”年末の大祓い~六根清浄大祓い” (5957) |
- 日時:2011年12月31日 (土) 05時04分
名前:伝統
(1)六根とは、意識や感覚を生みだす器官のことをいいます。
眼(げん)・耳(に)・鼻(び)・舌(ぜつ)・身(しん)と 意(い)<思考>を 合わせた6つのものをいいます。
(2)六根を浄化しよう。
六根(五感と意識)を浄化することにより、この時期に起きている心の揺さぶりを 上手に浄化できるようになり、この揺れが飛躍のチャンスに繋がるようになります。
つまり、
眼:良い景色を見るようにしましょう。
耳:良い音を聞きましょう。
鼻:良い香りを嗅ぎましょう。 また、鼻を洗いましょう。
舌:口を浄化しましょう。 天然のもの や 浄化された水を味わうようにしましょう。
身:体を清めましょう。摂生に心がけましょう。 浄化される場所に訪れるのもよいでしょう。
意:伏目にならないように目線を高くして、 いいことや光のイメージをいつも持つようにしましょう。
(3)六根清浄大祓い(ろっこんしょうじょう おおはらい) という祝詞があります。
①これは、六根を浄化させ 心の迷いを取り除き、体の不調を整え 幸せな人生を成就させる“祝詞(のりと)”になります。
例として解説: ----------------------------------------------------- 目に諸諸(もろもろ)の不浄(ふじょう)を見て 心に諸諸の不浄を見ず -----------------------------------------------------
この意味は、色々な嫌な不浄の出来事を目で見ても、 心の中まで影響され、その不浄のものを映し出してはならない。
つまり、外の出来事に自分の心まで影響されて、 不浄の心にならないようにということです。
②【六根清浄の大祓い】祝詞。
天照皇大神(あまてらします すめ おほかみ)の宣(のたま)わく
人は即(すなわ)ち天下(あめがした)の御神物(みたまもの)なり
須(すべから)く静(しず)め 謐(しず)まることを掌(つかさど)るべし
心は即ち神明(かみと かみと)の本主(もとのあるじ)たり 心神(わが たましひ)を傷(いた)ましむることなかれ
是(こ)の故(ゆえ)に
目に諸諸(もろもろ)の不浄(ふじょう)を見て 心に諸諸の不浄を見ず
耳に諸諸の不浄を聞きて 心に諸諸の不浄を聞かず
鼻に諸諸の不浄を嗅ぎで 心に諸諸の不浄を嗅がず
口に諸諸の不浄を言いて 心に諸諸の不浄を言わず
身に諸諸の不浄を触れて 心に諸諸の不浄を触れず
意に諸諸の不浄を思いて 心に諸諸の不浄を思わず 是(こ)の時に清く潔(いさぎよ)き偈(こと)あり
諸諸の法(のり)は影(かげ)と像(かたち)の如く 清(きよ)く 浄(きよ)ければ 仮(か)りにも 穢(けがる)ることなし
説(こと)を取らば得(う)べからず 皆(みな) 花よりぞ 木実(このみ)とは なる
我が身は即ち六根清浄(ろっこんしょうじょう)なり
六根清浄なるが故に 五臓(ごぞう)の神君(しんくん)安寧(あんねい)なり
五臓の神君(しんくん)安寧(あんねい)なるが故に 天地(あめつち)の神と同根(どうこん)なり
天地の神と同根なるが故に 万物(ばんぶつ)の霊(れい)と同根なり
万物の霊と同根なるが故に 為すところの 願いとして成就(じょうじゅ)せずと云(い)うことなし
無上霊宝(むじょうれいほう)神道加持(しんとうかじ)
<感謝合掌 平成23年12月31日 頓首再拝>
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