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[841]南極のカラフト犬

1959年(昭和34年)の今日、
前年、南極観測船「宗谷」が厚い氷に阻まれて第2次越冬隊を送り込むのを断念し、第1次南極越冬隊員をヘリコプターで収容救援したが、その際に一年間苦労をともにした犬ゾリ隊の15頭のカラフト犬を置き去りにしなければならなかった。

翌年、第3次南極観測隊が編成されて南極観測船「宗谷」から飛立ったヘリコプターが無人の昭和基地上空から雪の上で動き回るものを発見した。映画であった感動シーンである。生存が確認されたカラフト犬はタロとジロの二頭で越冬隊員の残してたエサの他にペンギンやアザラシを獲って飢えをしのぎ吹雪の日は雪穴を掘ってうずくまり厳寒の南極の冬を耐えて生き残った。

その後、ジロは南極で死んだがタロは五年後に日本に帰り北海道で余生を過ごした。

因みに、
1912年(明治45年)白瀬陸軍中尉率いる南極探検隊が南極点を目指すも南緯80度にまで到達して断念して撤収したが、既に一ヶ月前にノルウェーのアムンゼン隊が南極点に到達、イギリスのスコット隊は10日前に南極点に到達するも帰路、遭難しておる。白瀬中尉は撤退を反対する隊員に自分は特異体質であるから生き残れる自信はあるが諸君らは生き残れないと千島探検隊の越冬で全員が死に白瀬中尉だけ救出された経験から隊員を説得し、日本に引き揚げた。隊員は全員無事帰国できたがこの際に連れて行ったカラフト犬28頭のうち20頭を置き去りにせざる得なかったことを白瀬中尉は生涯、悔やみ仏前で犬隊員として一頭一頭・・・犬の名をあげて合掌する。またアイヌ人で隊員だった者はカラフト犬を大事にする掟を守らなかったと部族裁判にかけられたそうじゃ。

名前:時之番人 / 自宅にて / 私信 / HP
2008年01月14日 (月) 16時28分




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