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 (5072)
日時:2011年10月24日 (月) 07時21分
名前:伝統

人はどのくらい我慢すればいいですか?
という問いに対して、「睡面自乾(すいめんじかん) 」という言葉があります。


この言葉は、中国の十八史略という本の中に出てきますが、
直訳しますと「顔に唾をかけられてもひとりでに乾くまで放っておけ」ということで、
忍耐の一つの基準になっているのです


 「十八史略」より

 喧嘩がめっぽう強い青年に、村の長老が
 
 「世の中には強い人間がたくさんいるから、
 これからは我慢して喧嘩はするな」

 と諭しました。

 これに対し、
 「どのくらい我慢すればいいですか」
 と尋ねた青年に、

 「たとえ顔につばきを引っかけられても我慢する。
 それも拭ったりせず、自然と乾くまでほっておけ」

 と長老は答えました。

 それがこの四文字の意味です。

・・・

先日、読んだ本に、「日本一クレーマー地帯で働く日本一の支配人」があります。

この著者は女性(三輪康子さん)ですが、新宿の歌舞伎町の某ホテルの支配人です。

場所が場所だけに、色々な厳しいクレームが押し寄せてきて、
日本刀やその他のものが顔めがけて飛んできたそうです。

当然、唾も飛んできます。

それに対して、著者の支配人は、毅然と、しかし優しく対応してきたそうです。

【怒り、クレームに対しては、一歩前進し、優しさを返す】
ことで、893及びクレーマーに対応し、歌舞伎町の”ジャンヌダルク”と
称賛されるようになっているとのことです。


新宿に関連し、渡辺謙(俳優)がドラマ化企画&主演のテレビドラマ
「愛・命 ~新宿歌舞伎町駆け込み寺~」が今冬放送予定との記事がありました。

これは「新宿の父」として称されている玄秀盛氏の活動をドラマ化したもので
ありますが、この方の活動(命を救う)も注目されております。

<参考Web:新宿救護センター所長玄・秀盛>
http://www.youtube.com/watch?v=dtBYimbenSg&feature=player_embedded#!

       <合掌 平成23年10月24日 頓首再拝>

人生の勝利者 (5106)
日時:2011年10月27日 (木) 05時08分
名前:伝統

   *蔡雪泥 氏の言葉より
    (蔡雪泥 氏については、次のWebにて確認下さい。  
     http://gakushi.fau.jp/jyusyosya/sai.html )


人生で大切なことは、いつでも楽しい顔をしていることです。

顔に唾をかけられたら、かけ返してはいけない。
拭ってもいけません。乾くまでじっと待つのです。

そういう人が、最後には人生の勝利者となると思います。

       <合掌 平成23年10月27日 頓首再拝>

「耐え忍ぶ術」と「恕」 (5131)
日時:2011年10月29日 (土) 06時22分
名前:伝統

(1)耐え忍ぶ術(すべ)~百忍

   『変に処しては、まさに百忍を堅くして 以って成るを図るべし』
    ―処変当堅百忍以図成―     <中国の古典「菜根譚」より>

   (初志を貫徹するためには、耐え忍ぶ術(すべ)を心得ていなければならない)

   難関にさしかかったときは、ひたすら耐え忍んで初志を貫徹しなければならないと
   いう意味である。 

   「変」とは、言わば人生の踏んばり所である。
   そこで必要になるのが、「百忍(ひゃくにん)」だという。

   ・・・

   「百忍」とは耳慣れない言葉だが、これについては、つぎのような話がある。

   唐の時代に張公芸(ちょうこうげい)という人物がいたが、
   この人の家は、「九世同居」つまり大家族が同じ家に仲睦まじく暮らしていること
   で知られていた。

   評判を聞いた時の皇帝がその家を訪れて 「九世同居」の秘訣を訊ねたところ、
   張公芸は黙って忍の字を百ばかり書いてさし出したという。

   大家族和合の秘訣は、「忍」以外の何ものでもないというのである。

   これは、
   人生の難関を突破するうえでも、欠くことのできない条件であろう、と。


(2)恕  <論語より>

   顔淵(孔子の一番弟子)は一生守らなくてははらないのは何かを孔子に尋ねたところ、
   「それは恕か。おのれの欲せざるところ、人に施すことなかれ」と返事をしたとの事です。

   孔子が望んだ「恕」は
   「他人に対する親愛の情、優しさ、愛」を意味しております。

   特には目の前に居る人に最善の思いやりで尽くしなさいと・・・

       <合掌 平成23年10月29日 頓首再拝>

百忍の詩 (5146)
日時:2011年10月30日 (日) 06時06分
名前:伝統

『百忍の詩』という漢詩があります。

作者は、中江藤樹(なかえ とうじゅ)
1608年4月21日(慶長13年3月7日) - 1648年10月11日(慶安元年8月25日)

中江藤樹は、近江国(滋賀県)出身の江戸時代初期の陽明学者。
近江聖人 と称えられた。

<参考Web:中江藤樹 日々善をなせば、悪は去る>
 http://sankei.jp.msn.com/life/news/110910/art11091007180001-n1.htm


<漢詩原文>「百忍詩」 中江藤樹

一忍七情皆中和
再忍五福皆竝臻
忍到百忍満腔春
煕煕宇宙総真境

<読み下し文>「百忍の詩」 中江藤樹

一たび忍べば七情皆中和す
再び忍べば五福並び臻る
忍んで百忍に到れば満腔の春
煕々たる宇宙総て真境


<通釈>
人間には七種の感情があり、この感情がもろに外に出れば様々なことが起きることになる。
しかし、一度これを忍べば、それらの感情はおかしな方向に偏らず、穏やかに和らぐものだ。

更に修業を積んで、再び忍べるようになると、
人生の幸福が全て自分のところに集まって来るようになる。

更に修業を重ねて、百回も忍ぶことができるようになると、心はいつも春のような
心地良さに包まれるようになり、広い宇宙で生じるいろいろな事象を楽しく
受け入れられるようになる。

これこそが、人間が目指すべき真(まこと)の境地というものなのだ。



○七情==七種の感情。広く心情の動きの総称。
(七種の感情=喜・怒・哀・楽・愛・悪・欲)

○中和==かたよらないで穏やかなこと。

○五福==人生の五つの幸福。
     つまり、寿命の長いこと、財力の豊かなこと、無病なこと、
     徳を好むこと、天命をもって終ること。

○満腔==いっぱいに満ちていること。

○熙熙==広々としていること。

○真境==まことの境地。

 
<参考Web:「百忍の詩」>
http://marute.co.jp/~hiroaki/kansi_syuu/kansi_syuu-19/hyakunin.htm

       <合掌 平成23年10月30日 頓首再拝>



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