暑い日差しがうざったい。
サハラ砂漠のど真ん中だ、無理もない、と、
彼___スネークは思う。
任務は核弾頭を奪い、この砂漠の地下に潜伏する
ゲリラ隊、Bluesunの排除、及び核弾頭の奪還、だ。
そこへ、無線が入る。
「もうじき、奴等の基地の入り口だ。初っ端でバレるんじゃないぞ?」
男の声が頭に響く。
「分かってる、俺はそんなにバカじゃあない。・・・アンタ・・・何者なんだ?」
スネークは言った。
「暗号名くらい言ったらどうだ?」
何も知らされていない、聞いたのは任務だけだ、と付け加えた。
「そうだ、言ってなかったか。暗号名はJohnだ。」
ジョンという名前に、聞き覚えがあるような気がする。
「ジョンか・・・ニックネームか?」
スネークは聞く。
「いや、それはいい。機会があったら話そう。・・・今は任務だ。」
「了解。」
入り口は井戸のようだ。
・・・見張りは二人・・・。武器は___以外だな、MP5のA4か・・・。
それにデザート迷彩・・・おかげで見つけるのに手間取った。
支給されたM92Fを取る。
サプレッサー付き・・・なければ潜入はままならない。