークは呆れてしまった。

「お・・・・来た!」

「やれやれ。付き合ってられ・・・!?」

夢中で望遠鏡を覗くオタコンを放って帰ろうとしたスネークだったが、
周囲の異変に気付き足を止めた。

「・・・・これは!?」

「どうしたんだい、スネーク?」

「・・・・・」

スネークは無言でオタコンを望遠鏡から引き剥がした。

「もう!なんなんだよ・・・!?」

感動の最中に邪魔されて怒ったオタコンだったが、
その怒りも一瞬で吹き飛んだ。それほど凄い光景だった。

「すごい・・・!」

「望遠鏡は必要ないだろ」

満天の星空に、無数の流れ星。
それは尋常な量ではなく、まるで空全体が高速で動いているようだった。

「今までに無い規模の流星群らしいから見に来たけど・・・・これは」

「これだけ見れば、もう充分だな?」

「・・・う、うん、そだね。帰ろー」

半分放心状態のオタコンを助手席に乗せ、
スネークが車のエンジンをかけようとした、その時―――――

「危ないっ!!」

流星の1つが、燃え尽きずに車に突っ込んできた。
鍛え抜かれた反射神経でスネークが運転席から飛び出す。
オタコンも、奇跡的な運動神経で車から飛び出した。



「くっ、まさか当たるとは」

「あわわわ・・・・」

隕石の直撃を食らい、炎上する車を見てつぶやくスネーク。
オタコンは完全に腰が抜けていた。ちょっと漏らしている。

「オタコン、また漏らしたのか」

「だ、だって、ここ、こんな、こんな・・・」

あまりの恐怖に、まともに喋れないオタコン。
無理もない。隕石が車に衝突するという、
何千万分の1という確率に当たってしまったのだから。

「やれやれ・・・・!!」

車に近づこうとしたスネークが、突然銃を構えた。

「ど、どうしたの?」

「何かいる・・・!」

「え、えぇ!?」

スネークもありえないと思った。
隕石が落ちた車の中に、一体何がいるというのか?
出来れば見間違いであって欲しかったが―――

次の瞬間、見間違いでない事が証明された。



「あぢぢぢぢぢ!!」

炎の中から何かが飛び出してきた!

「熱い!熱い!熱いぃ!!」

火だるま状態の謎の物体は、
英語らしき言葉を叫びながら芝生の上を転げ回る。

「誰か助けで〜!!」

「ひぃぃぃ!!」

「このっ!」

スネークが謎の物体を蹴っ飛ばした。
綺麗な放物線を描き、池に落ちる。

一瞬の静寂。



「さっきのは一体・・・・?」

「や、止めてくれよスネーク。そんなの放っといて早く帰ろう」

オタコンの必死の説得もむなしく、
丸い物体が飛び込んだ池に近づいていくスネーク。

そしてスネークは“あるもの”を見つけた。
オタコンにも見えるよう、ゆっくりと持ち上げる。

「・・・・何だこれは?」

「あ、カワイイ・・・」

オタコンのオタクハートにヒットしたそれは、
全身ピンク色をした、球状の不思議な生物だった。

2006年06月19日 (月) 18時54分

No.900 前代未聞 投稿者:コア丸 HOME


突如思いついた、異例の組み合わせ。接点ゼロ。

戦闘狂神Vと並行して書いていくつもりです。
よろしければご感想を^^

2006年06月19日 (月) 18時56分

No.902 METAL GEAR KIRBY 2 投稿者:コア丸 HOME




(・・・ここは・・・・?)

気がつくと彼は見たことも無い場所に立っていた。
荒れた大地、濁った空気、沢山の死体。
彼の故郷とは全く違う、荒唐無稽の世界。

(何て酷い・・・)

人間と人間。同じ種族が争い、殺し合う。
こんな光景を彼は見た事が無かった。
異なる種族とでさえ友達になれるのに、
何故彼らは同族同士で戦うのだろう。

『自由を求めるが故に、だ』

(!?)

突然の声に振り向くと、彼の宿敵がいた。

(今度は何を企んでるんだ)

『この星には沢山の邪念や怨念が渦巻いている。我々の住処にふさわしい』

(そうはさせない)

『どうかな・・・』

不意に宿敵の姿が消え、巨大な鉄の怪物が現れた。

(これは・・・!?)

『こんな夢の中では意味が無い。現実世界で待っているぞ』

(まて!なにをー・・・・)


そこで彼の目の前は真っ白になった。

2006年06月19日 (月) 22時19分

No.904 投稿者:コア丸 HOME


「・・・・はっ!?」

「気がついたようだな」

「大丈夫?」

「???」

見慣れない部屋に、知らない人間が2人。
彼は混乱していた。

「ここは地球?」

「そう、そして僕らのアジトさ」

「・・・順応早いな、オタコン」

「不気味なエイリアンならまだしも、こんなのなら大歓迎さ」

オタコンと呼ばれた人の目は輝いていた。
まるで動物園に連れて行かれた子供のような目だ。

「それじゃ自己紹介だ。僕はハル・エメリッヒ。オタコンと呼んでくれ」

「ハル・・・?」」

彼はハルという名を聞いて、不思議な感覚を憶えた。
聞いた事はないのだが、なぜか懐かしい感じがする。

「そっちの人は?」

「ソリッド・スネークだ」

そう名乗った男の目は、強い決意を秘めているような感じがした。
しかし同時に、何かに疲れたような感じもした。

「ふーん・・・じゃ、僕も自己紹介するね」

「名前があるのかい!?」

「もちろん。僕はカービィ。よろしく」

「俺たちの姿を見ても驚かないんだな」

「人間の友達がいるから・・・」

カービィの脳裏に(脳があるならの話だが)旧友の顔が浮かんだ。
共に冒険した、不異議な力を持つ少女。

「細かい事は不問にするとして、君はなぜ地球に来たんだ?」

「僕も気になるね」

「敵を追いかけてるんだ」

「敵?」

「うん。その名はー・・・」

その時、アジトの電話が鳴り響いた。
オタコンが受話器を取る。

「もしもし?・・え!?・・・うん。わかった。うん」

受話器を置いたオタコンの顔は真剣な表情だった。

「・・・・」

「どうしたの?」

「仕事のようだ」

「正解。メタルギア亜種の情報だよ」

「場所は」

「――――太平洋」

2006年06月20日 (火) 15時23分

No.905 MGK 4 投稿者:コア丸 HOME




オタコンが受けた情報により、
スネークは太平洋の無人島に来ていた。
そしてなぜかカービィも来ていた。

「こちらスネーク。目標地点に到達した」

「到達した」

『メイ・リンから来た情報によると、その島に亜種メタルギアが隠されているらしい」

「メイ・リンか・・・何故彼女がその事を?」

『さあ?そこまではわからないけど、こちらでも確認したから確かな情報だよ』

「それに、なぜカービィまで一緒に来てるんだ?」

「地球見学って事で」

『話を聞いたら、色々特技を持ってるって言うんだ。使えそうじゃない?』

「特技なあ・・・」

スネークはそれだけじゃないような気がした。
カービィのことをかなり気に入っているようだったから、
頼まれても断る事が出来なかったのだろう。

『とりあえず、奥に基地があるはずだから、先に進んで』

「む・・・了解」

スネークは通信を切ると、カービィに言った。

「言っておくが、見学しても参考になるような場所ではないぞ」

「そうかもね」

「かもねって・・・じゃあ、なぜ?」

「前に言った、僕の敵がいるかもしれないんだ」

「・・・・まあいい。行くぞ!」

「りょーかい!」

2006年06月20日 (火) 15時48分

No.909 ぬう 投稿者:コア丸 HOME

感想ないなぁ

ネタ的にいまいちだし、
こっちの小説はこのまま感想がなければ放置します。

そのまま打ち切りになるかも?

2006年06月28日 (水) 19時55分

No.911 コア丸さまへ 投稿者:イバ HOME

コア丸様へ
 今書かれているメタルギアソリッドカービィの連載は、私事ではありますが続けてほしいと思っています。
 また言い訳がましいですが、私個人が感想を書かなかったのは話が完結した際に書くのが筋ではないかと思っていたからです。
 話の見出し、ネタ、構成、演出、今の段階では、とてもすばらしいもので、これからの物語の展開に私自身期待しています。
 是非に続編をお書きになってください。
 これからのコア丸様の連載心より期待いたします。



2006年06月29日 (木) 18時17分

No.913 ぬおお 投稿者:コア丸 HOME

こ、ここまで礼儀正しく言われちゃ断れない!(笑)

んじゃ、続けます。
だらけた文章にならないように書いてるので、
多少ペースは遅いですけど^^;

それでは気を取り直して、本編どーぞ

2006年06月29日 (木) 22時09分

No.915 MGK 5 投稿者:コア丸 HOME


「ねえ」

「・・・なんだ」

「なんでだまってるの?」

「敵がいるかも知れないからだ」

「・・・んー」

島の奥に進む途中。
スネークは半分投げやりになっていた。
隕石が落ちたと思ったら、そこから謎の生物が現れて、
流暢に英語を喋り、宇宙から来たのに人間の友達がいると言う。
彼が追っているという『敵』の事といい、
ここまで謎が多いと、もはやどうでもよくなっていた。

「ねえ」

「・・・・」

「ねえ!」

「うるさいな。今度はなんだ!?」

「敵だよ」

「!」

カービィの指差す(?)方向を向くと、
武装した兵士が歩いていた。
慌てて木陰に身を隠すスネーク。

「カービィ、お前も隠れろ。見つかったら話にならん」

「んー」

「・・・?おい、何してる。早くこっちに来い」

カービィは隠れようともせずに辺りを物色している。
そして、適当な小石を拾うと口に入れた。

「ん?なんだ」

(くっ、見つかったか!?)

だが、兵士はカービィの方を見ても何の反応も示さない。
カービィの方を見ると、そこには小さな岩がひとつ。

「ただの岩か・・・」

(・・・?)

敵兵は岩に興味も持たず、そのまま行ってしまった。
いったいカービィはどこに行った?
兵士が見えなくなったのを見計らって、カービィの居た所に近寄る。

「おい・・・カービィ?」

「呼んだ?」

「うおっ!?」

岩が一瞬光ったかと思うと、そこにカービィが居た。
いや、カービィが岩に化けていたようだ。

「それが特技か」

「うん、そうだよ」

まさに宇宙人のような特技だ。
さしずめ、食べたものに変身する能力か。

「すごいな」

「ふっふーん」

2006年06月29日 (木) 22時49分

No.940 MGK 6 投稿者:コア丸 HOME


「着いたみたいだね」

「ああ」

鉄とコンクリートの、いかにも基地らしい建物に着いた。
草むらから入口の様子を見るが、どうも様子がおかしい。

見張りがいる筈の入口には誰もおらず、
壁にはまだ新しい血痕が残っている。

「昼寝してるのかな」

「いや・・・・・とにかく、中に進むぞ」

「イエッサ」



やはり様子がおかしい。
どこまで進んでも、全く敵の気配がしない。
やがて、メタルギアの置かれた最深部まで到着したが、
ここにも誰もいなかった。

「どういうことだ?」

「僕に言っても分からないよ」


『私が教えてあげる』


「!!」

突然声が聞こえ、即座に声のした方に銃を構える。
カービィも拳(?)を構えて警戒する。

やがて、闇の中から人が現われた。


「・・・・お前は!?」

『そう。私よ、スネーク』


現われたのは、メイ・リンだった。

2006年08月05日 (土) 11時20分

No.983 MGK 7 投稿者:コア丸 HOME


「君がなぜここに?」

「うふふ・・それはね」

「危ない!」

「・・・ッ!?」

突然、メイ・リンが銃を撃ってきた。
カービィが叫んだおかげでどうにか避けたが、メイ・リンはまだ撃つのを止めない。
スネークはカービィを小脇に抱え、コンテナの陰に飛び込んだ。

「メイ・リン!どういうことだ!?」

「決まってるじゃない。あなたを殺すの」

そう言うと、メイ・リンはメタルギアの操縦席に入った。
メタルギアの起動音が響き、振動で建物がきしむ。
その様子を見ながら、カービィがつぶやいた。

「間違いない。あの人・・・とり憑かれてる」

「なに!?」

それを聞いたスネークがカービィを問いただす。

「どういうことだ?」

「前、敵を追ってるって言ったよね」

「・・・まさか、そのメイ・リンにとり憑いてるってのが」

「そう。僕が追っている敵、ダークマター」

「ダークマター・・・」

普通なら信じられない話だが、宇宙人を目の前にして
信じられないわけがなかった。

「どうにかして引き剥がせないのか?」

「ある程度ダメージを与えれば、出てくるはずだよ」

「そうか」

スネークはおもむろにスティンガーを取り出し、肩に担いだ。
完全起動したメタルギアがスネークを睨む。


『スネーク・・・私たちのために、死になさい!』

2006年09月11日 (月) 21時15分

No.988 もしかして・・・・ 投稿者:そり出すスネーク HOME

カービィーの64版のヤツですか?あれは結構面白かった記憶があるのでそこにスネークがどう絡んでくるか期待してます!!メイ・リンが乗っ取られるのは意外でしたが・・・。

2006年09月14日 (木) 19時46分

No.989 コメント有難うございます^^ 投稿者:コア丸 HOME

ダークマター自体はGB版の2から出てきますね。
期待に応えられるように頑張ります!

2006年09月14日 (木) 20時02分

No.1014 MGK 8 投稿者:コア丸 HOME


メタルギアが足踏みをすると、建物全体が揺れ、天井から瓦礫が振ってきた。
瓦礫がカービィの頭上に落ちてきたが、ギリギリでスネークが撃って破壊した。

「あ、ありがと〜・・・」

「もたもたするな。次が来るぞ!」

スネークが言い切るのが早いか、メタルギアが機銃を掃射してきた。
スネークは物陰に素早く飛び込み、カービィも物陰に転がり込んだ。

「反撃する方法はないの!?」

「今準備してる」

スネークは喋りながらスティンガーに弾頭を補充した。
そして、カービィの方に向き直って言った。

「いいか、カービィ。・・・・・・・・んだ」

「へぇ・・・・うん、分かったよ」



『とどめよ!』

メイリンが叫ぶと、メタルギアがミサイルを発射した。
それに合わせて、2人は物陰から飛び出した。

「行くぞっ!」

「うん!」

飛んで来るミサイルを避け、スネークがメタルギアの足元にスティンガーを撃ち込む。
足をやられてメタルギアが体勢を崩した所に、カービィがミサイルを吸い込む。
吐き出されて180度方向転換したミサイルが、メタルギアの胴体に直撃した。


ギィィィィ・・・・


断末魔の悲鳴を上げ、メタルギアは動きを止めた。

「やった!」

「ふう・・・俺も慣れたものだな」

2006年10月19日 (木) 21時06分

No.1033 MGK 9 投稿者:コア丸 HOME

『おのれ・・・ッ!!』

動かなくなったメタルギアから、黒い霧のようなものが現れた。
球状に集まった霧の中心に目が開かれ、二人のほうを睨む。

「あれがダークマターか」

「うん」

『ニンゲンごときが・・・!』

「・・・・・」

スネークは無言でスティンガーの弾を放り投げ、
カービィがそれを吸い込み、コピーする。

『あと少し・・・あと少しで、我らの楽園が手に入ったというのに・・・ッ!!」

「お前が何者かは知らない。だが、これだけは言える」

『・・・!?』

「この地球に来たのが、そもそもの間違いだ!」

そう言い終えた瞬間、スネークがスティンガーを撃った。
同時にカービィがミサイルに変身し、ダークマターに突っ込む。


『グオオオオオオ!!』

直撃を食らい、断末魔の叫び声を上げるダークマター。
次の瞬間、ダークマターは爆発し砕け散り、消滅した。

変身を解いたカービィが降りてくる。

「これで・・・・終わりか?」

2007年01月21日 (日) 11時05分

No.1040 投稿者:ザ・フィアー HOME

いつも楽しく読ませてもらってます^^
これからも頑張ってください。
質問何ですがコア丸さんの好きな色は何ですか?
あまり深く考えずに思いついた色を教えてください、お願いします。

2007年01月28日 (日) 12時57分

No.1041 あざーす 投稿者:コア丸 HOME

精一杯頑張らせて頂きます!

どの色も好きですが、1番好きな色は黒ですね。
外出時は全身黒ずくめという非常に怪しい格好ですw

2007年01月28日 (日) 20時22分

No.1043 投稿者:ザ・フィアー HOME

おおw早速返信していただきありがとうございました。
おかげさまでとても参考になりました^^
では、これからも頑張ってください!

2007年01月29日 (月) 21時53分

No.1053 MGK 10 投稿者:コア丸 HOME




あれから一週間。
スネーク達は再び夜の自然公園に来ていた。



「・・・・・・それじゃ、今までお世話になりました」

宙に浮かぶ、星型の乗り物の前で礼をするカービィ。
・・・と言っても、その丸い体では礼になっていないが。

「もうちょっとゆっくりしていけばいいのに」

「えっと・・・なんだか、知らない間に迷惑かけちゃったみたいで、ごめんね」

名残惜しそうな表情のオタコンと、
申し訳なさそうに頭をかくメイ・リン。
どうやら、あの時の事は何も覚えていないらしい。

「気が向いたらまた来るといい。歓迎できるかどうかは分からんがな」

車のボンネットに腰掛けて、スネークが言う。

「うん・・・分かった」

「そろそろ夜も明ける。行ったほうがいいんじゃないのか?」

「そうだね・・・人が来たら面倒だし」

「また会えるよね?」

「生きている限りは、また会えるはずだ・・・・・?」

そこでスネークは、自分の言った言葉に妙な感覚を覚えた。
『また会える』という言葉が、どうにも引っかかる。

「どうしたの?」

「いや・・・なんでもない」




「・・・じゃあ、行くよ」

そう言って、星型の乗り物に飛び乗るカービィ。
星型の乗り物につかまるその姿は、妙に似合っていた。

「じゃあな」

「またね!」

「さよなら」

3人の別れの言葉をすべて聞き終えると、
星型の乗り物はゆっくりと上昇して、そのまま一気に加速した。



「・・・行っちゃったね」

「さ、帰りましょう」

待機させていた車(新車)に戻る2人。
スネークは、少しの間動かずに空を見上げていた。
朝焼けの空を、一筋の流れ星が駆け上って行く。


「縁があったら・・・・・また会おう」


METAL GEAR KIRBY 終

2007年02月10日 (土) 11時03分

No.1054 あとがき 投稿者:コア丸 HOME

とりあえず、「MGK」はここで終わりです。
元々短編として書いていたので、これで勘弁してください(汗)

気が向いたら、戦闘狂神の方も読んでやって下さい。
そちらの方はまだまだ続けてゆくつもりですので。

それでは。

2007年02月10日 (土) 11時09分

No.1055 オマケ 投稿者:コア丸 HOME


あれからしばらく経った、ある日の事。
スネークはとある場所に潜入していた。

そこに、キャンベル大佐から無線が入る。



『スネーク、忙しいところすまないが・・・ビッグニュースだ!』


2007年02月10日 (土) 11時16分



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