ルール全般を理解されていることを前提にコメントします。
一言で“見極め”について表現するのは正直言って困難です。(^^;
「見極め」を別の言い方をすれば「安定した基準でもって判定できる目利き」ということになるのではないでしょうか。
見極めの目は審判台に立つ回数を増やし実践の中で養っていくのが一番の早道でしょう。
私の場合は
@基本の打ち方をしてないプレーヤーは反則を起こしやすいのでマークしておく。(ホールデング、オーバーネット、タッチネットなど)
A疑わしいプレーは判定せず、自分の目で見切った場合のみ判定するようにしている。(ワンタッチ、タッチネット、ドリブルなど)
以上の2点に留意して審判台に立っています。
なお、安定した判定をするのに一番のポイントは自分なりの判定基準を確立することだと思います。
ホールディングの判定基準については主審により多少の幅があることは、競技者の大半が理解していると思いますが、同じ試合で判定基準が不安定になると競技者に不信感を抱かせることにつながり、そのことが試合全般の判定について不信感を抱かせてしまうことになりかねません。
「甘い」とか「厳しい」とかの周りの声はあまり気にすることはないと思います。自分の判定基準で水笛が吹けるように心掛けるべきでしょう。
また、場合によっては副審や線審など審判団と連携して判定する余裕も必要だと思います。
人間ですからミスはします。その時は悪びれずミスジャッジを認める勇気も必要でしょう。