イスラータ……スネークの同志、コンピューターの達人
エイグット……同じくスネークの同志、大型戦機のエキスパート
ラングスター……戦略の天才、スネークの同志
レイサ……兵器技師、スネークの同志
MSFを飛び立ち、2時間がたっていた。
イセラータ「このまま北西へ340qほど進めば、使われなくなった米軍ミサイル基地がある。まずはそこで作戦を練ろう。それと…」
スネーク「どうした?」
イセラータ「マザーベース、あれだけ改良したのに…。僕のPC技術もあそこに大半を注いだ。本当に悔しいよ。」
スネーク「いずれにせよ、避けられないことだ。世間にあそこが知れ渡れば当然襲撃に来る奴がいる。政府の親衛隊がな。」
ラングスター「さあ、起こったことを悔やんでも仕方がない。次に起こることに向き合わなくちゃあな!」
エイグット「そうだな。それよりもその米軍ミサイル基地には降りるのか?ボス。」
スネーク「スネークでいい。そこで降りなければ何所で降りる?それにその先何所に降りれるかわからん」
この問いには誰も答えることができなかった。そしてZEKEは今にも崩れそうな工場にやってきた。
レイサ「ZEKEもそろそろ音を上げているようだ。ここでいいのか?」
スネーク「ここには苦い思い出がある。…メタルギアはここから動き出す。」
レイサ「ボス?」
スネークの独り言にレイサが反応する。
スネーク「あ、いや独り言だ。で、ここで何をするんだ?」
あの英雄BIGBOSSにも抜け目があるのだなとレイサはただきょとんとしていた。
エイグット「これからどうするもボスの自由だ」
スネーク「そうか、じゃあここを新しいMSFの拠点、マザーベースとする。ここをアウターヘブンにしてくれ」
一同「了解!」
こうして新たなMSFのベースを確保した。
〜続く〜