(58) お粗末様でした<(_ _)> |
投稿者:てらだ
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島津義弘の家督相続についてはいくつか論文も出ていますが、 一般の人が手っ取り早く読むにはやはり 『島津義弘の賭け』(山本博文著) がいいと思われます。薩摩藩の公式史料(『島津国史』など)では 義弘を17代目としますが、実際の所は正式に島津家の家督は継い でいないようです。 なお、義弘は島津本宗家の本拠たる鹿児島に最期まで入らず、帖佐 や加治木で暮らしていますが、これはやはり兄の義久に気を使った 物と思われます。というか、義弘を当主としてあつかったのは、豊 臣秀吉の全く一方的な話で、どうも義弘は当主になる気はなかった ような気が(私個人的な感想ですが)致します。今読んでいる『惟 新公御自記』などでも 「かたじけなくも、予、義久公の舎弟となり(以下略)」 とあり、兄上様には頭が上がらなかったような印象を受けてしまい ます。
おまけ 「己 大」 の文字ですが(ずれずに表示されるかな?)『大漢和辞典』なら 載ってると思います、たぶん… 昨日翻訳できなかったのは、家の漢和辞典には当然載ってなかっ たからで(^^;)失礼いたしました
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2003年05月13日 (火) 19時12分 |
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