水に空気を吹きかければ霧吹きになる。どこのメーカーのスプレーガンをロボットに取り付けてもスプレーロボットには仕立てられます。
　どこのメーカーのスプレーガンでも水鉄砲の様な大量吹きは出来る、それでもニードル式流量調整機能が付いていて、一応流量調整は出来る様になっている。こんなノズルは薄肉品の時、ニードル弁を絞り小流量にした時、殆どのノズルが運転中にスプレーが出なくなるトラブルが必ず発生する。
　国内で販売されているロボットスプレーはこんなスプレーノズルを使用したシステムが殆どである。
　スプレーロボットの生命といえるスプレーノズルは、極薄品から厚肉品までロボットの運転速度に応じた流量で、長期間安定して流量を保証出来る確
実なシステムを要求します。スプレーノズルはロボットの事を知らないノズルメーカーから取り寄せ、ノズルの事を知らないシステム屋がロボットスプレーとして販売する。
　こんなシステムをスプレーロボットと思い導入したダイカスト工場は悲惨である。

　　　こんなシステムは２台目のリピートオーダーは確実に無い。