投稿された方の依頼により、2009年06月26日 (金) 16時07分に記事の削除がおこなわれました。

このメッセージは、設定により削除メッセージに変更されました。このメッセージを完全に削除する事が出来るのは、管理者の方のみとなります。

これのことですよね？
http://www.akinaiya.com/cargo/goodsprev.cgi?gno=MMS011X01004

一番下の写真に名称があります。
FOOD PACKET, SURVIVAL, GENERAL PURPOSE, INTERIM

INTERIM は「仮の」や「暫定的な」という意味ですので、俗に「GP-I」と呼ばれる
FOOD PACKET, SURVIVAL, GENERAL PURPOSE, IMPROVED
のプロトタイプかもしれません。
張り紙になっている点もプロトタイプっぽいですね。

GP-Iについては、Mさんの戦闘糧食貯蔵庫に画像があります。
http://10.pro.tok2.com/~phototec/yokoku.htm

また、こちらにもレビューがありました。
http://nawoto3379.fc2web.com/taste-gpi.html

内容物や数量に多少の違いがありますね。
製造年はx4年のようですが、ダークブラウンのパッケージから84年か94年でしょうか。

特殊部隊がこれを使ったかどうかは、肯定も否定もできませんが、少なくとも特殊部隊向けのレーションではないと思います。
その名の通り、汎用のサバイバルレーションでしょう。
このショップがなぜ特殊部隊用の装備と書いたかは、ショップに問い合わせるしかないでしょうね。

GP-Iって、箱入りの前は缶入りだったので、上記サイトの物がプロトタイプかどうかは良くわかりませんが、内容物に「ＣＨＡＲＭＳ」が入っているのが変っていますね。

空軍の特殊非常食には、この「ＣＨＡＲＭＳ」だけを入れたＦｏｏｄ　Ｐａｃｋｅｔ，Ｓｕｒｖｉｖａｌ　ＡＩＲＣＲＡＦＴ，ＬＩＦＥＲＡＦＴというのがあります。

ちなみにＧＰもＡＬも1960年代以前からあるんですよ。

さて、この「ＣＨＡＲＭＳ」入りＧＰレーションについてですが、どの記録を見ても出てきませんね？

本当に未開封で「ＣＨＡＲＭＳ」入りだったとしたら、結構珍しい物かもしれません。
でもなんか、微妙な隙間加減から寄せ集めを詰め込んだ気がしないでも無いですが・・

缶から箱に変わったのが90年代の中ごろっぽいですね。
ということは94年製でしょうか？
箱はGP-Iのものに見えます。
隙間があるのにFOOD BARが減らされているのは謎ですね。

AIRCRAFT, LIFE RAFTは、私も持ってますよ。

投稿された方の依頼により、2009年06月25日 (木) 23時44分に記事の削除がおこなわれました。

このメッセージは、設定により削除メッセージに変更されました。このメッセージを完全に削除する事が出来るのは、管理者の方のみとなります。

特殊部隊　Survival Food 1ea

はじめまして。

糧食についての説明書きの所にありました缶詰の件…
先日、賞味期限が97年のあんみつを食べたところ、中の金属が液体に溶けだしていて黒くて酸っぱくてまずかったです。

たまたま私の食べた缶詰がしっかり密閉されていなかったのか、それとも賞味期限の切れた缶詰はそんなものなのかは知りませんが…

果実缶詰や一部の野菜缶詰は、国際的に缶内面を塗装していないブリキ缶（スチールにスズメッキをしたもの）が使われています。その理由は、缶詰を貯蔵している間に、果実や野菜に含まれている空気により微量のスズが溶け出ることによって、内容物の色や香りなどの品質が変化するのを防ぐことができるためです。

　溶け出た微量のスズは、人体に蓄積しないで、排泄されてしまうことがわかっています。このようにスズは食品衛生上安全であることから、世界中で伝統的にこれらの缶詰には内面に塗装を施していないブリキ缶が使われてきているわけです。

しかしその為他の食品の缶詰めに比べて保存期限がどうしても短く、元々変色、変質しやすい内容物だということもあり、その様な状態になってしまうのです。

実際ＭＲＥ以前に使われていたＭＣＩという缶詰主体のレーションを今入手すると、大抵のフルーツ缶は缶内部で水素ガスが発生して缶が変形し、破裂している物が殆どです。
それに対してメインミールの缶詰や、クラッカーの入っているＢ-ＵＮＩＴ缶は全く変質が無く、僕も何度か食べた事がありますが、問題なく食べる事が出来ました。

ちなみにレトルトはもっと変色が早いので、現在の市販品でフルーツのレトルト製品はありませんし、ＭＲＥのフルーツレトルトはドス黒くてドロドロで、またく食欲がわきません。
以前のＭＲＥのフルーツはフリーズドライになっていました。


酸味の強いトマト料理（鯖のトマト煮など）の缶詰も、缶の内側から錆びて、穴が開く物がありますが・・

http://www.amazon.co.jp/%E3%83%9F%E3%83%AA%E3%83%A1%E3%82%B7%E2%98%85%E3%83%8F%E3%83%B3%E3%83%89%E3%83%96%E3%83%83%E3%82%AF%E2%80%95%E7%8B%AC%E7%AB%8B%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%8B%E3%82%89%E3%82%A4%E3%83%A9%E3%82%AF%E6%88%A6%E4%BA%89%E3%81%BE%E3%81%A7-%E3%83%AC%E3%82%B7%E3%83%94130-J-G-%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%A4%E3%83%B3/dp/4562042931/ref=sr_1_1?ie=UTF8&s=books&qid=1243994609&sr=1-1

本屋で見かけて買ったは良いのですが・・・・
うーん、Ａレーション＆Ｂレーションの本と考えればいいんですかねぇ・・・・
個人的には微妙ですねぇ・・・・

お！？これは興味あるかも。
早速本屋に行って来ます。

大型書店を幾つも回って探しましたが見つからず、結局アマゾンで注文し、先日届きました。


イワユル「戦闘糧食」に関しての本ではありませんが、ギャリソンレーションに関してのレシピが詳しく載っていますので、ヒストリカルゲームで再現するにはうってつけでしょう。
それに単なるレシピ本に留まらず、アメリカ人がこれらのメニューに対して思い入れをもつ理由や、メニューに関するウンチクがユーモアたっぷりに語られているのが興味深いです。
それに所々に挿入されたイラストや写真も参考になりますし、何よりレーションや軍隊スラングに関するコラムがためになる！
実際に米兵の間で語られている様々な食に関する噂や勘違い、実際にあった笑える話なども、アメリカンジョークばりに滑稽に語られていて、読み物として面白いですね。

最近出ているミリメシ本の中では、群を抜いていると個人的にはおもいます。

カタログ的なミリメシ本と思って読むと、ちょっと違いますけどね。

自動アンケート作成＋の今月買った本 2009年4月
http://203.138.211.206/cgi-bin/vote+/htm/1238809867.html
に貴サイトが参考リンクに貼られていました。
それを見て来ました。
色々な本が紹介されていますが、管理人様が一番オススメな本は何でしょうか？

どう言う流れで参考リンクとして紹介されたのか？良くわかりませんが、コチラで紹介している本は戦闘糧食およびそれに関係する本や雑誌記事について、私が気が付いた物だけを紹介しています。

その中でのオススメと言う事でしたら、断然「戦闘糧食の三ツ星を探せ！」ですね。

レーション図鑑と言う書き方ではないので、読み物として面白いし、世界情勢も良くわかります。

あとは、「日本の兵食」（仮題）と言う本が近いうちに出版される予定ですが、これも面白い！！（はず）です。

「日本の兵食」（仮題）　面白そうですね

何処の出版社でいつ発売ですか？
価格はおいくらですか？

カマド出版（ＳＡＴマガジンの出版社です）より、今年の夏頃出版予定！ですが、まだ詳しい日程は未定・・

何故なら著者の日本語能力が劣っており、校正に時間が掛かりそうだから。

価格も未定・・

ですが内容は凄いですよ！何故なら日本の軍用糧食の神様といわれる川島四郎が纏めた「軍用糧食の研究」と言うレポートを資料としておりますので。
これは東大農学部の倉庫から偶然発見されたものですけど、実は軍用糧食に関する資料は殆ど残っていないのです。
川島四郎自身が後の自らの著書で書いているのですけど、大正以前の資料は関東大震災で失われ、戦中に研究された資料は、戦災を恐れて各地に分散しておいたにもかかわらず、これも尽く空襲で焼け、終戦時には軍の命令で残っている資料を破棄せよとの事ですっかり処分してしまったようです。


なのでこの資料が残っている事が奇跡！
初出の写真資料や各種野戦口糧の製造工程まで発見されました。
今までの定説を覆すような新事実が幾つも載っていますよ。
圧巻は昭和初期に日本陸軍が各国から集めた当時の戦闘糧食コレクション！もちろん写真付です。

内容は少しマニアックですが、この分野のマニアには堪らない内容であるはずです。

と、著者の方が言っていました。

夏ごろですか、それは楽しみですな
鈴木さんに伝えて下さい（笑)
「戦闘糧食の三ツ星をさがせ」「戦場の衣食住」
「ＵＳ衣食住カタログ」（私はこれでレーションを知りました）
に続いて名著の誕生になりそうですね

資料として纏めるのか、読み物として面白く纏めるのかは存じませんが楽しみにしています

それじゃ



８

＞資料
もしかして、以前画像掲示板の方で提示があったものですか？

そうです。まさかこのような資料にめぐり合えるとは、インターネットは凄いツールです。

あれから連絡を取らせて頂き、資料を貸して頂きました。

あの資料は実は某研究所の倉庫から発見されたのですが、資料を引き取る所が無く、危うく埋もれてしまう所でした。
折角の見つかった資料なので世に出したいということで、最初はＰＤＦ化してサーバーにアップしようと、資料を貸していただいた方とお話していたのですけど、スキャンするには幾つか問題が・・
まず膨大な量であること。
紙質が悪く、薄くて経年劣化で破れやすい事。
サイズがＡ3近く、ウチにあるスキャナーでは2回に分けてスキャンする必要があり、さらに合成作業が必要である事。
などで、作業は断念。　大切な資料を傷めるわけには行きませんから。

それに旧漢字は一般の人には殆ど読めませんし、言い回しも戦前の書き物ですから特徴的で、手書きなので、分かり難い部分も多々あり、翻訳が必要です。

そこでこの中から内容をピックアップし、現代語に直し、出版物として出そうという事になりました。

しかし、ココからが大変で、まずは膨大な資料全てに目を通し、必要な部分をピックアップしていくのですが、実験の詳細や数値、グラフなども多いので、意外と書ける内容は限られててきます。また昭和16年の資料なので、まだ研究途上の項目が多く、戦後の資料と矛盾する所も多いのです。そこで他の資料を探して裏を取ったり、補足を入れたり、この作業も資料が少なくて難航しました。
ですが、この作業をで一番の収穫は、何と言っても野戦口糧の実物が自衛隊の資料室に残されており、それを目にすることが出来た事でしょう。　それも全く完全な形で。
1個は開封されており、中身を見ることも出来ました。

さてさて、原稿がある程度進んで、今度はどこか出版社を探さなくてはいけません。
ＳＡＴは最新の軍事情報を発信する雑誌なので、歴史物は毛色が違うと思い、某歴史軍事を得意とする数社に知人を通じてコンタクトしてみましたが、あまりにも内容がマニアックすぎて商業的に売れないと、中々良い返事はいただけませんでした。　
それでなくても現在は出版不況で、本が売れない状況です。

最終的には現在お世話になっているカマド出版に無理を言ってお願いし、なんとか形になりつつあります。

これで資料を貸していただいた方にも、なんとか顔が立ったのですけど、まだ実際に出版されたわけでは無いので、気は抜けません。

ちなみに現在、その資料は他にも見たいという方がいるという事で、元の所にお返ししました。

うーん
なんか難しそうな本ですね
レーション大量入手おめでとうございます
だけど一人事情は解りませんが趣味人が減ったわけで残念ですな
出版期待しています

画像掲示板で書きましたが、製造中止されて入手が難しくなる陸自ＩＩ型糧食を纏まった数確保する事が出来ました。


暫くはレーションを集める作業をあまりしていなかったのですが、先日、不意に常連さんからメールが届いたのです。

なんでもある事情によりコレクションを手放す事になり、オークションで売ることも考えたそうですが、折角苦労して集めたコレクションなので、価値が分かる人に是非引き取って欲しいとの事でした。
僕にとっては嬉しいお申し出でしたので、ありがたくお受けする事にしたのですが、荷物が届いてビックリ！
手付かずのＭＲＥが3箱に各種自衛隊糧食。さらに珍しい台湾軍や、僕の持っていないオレンジのＨＤＲやＨＡＬＡＬ宗教食、果てはイスラエル軍まで入っています！！
これには驚いて、早速お礼をせねばと僕も珍しいレーションを送ろうとしたのですが、また本日5箱も荷物が届きました。
そしたらさらに珍しい糧食が大量に！！
その中には僕がお礼にと送ろうとしていた種類のレーションまで・・
レーションのお返しにレーションを送ろうとしていたことも馬鹿ですが、まさかこれほどの物が送られてこようとは・・

詳しくはこちらに紹介していますので、何が送られてきたかをご確認下さい。

http://10.studio-web.net/~phototec/yokoku.htm

本当にご好意、感謝いたします。

タク誌初めて読みました。
トップページてのは凄いですね､いつもなんですか？
アクセサリー等々が無いのはコレクターとしては寂しいですね
出来れば実食レポート有れば良かったと思いますが、後日掲載ですか？

閑話休題
今年のＯＦＦ会の予定は、いつごろでしょうか？

トップペジに載ったのは初めてです。。ってか、書いた本人が驚いています。

編集部も思い切った事したもんです（汗


実食レポートについては、なんと！！さっき決まったんですけど、全メニューを次号以降紹介します。

ただし、自衛隊の許可が出ればの話ですけど。

建前上自衛隊員以外の喫食は不可なので・・

御深いについては、これから詳細を決めますが、次回は東京で開催予定です。

キャロルさんの射撃場を会場に貸して頂ける事になっているので、今からお楽しみに〜♪

おお！！実食レポート次号からですか、期待しています。

OFF会何時くらいですかね？私は平日は100%無理、土日も残念ながらちょっと参加は無理かなと
キャロルさんの豪華射撃場が開場ですか。キャロルさんは新店舗オープン位に一度行きました。
さすがレーションのキャロルというだけあって大量にＭＲＥ置いていました。

最近私しか書込みしていない様なので、他の方の為に少し書き込み控えます。

それではＯＦＦ会頑張ってください

2007年の東京OFF以来行ってなかったので、
今年こそは必ず行ってみたいです、
自分は平日なら参加可能ですよ、
それまでに色々とレーションを入手しておきますね。

詳しい情報が決まり次第ご連絡します。

それまで暫くお待ちください

待機準備状態ニ入ル。

地方が東京では参加できないですね。（主に交通費）
すみませんか、皆さんで楽しんでください。


追伸
ヤフオクでチーズバーガーの缶詰を買っておいておいたら、炸裂しておりました。（写真はないですよ）やはり、プルトップは保存に向かないですね

こちらで
戦闘糧食ランキング
野外で作るご飯
駐屯地で作るご飯
などのビデオが見れますよ〜

中華風肉団子が一位というのは、なんか納得いきませんが・・・

http://www.mod.go.jp/gsdf/special/movie.html

中華風肉団子、私は結構好きですけどね（＾＾；
自分的に最下位のクラッカー＆ハムステーキが3位でした・・・

パックから直接喰うときに肉団子は食いやすいんでしょうね。
夏場に冷やし中華が出ても【温食】なんでしょうか？
カレーはおいしそうでしたが、各種ミリ飯本を見ると海自の金曜カレーの方が副食が豪華なようですね
陸自は副食がサラダだけでした。

スミマセンキャロルさんで販売している
ヒータミールプラス？てなんですか？
概要解りましたら教えてください
今回は購入しませんが・・・

僕もはじめて見た時は何だろうと思いましたが、キャロルさんのＨＰで紹介している写真に米国政府所管の物品に付与する管理番号を示すＮＳＮがありますね。

NSN ナショナル　ストック　ナンバー　.（国有備品番号）　
　軍をはじめ公官庁で採用されている物品全てに付けられている識別番号で、保管、仕入れ管理の番号。
最初の番号8970は糧食を示し、ハイフンの次の二桁数字が製造国を表わし、01は米国製である事を示しています。
キャロルさんのＨＰでも「米軍にて新たに食べられているレーション」と書かれているので、おそらく仕入先が米軍の・・と言う事でしょう。

見た目が軍用っぽくは無いですけど、それはコンプリートミールキットなども同じで、そう言う仕様の物もあります。

多分軍用に限定せず、災害などで被災した人に配ったり、広い使われ方が出来る製品ではないでしょうか？

内容については僕が説明するまでも無く、ＨＰが詳しいのですが、要するに温かい食事がどこでも気楽に食べられるように、食糧と加熱剤と加熱剤反応用の水がセットになった物のようです。

どうもありがとうございました
そんなところだと思いました
後はキャロルさんの説明待ちでしょうね

ＮＳＮてそうゆう意味でしたか
でもなんで途中隠しているんですかね？
シリアルでも入ってて入手経路がバレルとまずい事とかあるんですかね
謎です

えっと、NSNについて補足させて頂きます

＞ハイフンの次の二桁数字が製造国を表わし、01は米国製である事を示しています。
この2桁の数字は製造国ではなく、採用・保有している国を表しています。(勿論、政府発注品はほとんどが自国製となりますが国外メーカーが独占している物品等は他国製になります)
よって、00、01はどちらも米国を表していますが、米国製という意味ではありません(00と01の違いは1974年以前のFSNで管理されている物資が継続して採用されている場合は00、それ以降は01が割り当てられます)

＞多分軍用に限定せず、災害などで被災した人に配ったり、広い使われ方が出来る製品ではないでしょうか？
私もそうだ思います ^^
NSNの記載があるから軍用という訳ではなく、Ｍさんが言われているようにフィーマ(FEMA: Federal Emergency Management Agency)やコーストガード等に納品されていそうですね。

＞シリアルでも入ってて入手経路がバレルとまずい事とかあるんですかね
えっと、上記の通りNSNはあくまで物品コードですので、一部の物資を除いてNSNからメーカー、納品業者、納品年等を割り出す事は出来ません。

例) NSN 1234-56-789-0ABC

1234 FSC(Federal Supply Classification)
12 FSC GROUPまたはFSG(Federal Supply Group)
34 FSC CLASS
56 NCB(National Codification Bureau) CODE

・最初の2桁(例では12)はFSC GROUPまたはFSG (Federal Supply Group)といい「武器」や「衣料品」といった物品の大まかなカテゴリを表すコードで、10(WEAPONS)から99(Miscellaneous)まで78のカテゴリあります。

・上記のFSGを含めた4桁(例では1234)をFSC(Federal Supply Group)といい、FSGを更にカテゴリ分けしたコードで、1005-9999までの675のカテゴリがあります。
例えば、NSN 84XX-XX-XXX-XXXX の場合、FSG 84 は「CLOTHING, INDIVIDUAL EQUIPMENT & INSIGNIA」のカテゴリを表し、BDU等は8415(CLOTHING, SPECIAL PURPOSE)、ブーツ等は8430(FOOTWEAR, MEN'S)のコードが割り当てられます。
お手持ちのBDUやブーツのタグを御覧になれば、8415や8430からNSNが始まっているのが分かると思います。

・ハイフンの次の2桁(例では56)の数字は、本来NCB(National Codification Bureau) CODEと言いますが、実際にはCOUNTRY CODE（国別コード）と表記される事が多く、採用・保有している国を表し製造国ではありません。

レーションの場合、FSG 89 は「SUBSISTENCE」、FSC 8970は「COMPOSITE FOOD PACKAGES」のカテゴリのコードです。
下記はFSG89に分類されているFSCの一覧です。

FSG FSG Description FSC FSC Description
---------------------------------------------------------------------------
89 SUBSISTENCE 8905 MEAT, POULTRY, AND FISH
89 SUBSISTENCE 8910 DAIRY FOODS AND EGGS
89 SUBSISTENCE 8915 FRUITS AND VEGETABLES
89 SUBSISTENCE 8920 BAKERY AND CEREAL PRODUCTS
89 SUBSISTENCE 8925 SUGAR, CONFECTIONERY, AND NUTS
89 SUBSISTENCE 8930 JAMS, JELLIES, AND PRESERVES
89 SUBSISTENCE 8935 SOUPS AND BOUILLONS
89 SUBSISTENCE 8940 SPECIAL DIETARY FOODS & FOOD SPECIALTY PREP
89 SUBSISTENCE 8945 FOOD, OILS AND FATS
89 SUBSISTENCE 8950 CONDIMENTS AND RELATED PRODUCTS
89 SUBSISTENCE 8955 COFFEE, TEA, AND COCOA
89 SUBSISTENCE 8960 BEVERAGES, NONALCOHOLIC
89 SUBSISTENCE 8965 BEVERAGES, ALCOHOLIC
89 SUBSISTENCE 8970 COMPOSITE FOOD PACKAGES
89 SUBSISTENCE 8975 TOBACCO PRODUCTS
89 SUBSISTENCE 8999 FOOD ITEMS FOR RESALE

NSN(National Stock Numer)とNSN(NATO Stock Numer)の違いや、NSNの7桁以降の意味についてはDLAのサイトに詳しく載っています。（全FSG/FSCの一覧は毎年DLAで公開されます）

私の勘違いを訂正していただき、ありがとうございました。
それと、僕自身非常に参考になりました。

折角の情報が埋もれてしまうのは勿体無いので、この内容を箱の解説ページに転載させていただけませんか？
都合が悪いようでしたらご連絡ください。

＞折角の情報が埋もれてしまうのは勿体無いので、この内容を箱の解説ページに転載させていただけませんか？
勿論、転載等は自由ですし、NSNのコード体系は世界中で広く使われているものなので私には制限出来るものではないので ^^;
このサイトは世界中のレーションを扱っているのでもう少し補足させて頂きますね。

NCBコードの事をカントリーコードと呼ばれるの記載しましたが、NATOコードと記載される事の方が多いのでNATOコードと記載した方が分かり易いと思います。

「カナダ軍 個人用食料パックＩＭＰ」のページに
----------------------------------------------
NSN 8970-21-887-9548 (breakfast/lunch)
NSN 8970-21-887-9549 (lunch)
NSN 8970-21-887-9550 (supper)
----------------------------------------------
とありますが、NATOコードが21になっていますよね。
下記コード一覧で21は勿論カナダになっていますが、NSNの上位4桁+2桁でどの国のどんな物資かある程度
把握出来ます。

======================= コード一覧 =======================
00, 01 United States 12 Germany 13 Belgium 14 France 15 Italy 16 Czech Republic 17 Netherlands 18 South Africa 19 Brazil
20 Canada 21 Canada 22 Denmark 23 Greece 24 Iceland 25 Norway 26 Portugal 27 Turkey 28 Luxembourg 29 Argentina
30 Japan 31 Israel 32 Singapore 33 Spain 34 Malaysia 35 Thailand 36 Egypt 37 Korea, Republic of 38 Estonia 39 Romania
40 Slovakia 41 Austria 42 Slovenia 43 Poland 44 United Nations 45 Indonesia 46 Philippines 47 Lithuania 48 Fiji 49 Tonga
50 Bulgaria 51 Hungary 52 Chile 53 Croatia 54 Macedonia, The Former Yugoslav Rep. of 55 Latvia 56 Oman
66 Australia 70 Saudi Arabia 71 United Arab Emirates
98 New Zealand 99 United Kingdom

このＳＦってどんな意味があるんだろう？と思って調べたら、どうもSpecial Forcesの略らしい・・

specifically designed for the Army's Special Forces they are higher in nutrition and protein then a conventional meal.

多分、某オークションからの情報だと思いますが、それはガセだと思います。

SFは、段ボールの種類を表す記号だと思われます。
以前は、V2sという記号だったのをご存じだと思いますが、これに関しては、下記文書に記述があります。
http://www.dscp.dla.mil/subs/support/specs/acrs/m026.pdf
12ページに外箱に関する仕様が記されていて、V2sについても記述されています。
ASTM Dxxxxというのは、米国のASTM規格のコードで、いわゆる段ボール箱に関する規格のようです。
MIL SPEC的には、PPP-B-636で規定されているようです。
V2sという記号そのものについては、下記に記載がありました。
http://www.marines.mil/news/publications/Documents/MCO%20P4030.21D_1.pdf
2-3ページ(91ページ)
Type SF (solid fiberboard) can be obtained in grades 125, 175, 200, 275, 350,
500 and 600 with compliance symbols of V2s, V3s, V4s, W5s, and W6s, as
shown in figure 2-1, tables 2-3 and 2-4, which are taken from ASTM D 4727.
The small "s" indicates solid fiberboard.
V2sは、「強固な繊維版」の等級の1つですね。
ここで、SFも登場します。
V2sなどを含めた「強固な繊維版 - SF (solid fiberboard)」を指すみたいです。

MREの栄養に関する仕様は、下記9ページに概略があります。
http://www.dscp.dla.mil/subs/rations/rations_book.pdf
MRE SFというレーションに関しては、一切資料が出てこないはずです。
軍事機密ではなく、存在しないものですから。
恐らく、オークションの記述は、売らんがための出まかせでしょう。

なるほど、非常によく分かりました。

＞某オークションからの情報
そうなんですよ、この写真もそこから引っ張っています。


裏を取ろうと情報を漁っても、全く出て来なかったんですけど、なるほど、存在しない訳ですからそうですよね。
で、久しぶりにNATICＫ　Operation Rationを確認したら、８ｔｈ　ＥＤＩＴＩＯＮになってましたね。
http://www.natick.army.mil/soldier/media/print/OP_Rations.pdf
米軍レーションの歴史なんかも載ってて、これも参考になりました。



＞皆様

未確認情報で混乱させてしまい、申し訳ありませんでした。＜（_　_）＞

投稿された方の依頼により、2009年03月20日 (金) 15時59分に記事の削除がおこなわれました。

このメッセージは、設定により削除メッセージに変更されました。このメッセージを完全に削除する事が出来るのは、管理者の方のみとなります。

英軍の新しい
24 HOUR MULTI CLIMATE RATION
らしいです。



http://www.defenceimagedatabase.mod.uk/fotoweb/Preview.fwx?position=4&archiveType=ImageFolder&sorting=ModifiedTimeAsc&search=&fileId=096F9B16531325BF2AA3431E60D7BC7EDBCC065CDE190622B020D12FD38A9F0881BD9CF98E18691A64CA0FE8C849488219521A4B8C86EB99FF8E0B4A9F83D074E9B6205D3906F19B984BAEAB73CEFE3783ABC164772628D59D26E77E2DD84381B0AC92E7C508F4FFB6DA2C708B0741AC51EE9C7411D5C653F8B1BD95A2756BFB
http://www.defenceimagedatabase.mod.uk/fotoweb/Preview.fwx?position=3&archiveType=ImageFolder&sorting=ModifiedTimeAsc&search=&fileId=096F9B16531325BF2AA3431E60D7BC7EDBCC065CDE190622B020D12FD38A9F0881BD9CF98E18691A64CA0FE8C849488219521A4B8C86EB99FF8E0B4A9F83D074F7ABBC9E4ACE2160984BAEAB73CEFE3783ABC164772628D59D26E77E2DD84381B0AC92E7C508F4FFB6DA2C708B0741AC51EE9C7411D5C653F8B1BD95A2756BFB

仕方を失敗してしまいました。
スミマセン。
アドレスの後半部分はコピペしてください。

試してみましたが、何も表示されませんでした。
（Internet Explorer 7です）

この↓URLで表示される先頭2件がそれでしょうか。
http://www.defenceimagedatabase.mod.uk/fotoweb/Grid.fwx?position=1&archiveid=5004&columns=4&rows=2&sorting=ModifiedTimeAsc&search=(IPTC025%20contains(ration))

分かりにくくて申し訳ありません。
Dachoさんの示されたＵＲＬ（英国国防省）の
All Archives - Defence Image Database
の中に画像があります。

【栃木】那須塩原のパン宇宙へ(朝日新聞　3/17)
　日本人宇宙飛行士、若田光一さんらが乗ったスペースシャトル・ディスカバリーの打ち上げが１６日朝（日本時間）に成功し、日本人が宇宙で暮らす時代の幕が開いた。この飛行に那須塩原市東小屋の「パン・アキモト」の主力商品「パンの缶詰」が食糧として同乗している。その名も「スペース　ブレッド」だ。
（後略）
http://www.asahi.com/food/news/TKY200903170239.html

この手のパンの缶詰は美味しさや保存性や耐衝撃性はともかくとして、やや嵩張りすぎるのでコンパクトさを求められる宇宙食の類にはあまり向かないと思っていましたが、あっさりクリアしてしまいました。

以前、ドイツ軍やオーストラリア軍レーションに時限爆弾が仕掛けられているという情報が出ていた時に、ドイツ軍レーションを検品したところ、かなりの数にジャム爆弾の液漏れが見つかり、対処して被害の拡大は免れましたが、今回、嫌な予感がしたのでオーストラリア軍のレーションを全て検品した結果、１個に見事フルーツ缶が爆発して、液が袋内に飛び散っていました。　しかし、発見が早かった為ふき取り作業だけでダメージもほとんど無く、不幸中の幸いでした。
で、念の為全てのフルーツ缶を取り出し隔離。１個は液漏れが始まりつつある状態、１個が内部にガスが発生したのか、膨張がはじまった状態、残りは正常でしたが、安全の為試食してしまう事に。

と、言うことで、ダメージを受けたレーションを中心に試食を開始し、良い機会なのでＨＰのオーストラリアのページを全面改装しました。
未だ工事中ですが、興味があったら覗いてみてください。