忠久公の母親は「丹後の局」−その母「比企尼」
【町田氏正統系譜二】によると、
○治承三年己亥、誕生於攝州住吉、母比企判官能員之妹丹後局
○丹後局之姨為頼朝卿之乳母、卿鼠(ナカサレ)伊豆州也、乳母及局從行、於是局得幸于頼朝卿有身、夫人平政子性極妬、聞之、大怒欲潜殺局、卿憂焉、乃宣言流局日向、陰告其兄能員、使能員與本田次郎親恒奉之以逃、時局當開胎、比至攝州住吉、既催庄気、且大雨暗黒、會有一狐操大照之、其状若擁護者、然随其光僅求路、依一石上生男、實忠久公也、産石猶在住吉社下猪鼻之地、世稱曰誕生石也、住吉支社有倉稲魂(ウカノミタマ)祠、蓋狐火斯神之冥助、因呼以為島津稲荷且島津氏以雨為嘉瑞者亦防(ハシマル)于玄也、今按住吉廟祝田中氏誕生石由來曰、治承三年三月廿日、忠久公之誕也、今夜當住吉猪鼻之松林現火光、且然且消、田中氏祖大宅光宗住而視之、則有本田次郎者、告以局之本末曰、願救此急難誠君之恵也、光宗垂愛憐、延入我家扶待母子、■而聞之近衛基通公、則遂携養于公許也、按今夜大雨甚闇、乃知廿日無月出也、由此則以三月廿日、為公之誕長者或庶幾矣抑又公之降也、明神眷祐玉燭顯霊、大住吉明神始出現乎西海、後鎮坐于摂州、公始降於住吉、後賜封乎西海、終以山礪河帯、爰及苗裔百世無窮之業、開千年不抜之基者、安知不由明神預示幽契之霊應也、荳不奇哉
○文治元年乙巳即元暦二年(1885)六月十五日、忠久公見頼朝獅於鎌倉鶴岡而元服、畠山重忠加冠、因名忠久、初任左兵衛少尉公時七歳頼朝卿賜公鳩作紐刀及十文宇家紋相傅十文字交午二引龍之形也、按東鑑有若君五十日百日儀、時賜人々十字之事、十字謂餅貼十字也、今視往吉御家紋、黒地自書十字、則恐以所賜之十字、即為織紋之號也、
【インターネット検索によると...】
比企能員（ひき　よしかず、生年不詳 - 建仁3年9月2日（1203年10月8日））は鎌倉幕府の有力御家人。阿波国出身といわれる。源頼朝の乳母の比企尼の養子。藤四郎と称す。

比企尼の夫は比企掃部允ですよね

島津忠久(1179生)−島津忠時(1202生)−島津久経(1225生)
島津忠時は23歳のときの子供
「文治元年乙巳即元暦二年(1885)六月十五日、忠久公見頼朝獅於鎌倉鶴岡而元服、畠山重忠加冠、因名忠久、初任左兵衛少尉公時七歳」
「島津忠久(1179誕生)」はおかしくないと思うのですがどうなのでしょう