| [3311] テナーからアルトへ |
- buchi - 2009年10月27日 (火) 21時48分
実際に奏法を見たり音を聞いてみたりしないと断定的なことは言えませんが(だったら書くなとか書かれそうですね)、いくつか考えられることを書いておきます。 1 テナーの方がやや唇の締め具合がゆるくても音が出ます。そ のままの形でアルト吹くと抑えの効かない音になります。 2 テナーの方がマウスピースが大きいので、アルトで同じようにくわえるとくわえる位置が深くなりすぎます。当然音は大きく、固くなります。 3 アルトはマウスピースが小さいですから、吹いた時の抵抗は大きくなります。テナーの抵抗感の求めてリードを選ぶと、アルトらしい音が出なくなります。 4 その他にも、良く合うリードが選べていないとか、楽器そのものに狂いがあるとか、マウスピースに問題があるとか(テナーはセルマーのMPだったが、アルトはヤマハだったりとか)奏法以外の問題もいろいろあるのです。専門家やキャリアのある大人に直接見てもらうことを勧めます。 5 もう一つ。アルトを吹く際にどのような音を理想としていますか。良いお手本(須川さんの音とか)の音を頭の中に浮かべながら練習するのと、そうでないのとでは大きな差が出ます。イメージがしっかりしていないと、奏法を変えても音は変わらないこともありますよ。
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