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「外貨購入の申込書だよ」 もうそんな時期か。娘は学校の研修旅行でこの春、南半球に行く予定であった。 子供達の旅行が続くな、この際カメラを新調するか。
家にもカメラは少なからずある、デジカメもある。 コンパクトなデジカメとしてはミノルタのDiMAGE Xを使ってきた。 今はカメラ会社としては存在しない会社の製品だが、屈曲光学系つまりプリズムを使用した斬新な設計で当時としては格段の薄型化を実現したモデルだ。 画素数は200万と今時のケータイのカメラにも遥かに及ばないが、メモ用として割り切れば十分。 ただ電池が長持ちせず、さらに何時頃からか電池交換時に日付と時計がリセットされてしまい、その度に再設定を強いられ非常に使い難くなってしまった。 広角側も35mm判カメラ相当で37mmまでと物足りない。
修理という手もあるが、デジカメはPCやケータイと同じく進歩の著しい商品なので7年間も使用した現用品は色々な面で見劣りがしてしまう。 家族も使え広角も撮れるサブカメラが欲しいと思い続けていたので 買い替えの好機到来ということにしよう。
帰宅時に乗換駅にある家電量販店を覗いてみる。夜遅くまで営業しているので重宝している。 デジカメ売り場には様々、色とりどりの機種があり、迷宮に入り込んだようで何を選んだら良いのか短時間では判別がつかない。 価格のレンジをざっと掴んだ後、数社のカタログを集めてひとまず帰る。
どのメーカーも同じように広角を含んだ機種を揃えているだろうと思っていたが会社によってその扱いが異なることがわかった。 S社は広角は1機種のみ、それも28mm相当から。 P社は多くの機種が広角からのズームを備え25mm相当からというモデルもある。 自分用であれば25mmも良いが、家族には使こなしが難しいだろうななどと思いを巡らす。 (25mmからの機種を買って、28mm相当から使えば良いという声もあるが、その設定が”使いこなし”というものである。)
それ程高額の商品ではないが、急ぎでもないので一週間をかけて機種を選定した。 メーカーのホームページ、レビュー記事そして販売店の価格情報を参考にした。 最後の決定要素は値頃感である。 同じ系列店でも店舗によって微妙に値付けが異なることも判明した。
返信 2009年02月08日 (日) 00時42分
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