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二重国籍 |
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ごまご
(346)投稿日:2005年02月10日 (木) 03時50分
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米国には二重国籍者が多いです。
実は日本や米国は法律で二重国籍が禁止されています。これらの国籍取得では他の国籍の放棄を宣言します。しかし、他の国籍の放棄はその元の国の問題であり、新しい国籍取得の国の法律の及ぶ範囲ではありません。ですから、放棄の事実に関係なく新規の取得が可能です。さらに二重国籍が取り締まられることはまずない。
こうして、日本の場合罰則規定まで設けてありながら、施行としては二重国籍は取り締まっていません。居住のほか、両方の国民年金・健康保険がもらえるとか、かなりきわどいメリットがあります。従って、誰もおおっぴらには言わないのです。
江戸時代安定期には二重藩籍は禁止され、脱藩が強要されました。しかし、幕末では日本内の旧国を超えて「国際的」に活躍した大村益次郎などの重藩籍を持つ人間が現れ、やがて、日本国内の旧国・藩は統合されました。同じような時代の流れなのかもしれません。
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□実は、不思議に感じていました。/まっきぃ
(347)投稿日 : 2005年02月14日 (月) 19時21分
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例えば我が国籍を持つ人が、他国で国籍を取得した場合 国同士が、「ねえねえ、この人二重国籍じゃない?」 なんて、連絡は絶対にしない・・・ですよね〜(^^; |
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□パスポートとビザ/FINE
(348)投稿日 : 2005年02月14日 (月) 21時18分
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他国へ移動する場合に、 上記の2つのうちどちらか、 もしくは両方必要になると思います。
手続きの中で普通は分かるのではないでしょうか、二重国籍の場合。 問題になるのは手続きではなく、 どちらの国の政治に関与するか、ということではないでしょうか。
他国の方が、政治に参加することを拒んでいる国は今も存在するようです。 |
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□/耳鳴り
(349)投稿日 : 2005年02月14日 (月) 21時40分
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イギリスでは、二重国籍を法的に認めています。理由は、一度イギリスの国籍を持つと、女王以外の人がそれを剥奪できないんだそうです。だから、もしある人がほかの国の国籍を取ろうとすると、イギリス国籍はなくならないので、二重国籍になるそうです。 やっぱり考え方の違いかなあと思います。 二重国籍を認めていない国は、自分の所属する国をどっちかに決めなさい、ほかの国を選ぶ人は自分の国には必要ない、みたいな感じかもしれませんが、イギリスでは、できるだけ多くの人をブリティッシュに含みたいのでしょう、きっと。 |
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□剥奪/ごまご
(350)投稿日 : 2005年02月15日 (火) 04時40分
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>「ねえねえ、この人二重国籍じゃない?」なんて、連絡は絶対にしない・・・ですよね〜(^^;
本人が放棄しない限り、法施行としては国籍は剥奪されないみたいです。 ですから、限りなく耳鳴りさんのイギリスのものに近いです。
二重国籍を日本も米国も事実上容認しています。 しかし、法律上は違法となっています。
私としてはなんか釈然としません。 「二重国籍になりますので放棄します」といったほうがバカを見るというのはどういうことでしょう?
国籍が取得できる以上、FINEさんのような国政への関与を否定することはムリです。ただし、米国の大統領や大統領選挙人は米国生まれでないとダメと定められています。つまり、シュワちゃんはダメ。 |
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□日本でも/FINE
(351)投稿日 : 2005年02月15日 (火) 19時55分
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在日外国人に地方参政権を付与するための法案 が昨年、国会に提出されましたが、国会通過して成立したのでしょうか?
フランスは憲法改正してまで、外国人参政権をみとめました。 欧州の国の中にも、まだまだこの問題は残っているようです。 |
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□市民権/ごまご
(352)投稿日 : 2005年02月16日 (水) 01時24分
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FINEさん、永住権を持つ外国籍の人と、市民権を持つ移民(一部二重国籍)をいっしょにする必要はないですよ。少なくとも米国と日本はそんなに必要ないです。
まず永住権を持つ外国人はあくまで、居住と職などを保証するもので、参政権を与えるものではありません。市民権とは大きな差があります。
ただ、カルホルニア州では公立学校のレベルは低迷しており、その原因の1つが永住権を持つ外人が半数を超える市があります。しかし、公立学校の運営は市が行っているために、永住権取得者にも地方自治体の選挙権を一部を与えようという運動があります。 しかし、これはかなり特殊な事情と、猛烈な反対があるために米国ではあまり本質的な問題になっていません。
小国の連合体、欧州のように、経済統合後、国家の概念が再規定された環境とかなり異なります。 |