'03BAD BLOOD以来のヘルインアセルでしたが、
予想以上の名試合でしたね。
HHHもHBKとの試合ではとても息があっているように見えます。
惜しむらくは天井に上らなかったことでしょうか。
落ちろとは言いませんが、どうしてもHBKを倒せないHHHが業を煮やして
天井でペティグリーを敢行しようとしてスイートチンミュージック一閃！ぐらいのことはやってほしかった…
これから長期離脱するようですが、映画と子育てに励んでほしいものです。

ケインは…不完全燃焼でした。
ベノワのよさは自分より格上の相手に勝つことなので、勝敗自体には問題はないと思うのですが、
どうせならタップ・アウトで勝ってもらいたかったです。
自分の不利な状況でも正々堂々。というのが彼への私のイメージなので。
いっそのこと懐かしのジャーマン十連発とかいろいろあったでしょうに。

ＩＣ王座戦は歓声の少なさに驚きました。
やはりこのあたりで新人とベテランの差が出るのでしょうか。
試合内容やベンジャミンのしゃべりについてもどうも…
というか、無数の画鋲が刺さっても有刺鉄線が刺さってもテーブルに落ちても返す男に
どうやって勝つんだ！？
ミック戦を引きずってる間は彼の負け方に困りそうですね。

ユージンは…リーガルさんの苦悩がプロモに全く出てなかったのが残念でした。
アレがあってこそのユージンでしょう。
ただコーチ悪いやつ！ユージン仕返し！みたいな内容の薄い抗争ではないはずです。

以上が私の特番についての思いですが、（かなり長くなりましたが）
みなさんはどう思われますか？

ＨＨＨとＨＢＫは、もはや円熟の試合で、阿・吽の呼吸といった
感があります。ただ、ベノワが２試合組まれていて、タッグを
早く終了したので、結果後半約１時間ほどがんばらなければいけ
なかったのが少し残念。

ユージン＆リーガルは、多分ユージンが危機に陥ったときに
リーガルが助けるといったシナリオがあると思っているので、
コーチマンとの試合は、危機じゃなかったと勝手に納得してます。
でもユージンって試合運びがうまいですね。

世界王座戦は最後の終わり方が呆気なかったのですが、水準の
試合といった感じ。ケインのバケモノ加減が出ていた点は
良かったと思います（ジャーマン３連発で何事もなかったように
起きあがるとは！）。

ＩＣ王座戦は、ベンジャミンが良かったですね。逆にオートンが
精彩を欠いているように見えてしまいました。個人的にはフレアを
４の字に決めながらオートンフォールで決まると、ベンジャミン
益々増長で、後の展開が面白かったのにと思いました。

タッグ王座戦は、現在のＲＡＷのタッグ不足が感じられました。
女子王座戦は、サドンデス型式だと、呆気なく終わることが多い
ですね。

結果、ＲＡＷは魅力的なタッグチームを育てる＆作ることが急務
なのではないでしょうか？