 でんじろう先生の日曜実験室ラブラボ!3月18日放送 テーマ 視覚
でんじろう先生の科学マジック つる「でんじろう先生の科学マジック〜!!」 潤「よいしょ〜っ!!」 つる「さぁさぁ今日はどんな不思議を見せてくれるのか。楽しみですね〜。」 小沢「・・・不思議なシャツ着てますね〜ずいぶん派手な・・・。」 でん「すでにマジックです。 じゃ、早速マジックを・・・。(何か取り出す)これはトランプの?」 小沢「ダイヤ。」 でん「ダイヤ、1ですね、で、裏側は(裏返すとダイヤの)6。で、この(6の)裏側は何でしたか?」 3人「ダイヤの1。」 でん「じゃなくって?」 裏返すとダイヤの3に・・・。 つる・潤「おっ?」 でん「じゃ(ダイヤの3の)裏側は何でしたか?」 潤「ダイヤの6。」 でん「じゃなくって・・・。」今度はダイヤの4に。 小沢「え?これ不思議だなぁ・・・。」 でん「そして元に(裏返してダイヤの1に戻る)という・・・ということで、割とこれはですね、昔から知られているマジックなんですけど、人間の錯覚、特に視覚による、ものを見る錯覚のことを“錯視”っていいますけど、うまく利用されていますね。実はね、(さっき使ったトランプ)こんな風になっています。」 潤「あら。(ダイヤが1つ)もともとないの?」 ダイヤの3のように見えて実は1つダイヤがなかった。 でん「もともと(ダイヤが1つ)ないんですよ。」 小沢「うわー。後ろそういうことかぁ・・・。」 でん「で、こちら側(反対側)はこうなんです。(ダイヤの6のように見えてダイヤが1つなかった。)で、どうやったかっていうと、まずここ(ダイヤの3の一番下のダイヤを指で)隠しときます。本当はここ見えないから、あるかないか分からないはずなんですよね。だけど、錯覚で、つい思い込みでここ(指で隠したダイヤ)にはないと思ってしまう。バランスからいって。だから(ダイヤの)1に見える。で、裏側はここ(もともとダイヤがないところ)隠してありますから、そうすると(ダイヤが)あるものだと思ってしまう。そんな保障どこにもないんですけど、トランプがそうなってますから。で、こちら側(また裏返す)はこういくと・・・ここ(隠している部分にダイヤ)ないんですけどね。3に見えてしまう。そして(また裏返して)ここ(ダイヤの6の真ん中1つ)隠されるとなんと4に見えてしまう。」 潤「ほーっ。」 でん「意外にですね、人間っていうのは見ているようで見えていないもんなんですね。」 小沢「なるほど。」
視覚の不思議を体感しよう でん「ではちょっとその錯覚、錯視。ご覧いただきたいと思います。こちらです。」 つる「こちらをまずご覧ください。」 小沢「何をやってくれるんですか?」 でん「えーとこの真ん中の円盤、丸があります。こちら(右側)にもありますね。どちらが大きく見えますかということなんです。」 真ん中に書かれているマルはどっちが大きい? (左側→小さい丸に囲まれている 右側→大きい丸に囲まれている) 潤「大きく見えるのは・・・こっち(左側)ですね。」 でん「こちら(左側)」 潤「こっちの方が大きく見えます。」 小沢「あー真ん中のマルはね。」 でん「こちら(左側)の方が大きく見えて、こちら(右側)の方が(真ん中のマルが)小さく見える。じゃ、実際に比べてみましょう。これ(真ん中のマル)をとってですね・・・ここで重ねてみると、ぴったりほら。」 2つとも同じ大きさだった。 3人「うわーーーっ。」 潤「一緒だ。」 でん「(大きさ)一緒なんですよね。」 なぜマルの大きさが違って見えるの? でん「人間ってまわりのものに影響を受けてしまうということです。お月さんが、空の真ん中にあるときには小さく見えませんか?冬すごく冷え込んで月が青く見えるような・・・。」 小沢「はいはい・・・。」 でん「ところが、夕暮れ時に沈みかけて山の端のところにかかっているとき、あれ大きく見えません?」 小沢「なるほど!!あるある。」 でん「これ有名な昔からある錯視、錯覚なんですよ。やっぱり周りの景色によってあれね、紙丸く切ってちょうどお月様の大きさにあわせてあるときにやっても当然ですけど、同じ大きさなんですよ。」 小沢「え、一緒なんだ。」 でん「月遠くなったり近くなったりしませんからね。」 小沢「へぇ〜すごい。」 でん「それでは次の・・・見ていただきましょうか。」 潤「何?次は。」 つる「こちらです。」 小沢「え?何これ?」 でん「はい。これが何に見えますかね?ある“意味”があります。」 青い背景の真ん中に銀色の太い線があって、そこに青く文字で書かれているが・・・ 潤「意味!?」 小沢「えーっ。」 でん「少し井戸田さんには難しい・・・。」 潤「絶対に当てよ!!」 小沢「・・・え?」 潤「・・・分かりました!」 でん「はい。どうぞ。」 小沢「・・いいよ。」 潤「・・・LIFE。」 でん「おぉっ!」 つる「すばらしい。」 でん「困ったなぁ・・・。」 つる「小沢さんは・・・?」 小沢「あぁ。だから青い文字を読むってことでしょ?」 でん「おぉ。読めましたか?」 つる「分かります?」 潤「読んじゃったよ。」 答え→LIFEと書かれていた。 でん「ちょっと(黒いボードで上下)隠してみますよ。そうすると、L・I・F・Eということで・・・。」 つる「文字が浮き出て・・・。」 でん「出てきましたね。つまり人間どちらの方に注目するかによって変わっちゃうんですよね。こう(青い色が背景)なっているとどうしても地に対して白、まぁ銀色の方がね、見てしまいますよね。そうすると何の形なのか見慣れない形になりますから判断できない。ところが(背景を)隠して少ない方ですよね。ブルーの方が少なくなりますから、銀色の方が地でブルーの方がある形、意味をなしていると思うと、(文字が)見えてきちゃうわけですよね。」 潤「もうだって今そっち(文字がくっきりとLIFEと見えている)にしか見えないですもん。」 でん「見えないですもんね。ところで私たちはどこで者を見ていると思いますか?」 小沢「そんなもの簡単じゃないですか。ねぇ。」 潤「簡単ですよ。」 小沢「目ですよ。」 でん「もちろん目ですよね。でも目だけではものは見えない。」
でん「こちらにカメラですね。ビデオカメラと、小型のパソコンがあります。これが出すね実は人間がものを見る仕組みになっているんです。」 カメラ→目 パソコン→脳にたとえるとものを見る仕組みがよくわかる でん「ではお2人(カメラで)映してみましょうか。これでちょうど(2人の)顔が映ってますかね。これが目です。(カメラ)よく眼球がこんな風に(カメラを動かす)動いてるじゃないですか。それが神経(視神経)、ケーブルを通して情報がまぁ、今パソコン、脳にいって処理される。」 小沢「目じゃなくて脳でものを見てる・・・。」 でん「最終的にはね。だから逆に言うと錯覚、錯視、思い違いが、見間違いがいっぱい起きるってことなんですよ。」 小沢「脳で処理するから・・・。」
さらなる視覚の不思議 でん「えーとこんなもの知ってますかねぇ・・・。」 小沢「あぁ!これ僕が死ぬときに見たやつですよ。走馬灯のように見えるってやつでしょ?」 でん「走馬灯。まぁ回転するから確かに走馬灯。ろうそく入れてね。みたいですけど。これ“ゾートロープ”といいます。」 小沢・つる「ゾートロープ・・・。」 でん「中にほら、馬の絵が描かれていますね。よく見るとほら、少しずつ馬の足が動いて・・・。」 3人「あー。」 でん「つまり馬が走っている連続写真になっているわけです。で、このまま回すとですね、何も起きません。だただほら(回す)何が描かれていますか分からないでしょ?」 小沢「分からない・・・。」 でん「まったくそれだけなんです。ところが不思議なのは、これを横から(側面から)見ます。横(側面」から隙間から回して(見て)みると・・・分かりますか?」 2人「うあーーーーっ!!」 馬が走っているように見える! つる「あーすごい!」 小沢「すごい。すごい!」 潤「馬走ってる!」 小沢「うわ、これすごい!」 潤「こんなに細い隙間だったのにね。」 でん「たくさん馬の絵がありますね。これを早く回してしまうと、動きについていけなくなっちゃうので何が描いてあるのかわかんなくなっちゃうわけですよ。コマとかも模様とか絵が描いてあるやつを回すとなんだかわかんないじゃないですか。だけど・・・。」 小沢「すごいなこの隙間。」 でん「1枚の絵を見せます。例えば、この(馬の)絵見せますね。はい見ました。次移動してくる間見せずに同じ位置に来たときにまた(絵を)見せます。また同じ位置に来たときに(次の絵を)見ると(絵が)移動してないと思いますよね。脳が。いつも同じところに見えるから。だけど少しずつ馬の足の動きは違うので、脳の方が それをつなげて解釈する。これは“残像”っていう視覚の効果が使われているわけです。この馬の絵は動いているんだという風に考えちゃうわけですよ。結局間はないんですけど、脳のほうが勝手に推測して編集してつなげていくから絵が動いて見える。」
視覚の不思議 逆さになるとどうなる? でん「ものを見る、視覚っていうのはですね、本当に不思議なんです。まだまだ不思議な実験といいますか、錯視があるので見ていただきましょうか。」 つる「こちらをじゃあそれぞれ・・・。」 でん「ご自分の写真です。」 小沢「あれあれあれ?これですね。」 でん「よく撮れてますね。なんか割とつぶらな感じですよね。では実験ですよ。実はこの写真、目と口がですね、切り離せるようになってます。テープで貼ってあるので、はがしてください。」 小沢「へぇ〜っ。」 潤「あぁーっ!!怖い!」口をはがす潤さん でん「はがして上下逆にしてください。」 目と口、それぞれ上下逆にして貼る。 でん「異様な感じがするでしょ?」 潤「しますね。」 つる「井戸田さん・・・うわぁ〜っ。」 潤「これ僕まったく同じ位置につけたんですけど・・・。うわちょっとこれ引くな〜この顔。」 でん「で、ですね、ではこの写真を、写真全体を(パネルごと)逆さにしてみてください。」 小沢「え?え?どゆこと?」 潤「写真全体を・・・。」 写真パネルごと逆さにすると・・・ でん「そうすると結構普通でしょ?」 小沢「あれ?なんか普通の・・・。」 でん「普通っぽくないですか?」 小沢「うん。なんか分かる分かる。そんなにさっきほどの違和感はなくなった。じゃ潤のもやってみよ。潤の方が今なんか変な状態だからね。これが・・・。」 潤「いきますよ。」 ひっくり返すと・・・ でん「ほら。すごい普通でしょ?」 小沢「・・・普通ではないけど、さっきよりは、街にいるかといえば、ま、いないんだけど、ま、さっきよりは・・・。」 でん「でもほら目とか、すごい不自然じゃない・・・。」 3人「こっち(ひっくり返す前)よりは・・・・。」 潤「こっち(ひっくり返した後)の方がちょっとましになってるよね。」 小沢「不思議だなぁ・・・これ不思議ですね。」 潤「何これ何?」 でん「要するに人間、人間にとって人間の顔とても大切な情報源ですよね。だから敏感になってます。何万人いても1人の顔ちゃんと識別できるわけですから。で、特に注目するのは表情豊かな目とか口ですよね。だから大体点が3つあると顔に見えたりするわけです。天井のシミとか。で、ですね、その注目する目や口が逆さになっているとものすごく違和感があるわけですよ。普段見慣れないものですから。ただでさえ敏感に感じるところですからね。だから逆に顔全体が逆さになっていても、その目や口が逆さでなければ、脳がその処理をしたときにあまり違和感を感じないんですよ。だから部分を見てるんだってことです。顔全体ではなくて目や口とか、部分部分に注目して判断しているってことです。それがこんな簡単なことで分かってですね。すごい不思議です。」
上下が逆さまになる不思議なメガネ でん「普段やらないことをやってみると、例えば人間の視覚、ものを見るそこの中に秘められている不思議に気がつくわけです。今度は逆さの世界、体験してみたいと思います。自分が逆立ちしてもいいんですけど、大変ですからね。目だけ逆立ちすると。それがこのメガネです。」 つる「実際にかけてもらって。」 逆さメガネをかけるSPW でん「ゴーグルみたいにかけてみてください。」 つる「逆さを体験して・・・いただきたいと思いますが。」 小沢「もうすでに何も分からないよ?これ。」 潤「これで何?どうしろっていうの?」 小沢「わ、酔いそう・・・。」 でん「逆さに見えてますか?」 小沢「見えてるよ。」 潤「見えてる見えてる。」 でん「じゃ2人、ちょっと向かい合っていただいて・・・お互い見えます?」 潤「見える。」 小沢「うん。」 潤「うわー逆さに見える。」 でん「では、握手してみてください。」 上下逆さまの状態で握手すると? でん「手を出して・・・。」 つる「・・・・(2人とも)固まってる・・・。(笑)」棒立ち状態の2人。 小沢「ちょっと待って。感覚を優先するのか視覚を優先するのか・・・。」 でん「あ、視覚で。」 2人とも片手を上に上げてしまった。 小沢「あ、おしい。(潤さんの手)つかめそうなのに・・・。」 潤「・・・あれ?」 小沢「視覚を優先してよ潤。」 パニックになる2人 潤「視覚?」 小沢「そうでしょ?」 潤「あ、痛っ!!静電気きた。」 でん「では、十分楽しんでいただいたところで、ちょっと解説しましょうか。メガネ・・・。」 小沢「先生、とっていいですか?」 逆さメガネをはずす2人 でん「とってください。ではどんな風に見えていたのかちょっと再現してみましょうか。こちらにカメラがあります。ではお2人そちらに立ってみてください。こうですよね(カメラで映っている映像)普通です。ではお2人がかけたメガネと同じものをこのカメラに取り付けましょう。取り付けると(映像が)逆さになります。いつもと全然違うんで、非常に戸惑うわけです。自分の予想と違いますからね。いわゆる酔ってしまいます。感覚が狂ってですね。ではこのメガネがどうなっていたかをちょっと見てみましょう。このメガネの中には実はですね、こういうプリズムって分かりますか?本当はこうなんですけどね(指が透明な三角のブロックに逆さまに映っている)これがほら。この上の面が鏡になっているんですよ。(三角ブロック底辺部分)
でん「せっかく面白いんで、このメガネもう一度かけていただいて・・・。」 小沢「またぁ〜?」 でん「いろんなことやってみましょう。」
でん「まずは小沢さんに得意の書道に挑戦してもらいましょう。まぁじゃあ一筆書いてもらいましょうか。」 潤「いやこれ字書くのは大変だよ?」 でん「じゃあひらがなでご自分の名前(おざわ)を書いてもらいましょう。」 小沢「えーっ。・・・えっ、ちょっと待って・・・。」 潤「ひらがなで(おざわの)“お”書いてるんでしょ?」 小沢「分かってる!!」 苦戦する小沢さん 潤「何でちょっとイラッとしたの今?・・・何・なんて表現したらいいのこれ?」 小沢「えーっ!!これすごいできない・・・先生どこ行ったの?(先生の手を握る)」 でん「僕で切るような気がしますけどね。」 小沢「やって!やれる先生?やってみる?」 でんじろう先生も書道に挑戦 ラブラボという文字を書いてみる 潤「先生そこ文鎮・・・。」 でん「あっ・・・。」 潤「あっ・・・って言った今?・・・“ラ”ですよ?」 でん「あ、難しい・・・。」 潤「何やってんの?“ラ”ですって!」 小沢「早く〜!」 でん「あ、動けないですね。」 小沢「そう。動かなくなるんだよね。」 でん「あーあれ?」 潤「動かなくなるのはおかしいでしょ?・・・何?何それ!!」 何がなんだか分からない文字に・・・ 潤さんはラーメンを食べてみることに 潤「いただきま〜す!」 小沢「あ、いただきますはできるんだな〜。」 と、固まってしまった潤さん。 小沢「いいよ食べて。遠慮しないで。俺たち我慢できるから。・・・何してんの?」 なにやら不思議な行動をする潤さん 潤「・・・こうか?(右手を少し上に)こうだ。(ちょっと前に)・・・で、こうだ。(手前に持ってくる)」 小沢「逆だから(手が)上行っちゃうんだ。」 潤「・・・こうか(手がラーメンどんぶりの中へ)あれ?箸が取りたいのに!!あの、せめて箸だけ渡してもらってもいいっすか?進まないですこっから。(小沢さんから箸をもらう)お、ありがと。」 でん「あー触ればね。」 小沢「さぁ(麺を)つかもう!」 どんぶりを通り越して空中をつかんでしまった潤さん。
逆さメガネ生活どのくらいで慣れる? ラブラボスタッフが体を張って実験 逆さメガネをしたまま、ジェットコースター(長島スパーランド、スチールドラゴン2000)に乗ってみたり・・・ 31時間で慣れるようになった!
でん「ということでですね、長ーく逆さメガネをつけているとなんと、だんだんですね、普通に生活ができるようになってくるんですよ。つまりその見え方に脳のほうが柔軟に適応していくってことですよね。それだけの、まぁシャレてるわけじゃないですけど、脳は能力を持っているという・・・。」 小沢「・・・今シャレましたね?」
※遅くなってすみませんでした。 キャラメル、来週で最終回なんですね。ちょっと寂しいです。 冠番組が決定したみたいで・・・。 できれば地元東海で冠やって欲しかったです。 浅井マネージャー!!お願いしますよ〜っ!
2007年03月22日 (木) 21時19分
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| [432] 投稿者:管理人 -
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 りつさんレポありがとうございました。 今回の実験見たかったです。 錯覚とか結構すきなので・・・
ラジオが終わってしまうとは・・・・ 人気あった番組のはず!! とても残念です。 新番組ももちろん見られないし・・・・
2007年03月28日 (水) 21時24分
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