[ No.251 ]
東京都薬局災害対策講習会
投稿者:
2014年11月13日 (木) 11時01分 |
|
|
|
1.東京都の災害医療体制 (福祉保健局健康安全部 野口かほる)
* 東京都で地震が発生した場合の被害想定が発表され、首都直下型地震が東京湾北部で起きた時の被害が一番大きいと想定された。 * 災害時の医療救護活動のフェーズ区分がフェーズ0(〜6時間)からフェーズX(3ヶ月以降)と6つに明確化された。 * 被災地での薬剤師班の活動は、医薬品の仕分け管理、医薬品の安定供給面での活動、医療チームからのオーダーへの即時対応等がある。
2.災害医療における薬剤師の役割 (日本赤十字社医療センター 丸山嘉一)
災害への体系的な対応に必要な項目 CSCATTT
C:Command&Control 指導と連携 S:Safety 安全 C:Communication 情報伝達 A:Assesment 評価 T:Triage トリアージ T:Treatment 治療 T:Transport 搬送
TTTの部分が薬局薬剤師に求められるもの
3.災害時における薬剤師班活動マニュアル (福祉保健局健康安全部 谷崎希実子)
* 薬剤師班として活動するには薬剤師会への登録が必要。 * 登録には事前登録と発災後登録がある。 * 登録は薬剤師会の会員に限定したものではなく、全ての薬剤師が登録可能。 * 災害時の薬剤師班活動は4泊5日を基本とし、3名1班で行動する。 * 薬剤師の身分を証明するものが必要だが、社員証やスマホ等で撮った免許、写真でもOK。 * 医薬品の供給の業務について フェーズ0〜T(〜72時間) 区が備蓄する医薬品を使用。 必要に応じて近隣の薬局等に供給を要請する。 フェーズT以降 卸に発注するが、工夫が必要。 例として降圧剤の場合 第1選択⇒第2選択⇒第3選択⇒第4選択 Ca拮抗剤⇒後発品⇒他のCa拮抗剤⇒降圧剤のどれか 幅を持たせることが大事
4.東京都薬剤師会 地震災害時の行動計画 (東京都薬剤師会 永田泰造)
(船越 恵) |
|