■
|
■
ufo
(127295)投稿日:2011年04月25日 (月) 09時52分
|
|
前場に注目すべき3つのポイント〜トヨタの動向が自動車関連銘柄の明暗を握る 8時34分配信 フィスコ
現在値 トヨタ 3,280 -15 ルネサスエ 705 -13 コマツ 2,810 +36 25日の前場の取引では以下の3つのポイントに注目したい。
■株式見通し:トヨタの動向に注目、自動車、ハイテクセクターに対しての見直しも ■外資系証券9社の注文動向:差し引き80万株の買い越し ■前場の注目材料:トヨタ<7203>の動向が自動車関連銘柄の明暗を握る
■トヨタの動向に注目、自動車、ハイテクセクターに対しての見直しも
☆日経225想定レンジ:上限9750円-下限9600円
今週から2011年3月期決算発表が本格化する。連休を前に国内外の機関投資家の動きは鈍ると考えられ、全体としては膠着感の強い相場展開が想定されるが、決算内容を手掛かりとした日替わり物色は活発となろう。これまでの決算発表後の動きをみると、上方修正銘柄には素直に評価した資金が集中。今回は震災の影響によって先回りの動きは限られていると考えられ、改めて資金が集中しやすい需給状況とみられる。
また、先週末にはルネサス<6723>の操業再開の前倒し報道によって、自動車セクターが一斉に買い戻された。その後、トヨタ<7203>は週末の記者会見において、生産正常化は11-12月ごろの見込みと発表。記者会見の期待感から買い戻されていた感もあり、トヨタの発表を市場がどのように評価するかが注目される。反動安が警戒される半面、今後の道筋を示したことを評価するようだと、自動車、ハイテクセクターに対しての見直しにつながりそうである。サプライチェーンの障害に伴う業績悪化を警戒したショートポジションが積み上がっている感もあり、弱い動きを続けていた銘柄などは、決算通過でいったんはリバウンド狙いが有効との見方にも。
そのほか、今週は26-27日に米連邦公開市場委員会(FOMC)が開かれ、バーナンキFRB議長の記者会見が予定されている。量的緩和第2弾(QE2)については予定通り6月末で終了するとみられ、市場の焦点はQE2後の金融政策についての議長発言が注目される。
また、大型連休中には、米国で重要な経済指標の発表が相次ぐほか、5月6日には米雇用統計(4月)が予定されている。商いが本格的に回復するのは連休明け後、それまでは日替わり・日計り物色が中心にならざるを得ない状況である。
ただ、手掛けづらいなかでも、日銀によるETF買い入れが確実に相場を下支えしよう。これまで相場が反落したタイミングで買いを入れており、調整局面においては信頼できる買い主体であろう。
■外資系証券9社の注文動向:差し引き80万株の買い越し
朝の外資系証券9社経由の注文状況は、売り470万株、買い550万株、差し引き80万株の買い越しとの観測。なお、直近5日分の注文動向は以下の通り。
4月18日(月):1040万株の売り越し 4月19日(火): 880万株の売り越し 4月20日(水): 60万株の買い越し 4月21日(木): 180万株の買い越し 4月22日(金): 270万株の買い越し
■前場の注目材料
・決算本格化で上方修正銘柄を中心とした物色へ ・トヨタ<7203>の動向が自動車関連銘柄の明暗を握る ・コマツ<6301>の業績観測報道はポジティブか
☆前場のイベントスケジュール
<国内>
08:50 3月企業向けサービス価格指数 11:00 生産台数を順に発表(自動車8社、3月) 11:00 枝野官房長官、定例記者会見
<海外>
海外市場休場:豪、NZ(アンザックデー)、香港、ドイツ、フランス、英国、スウェーデン、南アフリカなど(イースターマンデー)
《KO》 株式会社フィスコ 【関連ニュース】 今日の為替市場ポイント:27日のFOMCとバーナンキFRB議長の会見待ち(4/25) 日産自、サンケン電、パナソニックほか/新聞からの銘柄材料一覧.vip(4/25) 今日の注目スケジュール:任天堂の決算予定、米3月新築住宅販売件数など(4/25)
最終更新:8時42分
|
|