 みなさま、こんばんは、らくがきにんです。 芸術の秋・・を通り越して、かなり寒くなって参りましたが、 みなさま、いかがお過ごしですか〜?
わたくしは、さっそく、歌舞伎座夜の部拝見して参りました。 菊五郎さんの勘平が素敵なのも、時蔵さんのお軽が素晴らしいのも 知っていますが・・目指すは、もちろん、七段目。 仁左衛門さんの大星由良之助でございまぁーーーす。 七段目は、何度も拝見しているはずですが、 なんと、仁左衛門さんの由良之助拝見するのは初めてだったので、 それはそれはとてもとても楽しみに出かけて来ました!!
仁左衛門さんの由良之助は、なんだか重厚でした。 酔っているフリをしているときは、 もっと柔らかい感じを想像していたのですが、 声も低めで、常に由良之助な雰囲気が漂ってました。 言うまでもありませんが・・由良之助・・素敵すぎました。 七段目も素敵でしたが、討入りのときもまた素敵でした。 ああ、仁左衛門さん・・・・・・。
ところで、十一段目で、両国橋引揚の場というのを初めて観ました。 振り落としで幕が開くと、舞台中央にどどーんと 大きな橋が正面向いてかかっているのですが、 その橋を討入りを終えたみなさまが渡って来ます。 その先頭は、もちろん、仁左衛門さんの由良之助なのですが、 橋の向こうから仁左衛門さんのまず頭が見えて徐々に お姿が見えて来るのが・・なんともかんともかっこよかったです。 素敵でしたーーーーーー。
浪士のみなさまは、花道を通って去っていくのですが、 舞台中央に馬にまたがる服部逸郎梅玉さんが残って 扇を上げて幕切れとなります。
こんな明るくあっぱれ晴れやかな忠臣蔵の終わり方は 初めて見たのですが、なかなか素敵でしたっ。
そうそう、七段目では、あいあい〜とでっかい声で返事をして 平右衛門を困惑させる仲居さんを歌江さんがなさっています。 ふと、歌江さんが観たいなあーーーと思ったら・・ そこに歌江さんが出てきてくださって、とても楽しかったです〜♪
さあ、みなさまも、芸術の秋はぜひぜひ歌舞伎見物へ。 演舞場にも行かなくては・・☆
今月も、楽しいご見物のご報告、どしどしお待ちしてまぁーすっ(^^)
2009年11月05日 (木) 00時06分
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