競技でブロックとは、「相手の動きを封じる」「阻止する」プレーを意味します。
インディアカの普及や指導の中では、インディアカはブロックするのが難しいので、「基本技術編」にあるとおり、「ブロックの効果が少ない分、相手側スパイクをレシーブしやすくするため、相手側スパイクコースを限定させるためのプレイをする。」といわれています。
しかし、最近ではインディアカ技術が向上し、スパイクコースを限定するブロックプレーから、「シャットアウトする攻撃的なブロックプレー」として考えるチームが増えてきています。
たぶん、ゆーみんさんのチームも、攻撃的なブロックプレーをされているのだと推察いたします。
攻撃的なブロックプレーでは、シャットアウトするために相手のスパイクのヒットポイントに手の平を持っていくため、オーバーネットしやすいプレーになりがちです。
また、スパイクの勢いに負けまいとネット上端でブロックの瞬間に手首をかぶせがちになります。
自分では手をかぶせていないと思っていても、ジャンプしたり、腕を伸ばしたりしたときに手の平や指先がネットを越える状態になっていることがよくあります。(他の人に手の動きを確認してもらってください)
また、ブロックのタイミングが早くなったときなども、よくオーバーネットを犯します。
※オーバーネットの判定基準は「ブロックでインディアカが手の平にヒットしたポイントが、自コート内か相手コート内か」で判定します。ヒットした後に手の平が相手コートに入っても反則にはなりませんが、手の平をネット上で押し出すブロックプレーは、オーバーネットと判定されることがよくあります。
※オーバーネットの判定基準は基本的には大阪も関東も変わらないと思います。ただ、判定は主審の主観的な判断で行われますので、主審の判定基準に委ねられることになります。そういう意味では、判定基準に多少のファジーさはあると思います。
※プレーヤーの立場から言えば、主審の“くせ”を早く掴んでプレーをするということになるのではないでしょうか。