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投稿日:2006年04月01日 (土) 00時56分
岩手も宮城もレーティング大会でにぎわう中3月26日に石巻の将棋大会に参加してきました。県大会と重なったこともあり例年より参加が少なかったとのことでしたが、Å・B・Cと3つのクラスに分けれるほどだったので結構参加があった様に感じました。クラスを3つ用意しているという事は安定して集客しているという事だと思いました。石巻周辺の将棋人口が少なくないと言う事なのでしょうが、それは私が無知だったという所でしょう。一関ではA・Bの2クラスしか出来ないのでうらやましく感じます。聞く所によると支部団体戦では県代表になったらしく、また先日行われた気仙沼の将棋大会では1・2・3位が石巻勢が独占だったとのことで実力もハイレベルの様です。石巻支部長の力強いお言葉から始まり、終始運営に尽力される姿は支部長として頼もしい限りでありました。良いこと悪いことをはっきりおっしゃられる方なので強いリーダーシップがあり人望の厚さも伺えました。石巻の強さは支部長にあり、と勝手に思いました。 大会内容は5回戦のスイス方式?だったのですが、よくある1回戦から5回戦までの点数が違うタイプで何回戦で負けたかが順位を決めるというもので簡易的なスイス方式みたいな感じでした。対戦相手の勝ち星が関係するタイプの方が面白みがあって良いと思うのですが、それは一関で育ったから思うだけなのでしょうか。年配の方だと点数計算がめんどくさいのかなきっと。大会進行を重視し25分切れ負けというのはちょっともったいなく感じました。対局内容としてはどれも面白い将棋で定跡に明るい人が多かったです。四間飛車に対する急戦で1本取られたのが悔やまれますがいい勉強になりました。居金のまま仕掛けられたのは初めてでした。他にも左4六銀戦法で3九まで飛車を引く最新定跡の所を3八飛車と指されて思わず喜んで2五歩としたもののその後の展開がうまくいかず辛抱の将棋になりました。あとで渡辺明の四間飛車破りを読み直したら後手優勢という訳ではないようです。定跡のその後の指し方がわかりません・・・。大会の結果としては4勝1敗と3位でした、無念。全勝がいなかっただけに残念ですが、1局でも負けたらダメですね。次回リベンジしたいと思っています。宮城県北は意外に将棋大会が多い様でうれしい限りです。
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