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[843]中華料理

先日、久々に中華料理店で食べ放題、飲み放題で満腹したわい。鱶鰭スープ、餃子エビチリトマト、ホイコーロ、バンバンジー、チンジャオロース、チャーシュー、酢豚等々、また紹興酒も美味かったぞ〜、さりながら、農薬入り中国製冷凍餃子事件が発覚する前日だった故に知らぬが仏であったが今なら餃子を食うにはちと覚悟がいるかも。

確か中国の宗の時代に石炭による火力を利用することで中華料理ができたんじゃが、それ以前は食中毒が蔓延していて中国の人口はそんなに増えなかったがこの中華料理で漢民族が爆発的に増加したそうじゃ。

特に日本民族は胃腸が弱いこともあって、潔癖症なところがある。現在は賞味期限など表示されて手取り足取り甘やかされちょるから何でも表示を信用して食ってしまうが、昔は匂ったり、一口食って「こりゃぁ腐っておる!ぺっ!ぺっ!」と吐き捨てる自衛本能もあったがそれも退化してしもうた。然しじゃ、農薬とは言え、熱処理でかなり毒性も弱まると思うが今回の毒入り餃子は中国の不衛生というより、故意に混入された疑いも高いとすれば当該食品全般に問題があるわけでもなく当たるも八卦当たらぬも八卦でギャンブルみてーなものじゃ、宝くじは当たらぬがこげなもんには案外、当たったりするもんよ。

何はともあれ、
スーパーの中華料理の冷凍食品を手に取り躊躇する今日この頃、せめて中華レストランくらいは冷凍食品なんぞ使わず自分の店で調理したメニューにしてもらいたいもんじゃ。もっとも中国の安い人件費で製造された製品に慣れて安物を食い、安物で着飾った今の日本人ではこの安物生活は簡単には捨てられまい。ひょっとして返品された冷凍食品を七割引で売れば飛ぶように売れるんじゃないのか〜?

名前:さね爺じゃ / 自宅にて / 私信 / HP
2008年02月03日 (日) 11時45分


[852]支那蓄!

 これは支那による食料テロの可能性大ですな!!

 残虐無比で民度の低い支那に、こんな図体だけでかい野蛮な社会に対して大きい態度ででれない日本衆愚政府…。 こういう意味じゃぁ、支那の敵意を煽って靖国参拝した小泉純一郎前首相を高く評価できますわい!

名前:大頭部無政府丸 / 海外にて / 私信 / HP
2008年02月13日 (水) 01時11分


[858]

 ソ連に関しては小生は高く評価しています! ロシアが近代化を成し遂げるにはソビエト共産主義体制が一番の手段でしたから。 あのままロマノフ王朝が続いていれば、あの気候だから植民地化されはしなかったが、アジア圏の土人文明国家と変わりはしませんぜ! もしかしたらオスマントルコあたりにでも白人奴隷の供給元とされていたかもしれませんしねw。 んで、近年に当たっては今だ未熟な面もあるが、ヴラジミール・プーチン殿の卓越した政治手腕で以外にも経済安定を図っていますね。 特に今年は今まで世界経済をリードしてきた先進国が不況気味になり、支那経済の崩壊によるカタストロフィーが起こりますが、ロシアだけは依然として好景気でしょうな。 石油産出量も先進国からの技術投資で盛り上がり、プーチン殿の政策(無駄な移民労働者を受け入れず、企業利益が国益と連携していくコーポラティズム型経済)でロシアは伸びていくでしょうね。

 まあ、支那(中国)に関しては麿様と同じ意見で、毛沢東の革命の必要性にもちょっと懐疑的なものが残ります。 国民党政権でも十分に支那は安定した形で近代化を遂げられたでしょうが、共産党の政策で近代化どころか野卑な社会に帰化してしまったように見受けられますね。

 まあ、日本もその他、西欧諸国もロシア以外は支那を過大視しすぎたために、しっぺ返しを食らう破目になるわけですが、共産党といっても共産主義の醍醐味らしきことを過去から一度も実践せずに、資本主義もただ海外からの投資のみで拝金主義に陥っただけの支那など恐れるにたるまいて。 せめて、支那に依存しすぎた先進国の面々が過ちを犯したことに即座に気付き、中曽根康夫(小生はバカ曽根と呼んでいる)などの媚中政治家および支那過大視派マネタリズムを支持したエコノミストを糾弾するときでしょう!!

名前:大頭部無政府丸 / 海外にて / 私信 / HP
2008年02月20日 (水) 01時10分


[859]ソ連なんぞロシアの近代化を凍結しておった時代じゃよ。

ソ連が近代でロマノフ王朝が前代というだけで帝政ロシアでは近代化を成し遂げられなかったとは言い切れない。そもそも共産主義国家などは人類の進歩と発展における歴史上の変態じゃ。モスクワ公国の頃、ルーシー諸国の辺境にあってモンゴルのジュチやバトゥーがルーシー一帯を征服した際も侵略する意欲も湧かなかった片田舎のモスクワでモンゴルの破壊をまぬがれたのが幸いして頭角を現した王朝ではあるがイワン雷帝は東南にモンゴルの末裔であるタタール族のハーン(酋長)たちを征服し勢力逆転させ西に当時の強国であるスウェーデンやポーランドを駆逐しロシア帝国の基礎を確立し、更にピョートル大帝は西洋の技術を盛んに取り入れて防弾マントの銃器隊は北方戦争でスウェーデンに勝利し、コサック騎兵はシベリアを制覇、その領土は沿海州まで及び西洋列強の地位を確保した。これはツァーリーであるロシア皇帝が率先して西洋に学びその時代での近代化に努めた結果である。

ユリウスカエサルが殺されてでもローマを共和制から帝政に移行させようとしたのは当時はそれが近代化だからである。市民国家の先輩であるギリシャ諸都市が衰微するのを目の当たりに見て市民権を有する者は血統を必要とする広域国家になったローマでは解放奴隷にも異民族でも市民権を与えるためには共和制の家門政治から超越した皇帝という統治者を必要としたからである。つまり共和制の選挙による二年任期の二人制執政官では拡大した領土は治まらない、終身独裁官でも家門政治の弊害と共和制の矛盾があり神格化する元首が急務となる。もっとも初代皇帝のアウグストスの頃にはローマ市民の少子化で帝政の流れが追い風になったこともあるけど。

つまるところ、ロシアも専制君主から立憲君主の移行期にロシア革命が勃発したのであり、そりゃぁ日露戦争で日本の工作員が革命を煽ったのが遠因にもなっておる。オスマントルコは日露戦争で日本が勝利したのを聞いて三日三晩踊り明かすほど喜んだのはロシア人を白人奴隷供給源にしておったのではなくクリミア戦争等ロシアの南下政策で圧力を受けて弱体化していたわけであって、オスマントルコ帝国の白人奴隷とは全盛期にウィーン遠征を繰り返し途上のバルカン半島諸国の白人を拉致し奴隷として官僚や兵士として任用した話しと混同しちょるぞ。

共産主義なんていうものは覚醒剤であって覚醒作用が切れれば廃人となりソ連のように自壊する。覚醒作用を維持するために戦争経済を続け、統治体制確立のために上層、中産階級を殺戮して一部特権階級が圧倒的多数の貧乏人を支配するのが共産主義体制の実体じゃ、従がってスターリン、毛沢東主義を実践するならば共産党員以外で読み書きのできるような者はすべて虐殺しなければならない、近くはカンボジアのポルポト政権が実行した例がある。

プーチンもスターリン同様でロシアはまだ皇帝のような独裁者を必要とする前近代レベルだという証拠じゃよ、もしソ連で真実、近代化されちょればプーチン独裁など必要ないんよ。それも資源を餌に外国の投資を呼び詐欺のように接取するやり方で資源大国でどこが近代化されちょるんじゃ?それじゃ近代化したソ連はなんで資源大国なのに崩壊したんじゃ?結局はソ連崩壊後は特権階級の他に富裕層が発生したからであって今の資本主義的混乱はソ連統治のために無駄に過ごした時代があったというこっちゃ。

中国は建前本音で共産主義と資本主義を使い分けておるけれども毛沢東、周恩来、ケ小平まではまだ、日本のお蔭でシナ大陸を統一できたという恩義を知っておったようじゃが江沢民以後は日本の経済援助で急激な発展により経済大国なれたことを無視して日本対する強請りたかり、難癖、イチャモンに毒撒き散らしの忘恩国家じゃ、未来もあるまい。バブル崩壊すれば「あいやー!あいよ〜!」とか叫びながら中国首脳が揃って靖国参拝して熱烈歓迎なんて節操のないことを言い出すよ。

名前:舐小路実麿 / 自宅にて / 私信 / HP
2008年02月23日 (土) 07時38分


[862]革命万歳!

 確かに小生もピョートル大帝には一目おいております。 西欧で造船産業を学んだその知識でロシア帝国の市場経済および産業革命を導入したわけですね。

 ただ、共産革命はフランス革命と同じぐらいの価値があったとみています! 小生も昔は共産主義が嫌いでしたが、スコットランドにきて周りのマルクシスト等と会談しているうち、そしてロシアそしてその他東欧からうちの大学に来ている友達から共産主義時代の良さというものを熱く語ってもらったときに「あ〜、共産主義は実はこういう面があったんだぁ」と関心させられました。 んで、ポルポトを邪悪なる下種な文明の破綻者と一方的に批難していましたが、最近ではポルポトの意思に共感することもしばしあります! やはり、あれだけフランスの支配が固く、植民地時代から洗脳されたプロパガンダの鎖を断ち切るには、主権独立において邪魔となる愚民および似非エリートを弾圧する必要はあったのですよ。 まあ、最終的にポルポト自身が優秀な頭脳の持ち主ではなく、留学時代にフランス共産党に入党したときにうる覚えだったマルクス主義の内容を誤解していたために、あんな結果になってしまったことは哀れなことだとは思いますが…。

 小生は専ら商業保守趣向を持つゆえに、福祉社会云々とかっているテーゼにこだわりはしませんが、その文明そして人民等が主権独立を達成させるため、そしてロマノフ王朝や植民地支配などにより形成された社会的束縛を断ち切るためには、強行的な革命というものの必要性はあると信望しております! 特に、ロマノフ王朝のように、教権と俗権の双方を帝王により保有されていたがために、多数派である農奴等は反攻することを知らず、そして少数派である都市市民の中産階級も搾取に屈し本来行われるべき啓蒙思想に基づいた自由貿易も行えるような環境でなかったのです! むろん共産主義と自由貿易は確実に一致しないテーゼですが、ロマノフ王朝の存続とソビエト共産革命のどちらかを取るとすればソビエト共産体制の方が人民の自由度の高い選択であったことは間違いのないということを主張しております! まず、共産党の指導の基に一時的に自由を抑制し、公共施設の充実そして人工的に産業をもたらすために人民を調教指導なせる各個たる党の名の基に結束することは重要でした!

 そして、支那の毛沢東時代における共産主義体制と違い、ロシア共産党時代においては、ある程度の市場の存続は許されていました(ミルトン・フリードマン著作、『選択の自由』参照)。 ここで、スターリンの台頭がもっと短期に終わり、共産主義体制から緩やかに資本主義体制に移行していれば、政治はソビエト連邦体制に留めておきながらも自由資本主義の利益を被る制度の確立は可能でして21世紀までソビエト連邦は生きながらえていたでしょう! さすればソビエト崩壊からロシア再生における路線の途中で、人民が極貧に陥ることも無かったはずなのですが…、スターリンにより共産主義革命の美学は悉く打ち壊されてしまいました。

 むろん、共産主義経済は覚せい剤です。 ですから、短期においては良い起爆剤となりますが、長期においては毒薬となります。 ただ、ロマノフ王朝打倒だけならず、フランス・ブルボン朝打倒、東南アジアにおける植民地解放、そしてキューバにおけるバチスタ政権打倒によるキューバ人民開放、革命政権による弾圧の毒をもってしても人民主義を中心とした科学的合理主義国家の樹立するには、非常に有用な覚せい剤だったのです!

 その革命を起こした人民の立場から見れば、搾取と洗脳への報復として粛清や虐殺だって、大儀のために行われたためです! 虐殺をノアの洪水のような神業である災害とみれば、正当化だってされるでしょう! 長い時間を置いて確立してしまった社会的束縛そして誤った良識を断ち切るには人工的災害が必要になることもあるのです…。

名前:大頭部無政府丸 / 海外にて / 私信 / HP
2008年02月23日 (土) 20時15分


[863]古代ローマと東ローマの違い

 ちなみに、ロシア(東ローマの片割れ)のツアーリと古代ローマのプリンキパートゥス(皇帝を意味する第一市民)を同質的なものらしく記していた部分がありますが、この両者は性格的に違うものです! 

 まず、古代ローマはキリスト教が普及する前であり、多神教でありまして、教権の権力はまだ根付いていませんでした。 あくまで、権威としては、第一市民という照合から覗えるように、大統領的な存在でありました。 容姿皇帝制度も非常に成果主義的な土壌でありまして、後の東ローマ帝国式の世襲制でもなく教権と俗権が一体化した権力でもありません。 

 方やツアーリは世襲制であり教権と俗権の双方の権力(Governance)および権威(Charisma)を掌握していました。 古代ローマ皇帝も西欧諸国の諸侯も俗権、つまりは行政における政治権力は掌握していましたけれど、教権、つまりは教義における宗教権力はローマ教皇を中心とした教会組織が担っていました。 ですから西欧の方が農民や市民に対する権力への忠誠という社会的束縛が東欧にくらべて小さかったのです。 ですから、早くから啓蒙思想が派生した西欧にくらべて、東欧はずっとグーツヘルシャフト(農奴制度)のままで、農民も農奴として、市民も衆愚としてツアーリへの反抗心を芽生えることなく、過度に確立した支配を固めていました。 

 たしかに、エカテリーナ女帝やピョートル賢帝など啓蒙思想を自らの支配体制にもたらしロシアを富国強兵に導いた優秀な指導者も存在しますが、アレクサンドルや名前忘れたけんど自分の抱え込んだ借金の肩代わりにアラスカを売った女帝など、支配者に酷いのが現れれば国体は一挙に崩壊するような様でした。 それを共産党支配時においてスターリンも同等なもんだといえば確かにそうですが、人民のためへのアウトカムというものを考えればロマノフ時代に酷い支配者が就くよりも共産党時代に酷い支配者が就くほうが人民への享受はまだ良かったでしょう。 

 やはり、ソ連は来るべくしてきた国体であると見ています! 西欧のイギリス古典派の流れを組む資本主義の維持を支持する経済学者の中でも「ロマノフ王朝の体制が崩壊したことにより、ソ連への進展への兆しが見えた。 制度としては懐疑的だがソ連体制を実験的な存在として今後見物していく価値は有る」と説いた人人もいます。

名前:大頭部無政府丸 / 海外にて / 私信 / HP
2008年02月24日 (日) 03時13分


[864]戦後の左翼的文化人の残滓思想の受け売りじゃねーの。

>最近ではポルポトの意思に共感することもしばしあります!

>その革命を起こした人民の立場から見れば、搾取と洗脳への報復として粛清や虐殺だって、大儀のために行われたためです! 虐殺をノアの洪水のような神業である災害とみれば、正当化だってされるでしょう! 長い時間を置いて確立してしまった社会的束縛そして誤った良識を断ち切るには人工的災害が必要になることもあるのです…。


人民の立場やら人民開放等々と人民のためにと正義の看板を掲げて末端の庶民にまで「同志」と呼び合ってまた平等の看板を掲げるこういうことは羊の頭を掲げて狗肉を売る詐欺まがいの商法と同じでそれが共産主義の本質じゃ。「人工的災害」っていうのは作為、不作為を含めてヒューマンエラーのことで言葉の装飾で悪を正当化しようとしても日本語が読解できるこの俺には通用せん。要するに、おぬしの理想社会は自分一人が独裁するために識者を粛清殺戮し尽して残る大部分の無知蒙昧な人民を洗脳支配することを夢見ておるというこっちゃ、そげな本音が露骨に表れた文面を見抜かれて錯乱して罵詈中傷に走るから嫌われておるわけよ。視点を変えればオカルト新興宗教の教祖が目指す社会と同質である。

フランス革命でブルボン王朝が倒れたからとその後、フランスがず〜と共和制だったわけでもない。ロシアのロマノフ王朝が立憲君主に移行する可能性もあって革命で既成支配を破壊して逆らう者を皆殺しにしたのを”人工的災害”などと言う詭弁で大義と正当化しても災害なんだから災いなんだよ。元々ロシアは西洋列強でも後進国であって先進国より遅れて発展しておったんで革命という災害に見舞われなければソ連も含めて専制君主→独裁者なんていうのを今、現在も繰り返さなくても正常に成長するものに障害を来たしたのが革命という災害じゃ、何も革命自体が悪いと言わんが共産主義思想を実現できるほど理想的倫理観、道徳観を人類は未だもっておらん。つまるところ、医師免許どころか医療知識経験もない者が外科手術を施したのがロシア革命である。

>人民主義を中心とした科学的合理主義国家の樹立するには、非常に有用な覚せい剤だったのです!

毒薬でも薬物だから科学的合理主義というなら薬剤を多用して人民を支配するのが合理的ということやで〜、そげなものを科学的とか合理的と思っている人類が共産主義国家を実践する限り「理想は実現したときに現実は理想に反する」ようになる。


> ちなみに、ロシア(東ローマの片割れ)のツアーリと古代ローマのプリンキパートゥス(皇帝を意味する第一市民)を同質的なものらしく記していた部分がありますが、この両者は性格的に違うものです!

初代ローマ皇帝アウグストスは帝国を安定させるためにも世襲制を望んだが嫡子に恵まれずカエサルの血統は途絶えることになり、共和制以来の暗殺、内戦は繰り返されることになる。これは専制君主→立憲君主に移行したものではなく民主主義である共和制元首→専制君主に移行したからであり、元々が立憲君主的な象徴的存在としての権威がローマ皇帝に由来しなかったために有能な人物でなければ帝国が機能しないシステムになっていたからである。従がってローマ帝国は皇帝、元老院、市民の三権から成立しており権力は最高軍司令官の皇帝に集中してたが第一市民の権原は市民の人気に拠り、権威づけは元老院にあった。つまりロシアのツァーリーとは前提において共和制から発展したローマとは異なるのは須らくであるのは分かっておる。

帝国、王国、共和国等の国家形態の分類は形式の違いであってそれぞれに該当するからと中身として統治構造、支配体制、歴史形態も同じではないのは当然じゃよ。言っておることはローマが拡大した領土を治める必要上、当時は古かった共和制では無理があった。ロシアも欧州からアジアに及ぶ広大な領土を治める必要上強権を有する皇帝が必然であったわけよ。そのことは時代として科学技術、情報伝達や民度の未発達な遠くの地方まで領有する上で任期制の執政では象徴的権威に欠けるし、執政が代わる度に方針がコロコロ変わっておっては遠路はるばる来ても「そんなの関係ねー」と言われちまうぜ。そういうシステムや技術もなかった時代は連綿と継続する王朝の方が統治しやすかったんよ。

また、ローマとロシアも専制君主として権力が集中しておったのは同様でこういう場合、本人の能力によって国家運営に雲泥の差が生じる。つまるところ世襲制度は権力の所在が制限された立憲君主的システムへ発展した国家が現在に至っておるのである。例えば日本はローマとは逆で専制君主から氏族連合王国→帝国になり中央集権に至ったが革命の起らぬままに武家による封建領主地方分権時代を経て明治維新に発展するこの間に朝廷は象徴的権威的存在に既に成っており、すんなりと立憲君主制に移行した。

ローマが多神教でロシアが一神教という論点をしちょるわけじゃないんよ、コンスタンチヌス帝がキリスト教を国教としたのもローマ帝国滅亡の一因ではあるがロシア正教がロマノフ朝滅亡の原因ではない、あえて論じるのであれば宗教と同じく精神をも洗脳支配しようとする共産党と一神教の対立はあるだろうけど。農奴が云々については先に述べた通りでロシアが西欧より後進国であって西欧のような発展過程を歩まなかったのはソビエトという阻害要因があったからじゃ。

>「ロマノフ王朝の体制が崩壊したことにより、ソ連への進展への兆しが見えた。 制度としては懐疑的だがソ連体制を実験的な存在として今後見物していく価値は有る」

そりゃぁいつの時代の経済学者の弁や〜、おぬしも史実を無視して大正、昭和の共産党員か?戦後の進歩的文化人の残滓思想を懸命に吹聴しちょるが、ソ連体制の実験は既に自己崩壊したことで証明された結果が出ちょる。何回も同じこと言わすなよ「ソ連は自壊した」実験終了済み。

名前:舐小路実麿 / 自宅にて / 私信 / HP
2008年02月24日 (日) 09時21分




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