グッキーのお勉強
何か記念に書いてください!
[169] 題名:〜次第 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年06月26日 (木) 08時44分
○部長が到着し次第、会議をはじめよう。
△部長が到着次第、会議をはじめよう。
「〜したらすぐに」という意の「次第」は、「満員になり次第締め切る」
「本人が帰り次第連絡する」のように、動詞の連用形につく。
サ変動詞「到着する」の連用形は「到着し」だから、本来は「到着し次第」
が正しい。しかし、「到着し次第」と「し」が重なって発音しにくい
こともあり、実際には「到着次第」といわれることも多い。
動詞の連用形のほかに、動作性の名詞について「送金次第品物を送る」
という言い方を認めている辞書もある。
[168] 題名:くらます 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年06月18日 (水) 09時22分
○そのまま姿をくらました。
×そのまま姿をくらませた。
「くらます」は「晦ます・暗ます」と書き、姿や居場所を隠す意。
また、ごまかすという意の五段活用の動詞。過去をあらわす助動詞
「た」は連用形につくから、行方がわからなくなったことをいうのは
「姿をくらました」である。
[167] 題名:おもねる 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年06月16日 (月) 06時02分
○上役におもねらず、堂々と物をいう。
×上役におもねず、堂々と物をいう。
「おもねる」は「阿る」と書き、人の気に入るようにふるまう、
へつらうという意。五段活用の動詞なので、打消しは「おもねらず」
という。「重ねる」は下一段活用なので「無理を重ねずときどき休む」
といえるが、これと混同したような「おもねず」は誤り。
[166] 題名:おぼつかない 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年06月04日 (水) 09時57分
○こんな成績では合格はとてもおぼつかない。
×こんな成績では合格はとてもおぼつきません。
「おぼつかない」は「覚束ない」と書き、物事がはっきりしない
状態をあらわす一語の形容詞。現代では、うまくいくかどうか
疑わしいようすや、不安でたよりないようすなどをいう。これを、
動詞「おぼつく」に助動詞「ない」がついた打消しの形と誤解して
「酔って足もとがおぼつかぬ」とか「そのやり方では成功はおぼつくまい」
などというのは間違いである。「おぼつく」という動詞はない。
〔番外編〕その390 「小豆島の方言集」より
とうがき=いちじく
なんば=とうもろこし
むんぎゃら=麦藁
[165] 題名:置き去り 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年06月02日 (月) 12時47分
○車の中に置き去りにする。
×車の中に置き去る。
人や物をその場に置いたまま行ってしまうことを「置き去り」という。
×の例文は「置き去り」を動詞「置き去る」の名詞形と考えたことに
よる誤り。しかし「置き去る」という動詞はないから、「私を置き去った
まま行ってしまった」とはいえない。「私を置き去りにしたまま行って
しまった」としなければならない。
〔番外編〕その389 「小豆島の方言集」より
えぐいも=里芋
おへぐろ=彼岸花、まんじゅしゃげ
ぐいび=ぐみ
じじばば=春蘭
ちちっぽ=どんぐり
[164] 題名:憂える 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年05月28日 (水) 10時01分
○国家の将来を憂え改革を進める。
×国家の将来を憂い改革を進める。
「憂える」は下一段活用の動詞なので連用形は「憂え」となる。
名詞も「憂え」であったが、現在では「憂い」が一般的であるため、
これと混同して動詞の連用形も、「憂い」とするのは誤り。
〔番外編〕その388 「小豆島の方言集」より
どびんご=雀などの赤子
はめ=まむし、毒蛇
びび=めだか
べこ=子牛
よしとく=ふくろう
[163] 題名:薄め 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年04月30日 (水) 09時46分
○コーヒーは、薄めにしてください。
×コーヒーは、薄いめにしてください。
「〜め」は、形容詞の語幹について、多少そのような性質や傾向をもって
いることを表す。「長め」「細め」「大きめ」のようにいう。形容詞
「薄い」の語幹は「薄」だから、「薄め」が正しい。ただし、「濃い」
の場合は例外として、連体形の「濃い」に「め」がついて「濃いめ」
という。これにつられて「薄いめ」というのは誤り。
〔番外編〕その387 「小豆島の方言集」より
おんびき=がま蛙
がね=蟹
ぎゃる=蛙
くちな=蛇
とかんじょ=とかげ
[162] 題名:呆気(あっけ) 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年04月26日 (土) 08時48分
○呆気にとられる。
×呆気にとらせる。
「呆気」は驚きあきれた状態。意外なことに出会って驚きあきれること
をいう慣用表現が「呆気にとられる」である。人を呆気にとられた状態
にさせるのを「部屋中の人々を呆気にとらせた」というのはまちがい。
「呆気にとる」という言い方はないから、その使役形の「呆気にとらせる」
もない。この場合は「部屋中の人々をあきれさせた」としなければならない。
その386 「小豆島の方言集」より
どんぐりばち=すずめ蜂等の大きな蜂
はたと=バッタ
むかぜ=百足
むくりこ=蝉の幼虫
[161] 題名:論陣を張る 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年04月22日 (火) 12時58分
○堂々たる論陣を張る。
×堂々たる論戦を張る。
「論陣」とは、議論の組み立て、論争の構えや陣立てをいう。「陣立て」は、
戦いをするための軍勢の配置で、陣幕を張ることから、「論陣を張る」といい、
論理を組みたてて議論を展開することを意味する。「論戦」は、激しく意見を
たたかわすこと、議論しあうこと。「戦い」なので、「論戦を交える」
「論戦を展開する」などという。「論戦を張る」とはいわない。
〔番外編〕その385 「小豆島の方言集」より
かやりんこ=ボーフラ
がんがら=あぶら蝉
がんどり=あめんぼう
すんとりむし=尺取り虫
せんだ=くまぜみ
[160] 題名:老骨に鞭打つ 名前:グッキー MAIL URL 投稿日:2003年04月21日 (月) 15時49分
○老骨に鞭打って仕事をつづける。
△老体に鞭打って仕事をつづける。
「老骨」は、年老いたからだで、「老体」「老躯(ろうく)」と
同意である。「老骨に鞭打つ」は、年をとって衰えた自分の身を
励まして、仕事などをするさまをいったもの。「老体に鞭打つ」とは
あまりいわないが、認めている辞書もある。
〔番外編〕その384 「小豆島の方言集」より
かんこ=うなぎの子
ぎざ=ベラ
せいご=すずき
どんじょ=どじょう
にたりがい=せと貝、からす貝