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3月11日14:46頃…ホワイトデーのお返しに配ってまわろうとネット通販でTバックショーツ詰合わせ福袋ってのをクリックして注文しようとした刹那!せめて、こ、このディスプレイの画面を消してやろうと×印にカーソルを持って行こうとしたけれども揺れる揺れるそのうち棚の本屋や家具の倒れる状況にこりゃぁ半端じゃねーよ。とりあえず歪んで開かなくなる前にと玄関のドアを開きっ放しにして脱出路を確保する。電話が通じないようになっていたのでメールで連絡をとりあい家族どもを車で迎えに出るが凄ぇ〜余震続きで道路も車ごと揺れてるのがわかる。渋滞の中やっと帰宅して家族全員揃ったのは深夜になっておったよ。
翌日から、食料物資がなくなるとかで車で買出し、カツオ・たこ刺し等々酒の肴や酒を買い込んで帰ったら、自分の晩酌の肴ばかりを買い込んで来たと北の方から大目玉じゃ!東北関東の太平洋沿岸の被災地で辛酸な思いをしちょる皆さんには申し訳ないが地震当日から風呂入って晩酌の日課は欠かさず続けちょります。
ローカルな話はこんぐらいにして、報道によるとこの東北地方太平洋沖地震の未曾有の大災害に関わらず外国での被災地の日本人が行儀がいいと賞賛されちょるが日本政府の評価は反比例。記者会見で時折り、官房長官と首相が何かしゃべっておるが小田原評定と平素から副大臣がおっちょるのに急にドサクサで大臣を増員しちょるんよ。必要ならあちこちに船頭多くしねーで、非常時の特命大臣に統括して一本化すりゃええんよ、征夷大将軍みてーのを。
震源地が沖合いじゃ、逃げようがねーすぐに来てしもうた大津波。九死に一生を語れる人はまだいいけれど中学から帰ったら家族も家もなくなった、新着の箱入りの学校の制服だけが残されて袖を通す新一年生の姿は不明、瓦礫の中の家族写真等々、高校生が自販機を壊してる現場を見てマスコミが略奪だ!追って見れば避難所で配っていたとか・・・
宮城県の東北電力女川原発は高台にでもあったのか避難地になり、同じ被災地でありながら東京電力の福島原発は放射能放出で避難しなければならない正反対の対応になっちょる。欧米では留まって逃げない現場の作業員は英雄的働きと称えているが何故か名前は公表してないと首を傾げる、テレビでは当初は天下りだろう年配の東電幹部が会見し、そのうちに若い幹部どもに変って来たようじゃが、東電の正社員は現場にいるんだろうな?元請け下請け派遣・バイトの作業員ばかりが復旧作業に命懸けなんじゃねーのか?
外国の報道じゃ日本政府が原発事故の情報が少ないと言うけれど、国内でテレビを見る限り知らんかった原子炉やシーベルトな解説を繰り返しておるように見えて情報過多な印象を受けるが知りたい情報の観点がきっと違うんじゃろう。確かに官房長官は同じ発言の中であやふやにも食物の放射能汚染について摂取し続けても安全なレベルと言いながら舌の根も乾かぬうちに一律出荷停止やら制限と言う、文脈的に整合性のない能書きは不信感を増幅して嘘を言ってると思われるのが落ちなんよ。
自衛隊の輸送ヘリからの海水のバケツリレー!防衛大臣が首相が決断したが判断したのは統幕議長とわけのわからん、士気の挫ける発言で顰蹙買ったそうであるが、バケツに海水汲んで撒く映像を見たら万策尽きたかと思うぜ。追っかけ自衛隊・警察・消防が放水車で駆けつけるが放射能漏れの現場じゃ命懸けで特に地方公務員の警視庁や東京消防庁の隊員が現場にいかない大臣なんかに「いうことをきかねーと処分するぞー」なんぞと叱責される筋合いじゃねーよ。
まだまだ、予断を許さないと言ってこの先、どーなるか決着は見えてこねえ原発被災事故だけれどもわかったことは原発ってのは停止しても人手をかけねーと放射能漏れを起こすってことじゃ。こぇ〜よ。 |
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名前:舐小路実麿 / 自宅にて / 私信 / HP
2011年03月26日 (土) 15時52分
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