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終戦直後、先の世界大戦の大敗により国家破産、民族存亡の危機から、とにかく大和民族の遺伝子をと子孫繁栄を願ってエッチやりまくったわけじゃ、結果として貧乏人の子沢山で親たちは戦時中の軍国主義一色の一時期だけではなく大正デモクラシーから昭和初期を知っている世代であったので先祖伝来の道徳観倫理観を現在の団塊の世代である子らに伝承はしたが、残念ながら戦後の進駐軍による日本人宣撫工作としての自虐史観が植えつけられた。それを増長させたのが進歩的文化人を始めとする日教組である。
反日的教育を受けた団塊の世代は親の世代からの伝承を自分の子に伝える自信を失う。然しながら日本人本来の真面目、勤勉等の民族性は半端に受け継いでおるから、とにかく自分の子らには貧しい思いをさせまいとがむしゃら猛烈に働いて働いた、地方からは集団就職で上京し、親の世代とは離れて暮らす、子は母である妻に一切任せ切り、単身赴任してまでも妻子のために頑張ったお蔭で日本は敗戦国から一躍、奇跡の復興により高度成長期を迎えるに至った。全般性で言うなら経済大国になれたのはこの団塊の世代の奮起あればこそである。
されど、団塊の世代は日本民族のアイデンティティは子らに伝承することはなかった余裕がないほど働いたこともあるが、何より日本民族解体工作である自虐史観により自国の歴史を忌避したため世代の断絶が起こったのである。更に集団就職など一極集中で一丸となって経済復興に尽くしたがため地方とも断絶した。
その団塊の世代が定年退職を迎えるときが来た。働いて働いて国家も家庭も裕福になった今、失われたものは清貧である。カネさえあれば何でもできると歯を食いしばった結果は一番の恩恵を被った妻子からの熟年離婚と低額所得層まで拡がったニートである。国家とて同じで日本からの経済援助を最大に被っている国ほど反日的になり裏切られる。
今や日本国民は足ることを知らず、女子高生は衣食住満ち足り過ぎて野性に帰る。隣の芝生は青く見えるが如く他国の欠点には目を瞑り自国ばかりを卑下するようになる。
団塊の世代は生活を豊かにしてくれたが反面、心を貧しい世代を育ててしまったのではないか? |
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名前:時事放言 / 自宅にて / 私信 / HP
2008年01月13日 (日) 14時26分
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