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まろから見れば五体不満足で凄い男じゃ!世の中、奇特というか物好きなオナゴも複数おるものじゃと感心するだけの話だが、テレビのワイドショーを見ておるとなんじゃあのコメンテーターどものが、したり顔して怪しからんともっともらしいことを言う偽善者ぶり、街頭インタビューで閉経女が不潔!不潔と罵るのを見てると反吐が出そうになるわい。国会議員が産休とって不倫するのとは状況が違うと思うが世間は、不倫と言えばワンパターンの批判ばかり、然し堂々と肉体関係ありましたと言うのはどうかと思うけれども身障者の身の上を思えばそれくらい片目つぶってやるくらいの度量もねーなんぞ、いつから日本人はパリサイ人のように偽善で不寛容な民族になっちまたんじゃ。
奥さんが詫びるのが不思議だとか理解できないという声の方が面妖である。夫が不倫して奥さんが詫びるのは不倫というより浮気で基本的な夫婦関係は不動だということなんよ。そもそも夫が不倫するのは、女にモテる男を選んで結婚するから覚悟の上だろうし、モテない男が不倫するのは日ごろから妻で性的に満たされておらんからじゃ、須らく夫の不倫は妻の不徳である。
今は昔、平安の御代に萩乃という娘がおり、両親は亡くなったが父親は藤原の何某という中流貴族に仕えていて、母親も橘何某という小役人の娘でその一人娘で多少の荘園ほどでもないが田畑に小作人もいる領地もあって京の郊外に邸宅もあり召使もいる資産家なれど主人の萩乃が年頃になって通い婚の当時では資産目当ての男どもが夜這って来るものの小悪党ばかりでろくでなしばかり、困った乳母の婆やが知合いの左近衛府の少目に勤める何某の三男を紹介したところ浮気性な男で三日に一度しか居着かない。
当時は小奇麗な屋敷ほど盗賊に狙われる物騒な時代、男出入りがないとナメられるので乳母の婆やは萩乃を近くの行者様のところに連れて行き相談したところ、「礼物をたっぷりいただいては何か祈祷せねばならん、この赤い紐に霊力によって浮気封じを込めたので毎晩、通って来た夫が寝る前に夫の男根に結びつけなさい」とアドバイスされた萩乃は夫が泊まる度に行者の言われた通り毎夜、夫の下半身にこちょこちょと赤い紐を結びつけるようになった夫は何をしとるんじゃ?と最初は怪訝であったがその度に性気をもよおして萩乃とエッチするようになりよそへ浮気に出かけることはなくなったそうである。 |
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名前:舐小路実麿 / 自宅にて / 私信 / HP
2016年03月29日 (火) 07時42分
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