| No.1007 MGSTABA |
投稿者:そり出すスネーク
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基地の中へ潜入したスネーク。だが基地の中に人影はなかった。
(逃げたのか?)
そう思い始めたときひょっこりと一人の敵兵が出てきた。
(気のせいだったか。)
気付かれないようにスネークは慎重にその敵兵の頭を麻酔銃で狙いをつける。 そしてゆっくり・・・トリガーを引こうとした。
その時!
「!!!!!!」
スネークの目の前がいきなりゆがみはじめた。 しかもその敵兵がいまにも振り返ろうろしている。
「くそっ!」
スネークはそう言い、敵兵にむけて麻酔銃を2,3発乱射した。
幸いにもそのうちの1発がそいつの頭に命中した。
敵兵は「うっ!」っと言いながら倒れる。
「なんなんだ一体!?」
スネークは言い、そいつのドッグタグを見る。 そのドッグタグはスネークには解らない言葉で書かれていた。 アラブやパキスタンなどの中東のことばらしい。 そのなかでなんとか読みとれたのは「ジョニー佐々木」というその敵兵の名前らしいものだけだった。 とにかくなぜあんなめまいが起きたかはわからない。いつもではありえないことだ。 ただ老いてきたといわれればそうかもしれなかいが、なぜかスネークの心の中にはかなり の不安があった。
そんなときオタコンからの通信がかかってきた。
CALL 「スネーク!大丈夫かい!?」
「ああ、大丈夫だ。お前に言った通りもう若くないようだな。」
「スネーク・・・・・・。」
「なんだオタコン?」
「い、いやなんでもないよ。頑張ってね、スネーク。」
「ああ、わかってる。」
スネークは通信を切った。 オタコンはなにか心当たりがあるようだ。 (どうしたんだ?まぁ何とかなるだろう。) そう思いスネークは潜入を再開する。
そのとき、パソコンのむこうでオタコンはある人物と通信していた。
「ああ。頼むよ。彼にはもう時間がない。早く血清をつくってほしい。ああ、そうだよ。 頼んだよ。・・・・・・・・・・・・・・・・・ナオミ。」
オタコンは通信を切る。そして彼はうなだれた。
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2006年09月24日 (日) 00時50分 |
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