[445] OBの大井様リサイタルのご案内
投稿者:いながき@管理人
投稿日:2004年03月04日 (木) 01時33分
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三弦OBの大井様(1987年ご入学)によるリサイタルが京都にて行われるとのメールを頂戴致しましたので、ここで掲載させていただきます。
>このたび、日本国内では初のチェンバロ・リサイタルを開催致しますので、 御案内申し上げます。
17世紀初頭に現れた奔放な音楽、それは後に「バロック(=歪んだ真珠)」と呼ばれました。ダンス(舞曲)、カノン技法(追いかけっこ)、装飾・変奏されてゆく民謡/鼻歌、といったキーワードでバロックと現代作品を対比しつつ、「癒し系」とはまた違った、その捩(ねじ)れ具合を味わいたいと思います。
今回は梅岡楽器様が、ジャーマンとイタリアンの2種類の楽器(ヒストリカル)を、東京から運んで来て下さることとなりました。ジャーマンは曽根麻矢子さん等が演奏会や録音に愛奏なさっている、素晴らしい楽器です。中全音律によるタリアンの雅びな響きもお楽しみ頂ければ、と存じます。
◆大井浩明チェンバロ・リサイタル http://www.h4.dion.ne.jp/~ammh/topics-kyousan.html [第4回青山音楽賞研修成果披露演奏会] 2004年3月14日(日)15時00分開場/15時30分開演 青山音楽記念館バロックザール(京都) 一般3000円/学生2000円 [アクセス] http://www.h4.dion.ne.jp/~ammh/access.html (阪急嵐山線上桂駅改札口左へ徒歩4分)
【第1部】 J.J.フローベルガー 《来たるべき我が死を弔う黙祷》 * 三宅榛名 《カム・バック・トゥ・ミュージック〜チェンバロ版(2004)》(日本 初演)* G.ムファト 《パッサカリア》 C.ジェズアルド 《王のシャンソン》* S.アギレーラ・デ・エレディア 《第八の旋法による戦争のティエント》* 伊左治直 《機械の島の旅(夜明け) (2004)》(委嘱新作・世界初演) M.ロッシ 《第七トッカータ》* J.S.バッハ 『音楽の捧げ物』より《三声のリチェルカーレ》 C.Ph.E.バッハ 『クラヴィーア奏法試論』より《幻想曲 ハ短調》 J.S.バッハ 『音楽の捧げ物』より《六声のリチェルカーレ》
[休憩15分]
【第2部】 G.フレスコバルディ 《パッサカリアによる100のパルティータ》* 高橋悠治 《糸車打令》 (チェンバロ版初演) W.バード 《パヴァンとガリアード第5番》* J.ブル 《主の御名に於いて 第IX》* C.ナンカロウ 《自動ピアノのためのスタディ第6番「カウボーイ」&第15番「 カノンX」》 (チェンバロ版初演) J.-H. ダングルベール 《パッサカリア》* J.ティエンスー 《ファン・タンゴ(1984)》(日本初演) J.J.フローベルガー 《ブランシュロシュ君の墓前に捧げる誄詞》 *
[*印はイタリアン・チェンバロで、その他はジャーマン・チェンバロで演奏]
ご本人様のリサイタルですし、開催日が差し迫っていることから、特例でゲストブックでなくこちらに掲載させていただきました。ご了承下さい。
■[446] a-k(2004年03月04日 (木) 20時59分)
面白そう。バロック音楽良いですよね。 行きたいけど当日は予定が……。
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