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フランス軍傭兵隊の歌じゃが粗雑な人質救出作戦で犠牲者多数というのは遺憾ながらイスラム過激派に強硬に臨むアルジェリア軍が意外であった。平和な日本と異なり弱腰と見られれば足元を見られてつけこまれるというのが彼の地の常識なのであろう、それは尖閣諸島や竹島での中韓に対する民主党政権時の隣国に対する配慮が裏目に出て近年外交問題としてこじれて来たのでもよくわかる。
今回の事件の発端と言われるアルジェリアの隣国マリへのフランスの軍事介入にしても元々アルジェリア・インドシナ独立戦争で傭兵に替わってフランス正規軍が投入されてからフランスが敗北した例からもナポレオン時代以外はフランス軍は弱いと定評ながらもわずかフランス軍2000名でマリのイスラム過激派を圧倒しておるという、もちろん周辺国連合軍も参加しておるがマリ政府がフランス軍派遣を懇願したことはアフリカ諸国では埒がなかったんだろう。然しながらそれではフランス軍一個師団でも派兵すればすぐにでも決着するんではないかと思うけれど帝国主義時代と違って現代の国内・国際政治の場ではどーしても腰の引いた体勢で手を出さざる得なくなるから紛争は長引くようになる。
そこにテロリストのつけ込む余地ができるわけじゃ、それでも比較的欧米諸国はテロに強硬ではあるが日本は「人命は地球より重い」?という非論理的形而上な考えの横行する国となれば日本人の人質が標的になるのは必然である。従って先進各国が事件に懲りてアルジェリアから撤退となれば人命軽視の中国が入り浸りになると思うとうっとうしぃ。
現実にテロ行為がありやらなくてはならないことはやるとなればテロリストの言いなりでは穴の開いたバケツで水を汲むが如しでゴルゴ13の如く人質の通用しないことを知らしめるしかないんじゃねーの。 |
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名前:時事放言 / 国内にて / 私信 / HP
2013年01月22日 (火) 15時32分
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