地形(主に、滝・巨石・山地地形)の掲示板
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No.92 名主の滝 投稿者:赤松 投稿日:2013年06月21日 (金) 17時28分 [ 返信] |
御無沙汰しております。 出向記録を拝見しました。
東京北区の名主の滝に行かれたのですね。 古い文献等を調べると、王子付近には名主の滝以外にも10以上の滝があったようですが、残念ながら名主の滝以外は全て消滅しています。 せめて、その場所だけでも特定しようと思い、色々と調べている途中ですが、まだ半分程度です。
ところで、名主の滝で気になるのは「絵本江戸土産」の挿絵では男滝・女滝が並んでいるのに対して、現在の現地ではこの2滝の場所が異なっていることです。
個人的には、現在の男滝だけが一目で人工だと言う事がわかるほど他の滝に比べて非常に雑な作りであることから、現在の女滝と独鈷の滝が、以前は男滝・女滝であったが、その後に追加造成した一番大きな滝を男滝と呼ぶ様に(途中から)変更したのではないか? と思っています。
滝おやじ様は、どのように感じましたか?
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No.93 男滝⇒独鈷の滝 投稿者:滝おやじ 投稿日:2013年06月21日 (金) 21時21分 |
赤松様 お久しぶりですね。 うーむ。成る程。 おっしゃる通りかもしれませんね。 有名観光地ですから、明治中期に改装される前の絵図面か記載が、広重の絵のほかにもあるのでは・・・。
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No.94 投稿者:赤松 投稿日:2013年06月22日 (土) 17時34分 |
返信、ありがとうございます。
私も古い文献などを色々調べてはいるのですが、名主の滝としてひとくくりにされている物ばかりで、確証にはたどり着いていません。
ただ、個人的には現在の男滝は、当初、大滝と呼んでいたのではないかと思っています。 つまり、 おおたき(大滝)→おたき→おだき(男滝) おとこたき(男滝)→とこたき→どっこたき(独鈷滝) おんなたき(女滝)→めだき(女滝)
従って、当初、男滝/女滝をおとこ/おんなと言っていたのか、お/めと言っていたのかが重要な手掛かりではないかと思っています。
PS.当日は、付近の他の滝跡は回られましたか? 特に、弁天滝跡と見晴滝跡は、今でも滝があった雰囲気が多少感じられます。
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No.95 投稿者:滝おやじ 投稿日:2013年06月22日 (土) 22時17分 |
通りがかりに、王子神社の崖下に、市杵島神社の建物脇の滝造作跡は見ました。 水さえ流せば滝を再現できそうでしたが。 弁天滝というのはこれですかね。
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No.96 投稿者:赤松 投稿日:2013年06月23日 (日) 17時18分 |
その滝(?)は、新しく作られた滝です。
その滝の横の階段を挟んだ場所に稲荷の滝がありましたが、幼稚園を建てる際に無くなってしまいました。 ただ、絵本江戸土産を見る限り、元々の稲荷の滝自体が湧水を利用した人工の水垢離用施設の様ですから、神社側としては灯篭や手水鉢の場所を動かすのと同程度の認識なのかも知れません。 そう考えれば、その写真の滝を新稲荷の滝と呼んでも良いのでは?と思っています。
ちなみに弁天の滝は、現在の音無もみじ緑地の角にあった滝です。 滝の水(湧水)は、既に戦前には枯れていたと言うことですが、滝面及び滝壺は少なくとも昭和40年代までは確実に残っており、写真も存在しています。
しかし、残念ながら、音無もみじ緑地の造成時に滝面ごと埋め立てられてしまいました。
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No.97 弁天滝ではない 投稿者:滝おやじ 投稿日:2013年06月23日 (日) 21時38分 |
成る程。そうなんですか。奥が深いですね。(^_^)
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