バナナの安値が労働者の農薬中毒の上に成り立っているという話、
非常に衝撃的でした。詳しく教えていただければ幸いです。
さて、管理人さんは、荏開津典生『飢餓と飽食』講談社、1994年、
という本をご存知でしょうか？
もし、読んだことがなければ、けっこう古い本ですが、
おすすめしたいと思います。管理人さんの問題意識、問い、の
答えの参考になるのではないかと思います。
私は学生時代食品経済学を専攻していて、いくつか関連の良書
にめぐり逢うことができました。紹介した本は、明快ですが、
非常に考えさせられる本です。
また、時子山ひろみ・荏開津典生『フードシステムの経済学』
（第2版）、医歯薬出版、2000年、も、ちょっと古い本ですが、
食料の生産、加工、流通、消費の問題を考えるのに参考に
なると思います。

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記事番号：87

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改めて探しに参りますが、
�@バナナ園に撒く農薬は塩素系のもので大量である
�Aそのため労働者は難治性の塩素にきびなどに悩まされている
�B不妊になった労働者もいる
�C農薬を撒いた後、知らずに忘れ物を取りに入った少年の労働者が、死んでしまった
というような話を読んで非常に衝撃を受けました。
少なくとも日本の農産物はそこまで惨い労働の結果ではないので、ポストハーベストなどの問題とも併せて、国産品を買うのは妥当ではないかと思われます。
ただし、ちょんまげさん（えーと、研修のロールプレイングの際「お若い声ですね」と女性の相談者に言って笑いをとっていらした方です、皆さんご記憶ですね？　）も示唆して下さったように、買わなければどうなるのか、労働者は更なる過酷な労働と困窮に追い込まれるのではないか、と心配され、何をどうしていいのか頭の痛いところです。
ですが立ち止まっていてはしょーがないので、今戦争が突きつけている主題と同じく、私が生きているということに伴う人生の命題として、考えてゆきたいと思って居ります。知ってしまったので、知らないふりをしちゃあ子供にかっこがつきませんからねぇ。
というわけでお知らせいただいた本を早々に読みたいのですが、今大変忙しいところなので今しばらくお待ちいただければ幸いです。忙しい理由については新しく投稿しますので、お許しください。
食品経済学とは頼もしいです。色々教えていただきたいと思って居ります。

管理人　拝

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