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グッキーのお勉強

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[99] 題名:飛ぶ鳥を落とす勢い 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月16日 (木) 09時12分

○彼はこの業界では飛ぶ鳥を落とす勢いだ。
×彼はこの業界では飛ぶ鳥を射る勢いだ。
「飛ぶ鳥を落とす勢い」とは、権力や勢力が非常に盛んなことのたとえ。
『平治物語』に、「飛ぶ鳥も落ち、草木も靡(なび)く計(ばか)りなり」とあり、
正しくは「飛ぶ鳥も落つ」。権力や勢力によって飛んでいる鳥が落ちるという意で、
弓で射落とすのではないから、「飛ぶ鳥を射る」は誤り。

〔番外編〕その323 「小豆島の方言集」より
     みてる=尽きる、なくなる
     よう売れてもうみててしもた


[98] 題名: 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月15日 (水) 10時10分

駑馬に鞭打つ
○駑馬に鞭打ってがんばる。
×ろばに鞭打ってがんばる。
「駑馬」は、歩くのが遅い馬、鈍い馬のことで、転じて、才能のない人を
たとえていう。「鞭打つ」は、鞭で打つ意から、奮い立たせることをいう。
「駑馬に鞭打つ」は、能力のない人に実力以上のことをさせるたとえ。自分が
努力することをへりくだっていう語である。×の例文は、「ろば」「どば」
という類似した音による誤り。

〔番外編〕その322 「小豆島の方言集」より
     ・・・みそ=・・・子
     泣きみそ、よわみそ


[97] 題名:年には勝てぬ 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月14日 (火) 08時04分

○気持ちは若くとも、やはり年には勝てない。
×気持ちは若くとも、やはり老いには勝てない。
年をとるにつれて、当然のことながら体力は衰えてくるもの。
仕事の量、酒の量とも若い人にはかなわない。これを慣用句では
「年には勝てぬ」「年には勝てない」という。「老いには勝てない」
でも意味は通じそうだが、こういう言い方はしない。似た意味の言葉に
「年は争えない」がある。どれも自分についていうのはよいが、他人に
向かってはいわないほうがよい言葉である。

〔番外編〕その321 「小豆島の方言集」より
     みがいる=筋肉が硬くなる
     遠足で足にみがいった


[96] 題名:鬨の声を上げる 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月13日 (月) 08時38分

○鬨の声を上げて進む。
×鬨を上げて進む。
「鬨」は、合戦の初めに士気を高めるため、また、戦いの合図のために
発する声をいう。「鯨波」とも書く。転じて、大勢の人が一度にどっと
あげる声をいう。「鬨の声を上げる」または「鬨をつくる」という言い方
をする。「声」を省いて「鬨を上げる」とはいわない。

〔番外編〕その320 「小豆島の方言集」より
     まんだら=まだら、まぜり
     まんだらの模様だ


[95] 題名:手をこまぬく 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月12日 (日) 09時34分

○手をこまぬいて見ている。
△手をこまねいて見ている。
「こまぬく」は「拱く」と書き、手出しをせずに傍観することをいう。
「こまねく」は「こまぬく」の訛りで、同じ表記であり、間違いとは
いえない。
(参考)「拱く」は、両手を胸の前で重ね合わせる、もと中国の
    敬礼の動作である。

〔番外編〕その319 「小豆島の方言集」より
     まん=運、縁起
     まんなおしに一杯やる


[94] 題名:出る幕ではない 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月11日 (土) 10時00分

○お前の出る幕ではない。
×お前の出る筋ではない。
「出る幕ではない」は、演劇で、その人の演ずる幕の出番ではないという意
からきているといわれ、出て来て口をはさんだりよけいなことをする場面
ではないという意の慣用句。「幕」が「場面、場合」をいうのに対して、「筋」は、
物事の道理、筋道をいい、「出る筋」とはいわない。「お前が文句をいう筋ではない」なら正しい。

〔番外編〕その318 「小豆島の方言集」より
     まるける=束ねる
     薪をまるける


[93] 題名:出る杭は打たれる 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月10日 (金) 09時57分

○あまり派手にやると、出る杭は打たれるぞ。
△あまり派手にやると、出る釘は打たれるぞ。
「杭」は、目印や支柱として地面に打ち込む棒のこと。目印になるほど
杭は目立つので打たれるのである。このことから、頭角を現す人は、とかく
他の人から憎まれて邪魔される。だから目立ちすぎるなというたとえとして
「出る杭は打たれる」が使われる。釘も頭が出れば打たれるが、ふつうは
「出る釘は打たれる」とはいわない。しかし、これを許容している辞書もある。

〔番外編〕その317 「小豆島の方言集」より
     まどう=償う、弁償する
     壊したのでまどうてくれ


[92] 題名:手のひらを返す 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月09日 (木) 08時31分

○手のひらを返すように冷淡になった。
△手の裏を返すように冷淡になった。
「手のひら」は「手の平」「掌」と書き、手を握ったときに内側になる面をいう。
「手のひらを返す」は、態度や言動をがらりと変えることのたとえ。
「手の裏」を許容する辞書も多い。「手を反す」も同じ意味である。

〔番外編〕その316 「小豆島の方言集」より
     まっつい=同一、まったく同じ
     これとまっついに作ってくれ


[91] 題名:手に手を取って 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月08日 (水) 08時14分

○手に手を取って駆け落ちする。
×手と手を取って駆け落ちする。
「手に手を取る」は、互いに自分の手に相手の手を取り合うことで、特に
愛し合った男女が連れ立ってどこかに行くことをいう言葉である。
「手と手を握って」「手と手をつないで」とはいうが、「手と手を取って」
とはいわない。

〔番外編〕その315 「小豆島の方言集」より
     またい=弱い、おとなしい、ゆるい
     この犬はまたいから噛んだりせんよ


[90] 題名:手当たりしだい 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年01月07日 (火) 12時33分

○街行く人に手当たりしだい声をかける。
×街行く人に手当たりばったり声をかける。
「手当たりしだい」は、手に触れるもの、目につくものはなんでも
かたっぱしからの意。「手当たりしだい投げすてる」「本を手当たりしだい買う」
などと使う。×の例文は、そのときのなりゆきにまかせて行う意の
「行き当たりばったり」との混同による誤り。

〔番外編〕その314 「小豆島の方言集」より
     まぜる、まぜかやす=もてはやす、珍重する
     遠来の客でまぜかやしとる




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