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| [285] アンシリーズの新刊紹介! |
Catsway
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| 冬といえば、読書 え読書の秋じゃなかったっけ 普通はそうですが、PEIでは(私は特に) 冬はのんびりできる季節なので、読書がゆっくりできるんですね。 ということで、早速読みました アンシリーズの最新刊です 実は昨年の10月末にモンゴメリ作のアンシリーズの新刊 『The Blythes Are Quoted』 が発行されました。 あれモンゴメリさんってお亡くなりになってますよねという方、 もちろんです(ツアーでお墓参りしますもの) 実はこの作品は、モンゴメリさんが亡くなる前に書き上げていて、 なんと亡くなられた日に出版社に届いていました。 一部は『The Road to Yesterday』の中に発表されていますが、 やっと全編が発行されました。 題名は直訳すると「ブライス一家が引用されている」という意味で、アンがギルバートと結婚したあと、グレン・セント・メアリ周辺で起こったいろいろな出来事が短編集になっているのですが、あちこちにアンやギルバート、その子供たちの名前がでてきます。 ですので、時代は『炉辺荘のアン』以降が描かれていて、最後のほうはなんと、アンとギルバートの孫の名前まで出てきますよ〜読んでみてのお楽しみ〜 また二部構成になっていて、第一部は第一次世界大戦前の平和な牧歌的な時代の話、第二部は戦後、そうウォルターが亡くなった後のお話になります。 モンゴメリさん得意の短編集ですので、アンやギルバートが主人公で出てくるわけではないのですが、村の人々にブライス一家がどのように関わっていたかが想像できるようにあちこちに引用されているというわけです。 また各短編の間にはアンとウォルターの詩が掲載されています。 これは、アンが炉辺で家族の前でアンが結婚前や結婚後に書き溜めていた詩を朗読する場面で、各詩のあとにはギルバートやスーザン()や子供たちが詩を聞いておしゃべりしているその会話が書かれています。 それがまた彼らの生き生きとした性格をあらわしていてまたギルバートとアンのラブラブな雰囲気が感じられてほのぼのしてしまいました〜 ただ第二部のほうには戦後、ウォルターが亡くなった後、彼の詩もアンが朗読していて、その会話にも涙がとにかく、ファンにとっては必読の書ですので、ぜひ スーザンやウォルターの名前に反応しているそこの貴方っ 心からお勧めします 日本でも翻訳されて出版される予定があるということですので、 乞うご期待ください →返信する |
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