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20万年前にアフリカにいたホモサピエンス・イヴという一人の女性がユーラシア大陸に拡散した人類の母と言われているのが従来のミトコンドリア遺伝子解析でわかっているそうだが、最近では細胞核のY染色体を調べられるほど遺伝子分析が進んだ結果、日本人は中国人朝鮮人と遺伝子が異なるそーである!太古の昔、今から3万年前後の氷河期大陸と陸続きであり、バイカル湖周辺にいたブリヤート族がマンモスを追って日本列島に移動して来た。朝鮮半島からはツングース系のウラルアルタイ語族、南方の海からは黒潮に乗ってポリネシア系の種族が混合したのが縄文人というわけじゃ。縄文人は北海道から沖縄まで生息しておって2300年前に弥生人(中国人)が渡来して南北に追われたのがアイヌ人になるわけじゃ。そりゃぁ2300年前の中国は、春秋戦国時代でそこから来た弥生人なら戦闘的だろうよ、以前にNHK特集かなんかで縄文人と弥生人の弓の威力を比べておったが分厚い板へ縄文人の矢を射るとしっかり刺さって「さすが狩猟民族ですね」と言っておったが弥生人の矢は板を真っ二つに破壊してしまい絶句、解説では農耕民は土地を占拠するために戦争しますから殺傷力が高いんですよ。それじゃぁ戦国時代の弥生人には、1万年も平和ボケしてた縄文人は敵わんだろう。
弥生人が稲作文化を伝えたとは言うがじつは、縄文時代に既に稲作は伝わっており呉越同舟の春秋時代の呉・越人あたりは浙江省あたりから舟で稲を伝えておったようで2300年前の九州あたりの縄文人も既に稲作はやっておったらしく土地の収奪で競合して戦争になり平野部で稲作の普及が急進した。然し、当時の農作技術では水田に適した平野部での話で河内平野、濃尾平野までで山間部や、その先の中部から関東東北となると森林深さに阻まれて弥生人の進撃も停滞してしまったのが幸いして弥生人と縄文人の棲み分け状態が暫く続いたことで互いが交流して共存、混血が進む。このことは古代における異人種同士の接触としては稀有なことで5万年前にヨーロッパへ移動したホモサピエンスは、先住民のネアンダルタール人を絶滅に追いやっておる。
何が言いたいかというと冒頭に述べたY染色体(男系遺伝子)である。ミトコンドリアのX染色体(女系遺伝子)は、ホモサピエンス・イヴで一人の女性に連綿として辿り着くことができるが、Y染色体は途中、幾度も断絶を繰返しており、ホモサピエンス・アダムは系統が寸断されていて現代、生存するY染色体が生き残った種族ということになる。つまり縄文人である古モンゴロイド種は今のチベットの奥地かインド洋の島に残っていることから朝鮮、中国全域に分布していた縄文種である古モンゴロイドは漢民族によって男は皆殺し、女は強姦されて絶滅したということである。つまるところ、強姦されて生まれた混血はY染色体が継承されず、犯した方のY染色体になり種族が絶滅ということになる。従って今も中共が民族浄化策を実施しているチベットでの古モンゴロイドは風前の灯である。従って、日本人の遺伝子は、縄文人の遺伝子が継承されているということで一方的な殺戮はなく縄文人と弥生人の共存共栄混血ということになり、中国・朝鮮人とは遺伝子が相違することになったということである。
因みに、1世紀の日本列島の稲作状況から北部九州がもっとも人口が多く、3世紀には近畿の方が土地が肥えていたようで人口比が逆転している。有史以前の神話時代は、どうも時系列が逆の例もあるようだが全く否定しなければ神武東征が1世紀、邪馬台国が3世紀であることからある九州の勢力が近畿に移民して300年で国力が逆転したと思えるが、アメリカもイギリスから独立して200年で国力逆転した例もあるし。推論だが学説では熊襲も隼人も同種というけれどもありゃぁ九州に残存するアイヌが熊襲でポリネシアンが隼人だったんじゃないかと思う。 |
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名前:時の番人 / 自宅にて / 私信 / HP
2017年07月30日 (日) 18時21分
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